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【デザイン&デベロップメントスタジオ面接担当インタビュー#01】見ているのはスキルやコミュ力より、仕事への熱量。

こんにちは。デザイン&デベロップメントスタジオにて、2022年よりWebディレクターとして勤務している山本です。

デザイン&デベロップメントスタジオは、株式会社デジタルスケープ(以下、DS)のWeb制作部門、人材サービス部門です。2018年に部門を設立してから、Webサービスに特化したさまざまなソリューションを提供してきました。

デザイン&デベロップメントスタジオでは組織のさらなる成長のため、中途採用を行っています。そこで、同組織はいまどのような人物を求めているのか?面接ではどんな点を重視して選考しているのか?実際に面接を担当する3名にインタビューを実施。

今回はその第1弾として、営業部を束ねるチーフ・仲道良二さんにお話を伺いました。


【プロフィール】仲道良二(なかみち・りょうじ):大学卒業後、語学学習のためアメリカ・カリフォルニアの大学へ留学。1年半ほどを過ごすなかで個性的な同級生たちと出会い人材業界に興味を持つ。帰国後、広告代理店に就職し営業としてのスキルを積んだのち、2017年2月にデザイン&デベロップメントスタジオの人材部門に転職。現在はチーフとして営業部門のマネジメント、人材派遣や受託制作の営業活動、未経験メンバーへの研修などを行っている。趣味はマンガ、アニメ、YouTube鑑賞。最近は映画館へ行くことにハマっており、先月は4週連続で足を運んだとのこと。

重視しているのは“仕事への熱量”


ーー早速ですが、仲道さんが面接で一番重視していることを教えてください。

これ、すごく難しいのですが、個人的に最近面接したなかでいいなと思ったのは“仕事に対する熱量が大きい人”ですね。例えば、パッと見の印象はクールそうな人もいるじゃないですか。でも話していくうちに、仕事に対する想いや責任感みたいなものが感じられるエピソードを聞くと「いいな、一緒に働きたいな」と思うかな。あとは、少し似ているのですが“仕事が好きかどうか”を見ています。自身の仕事が好きで楽しくやっている人は、これまでやってきた仕事や、自分は何ができるのかを具体的に説明できる方が多いと感じます。

ーーどういうときに、仕事が好きそうだなと感じるのですか?

最近あったケースで、その方はデザイナーだったのですが「こういうことがやりたいから転職活動をしていて、そのために自己学習でこういうことをしている」というお話をされていました。目的がハッキリしていて、さらにちゃんと行動に起こしている。そういった点でこの方はたぶん仕事が好きなんだろうなと思いましたし、自分の仕事に責任感を持ってやってきたんだろうなと感じたのですごくいいなと思いましたね。

行動を起こした結果、それが実現できているかは別問題だと思っていて、確かにその方は本当に計画性を持って進めて実現できたかと言われると結果としてあまりうまくできなかったというお話ではあったのですが、少なくともちゃんと行動に起こしている時点で僕はいいなと感じました。また、考え方のなかにしっかりビジネス的なマインドを持っていて、数字への意識も持っている、クリエイティブとビジネスのバランスがすごく良かった。その辺も含めて仕事への熱量が大きいと感じました。

ーーその方はやりたいことが具体的にあったとのことですが、よく面接で聞かれる「将来どうなりたいですか」という質問について面接官側が求めていること、質問の意図を教えてください。どこまで具体的に用意すべきでしょうか?

スパンで言うと1年後、3年後、5年後くらいの話だと思っていて、感覚的には1〜3年後くらいはある程度みんな具体的に話せると感じています。求めていることとしては、本人がどこまで自分の将来像を描けているのか、どのようなキャリアを歩みたいと思っているのか、ということを知りたいと思っています。あとはそれが組織の目指す方向と合っているかどうか。なりたい姿が僕らの目指している方向とズレていた場合、お互いに不幸になってしまう可能性がありますよね。

また、希望する将来像を実現できる組織の状態か否かも大事だと思っています。なりたい姿・やりたいことに対して、組織はこういう状況で今すぐ実現の場を用意するのは難しいかもしれないけれど、将来的にはそうしたい・一緒に土台を作っていってほしいと思っている……みたいな、期待値のすり合わせは必要だと思います。僕としては、そういった意図でどうなりたいかを聞いています。

ーーそのような意図があったのですね。ちなみに仲道さんは、営業的な目線で見ている部分もあるのでしょうか?例えば「こういう人だとクライアントにご紹介しやすいな」みたいな。

見ていますね。デザイン&デベロップメントスタジオでは受託制作だけでなく業務委託で常駐する場合もあるので、自分たち(営業)がお客様に紹介できるかどうか、就業したあとのパフォーマンスは問題なさそうか、実際にクライアント先で就業しているイメージが持てるか……。そういった意味では柔軟性と協調性を特に見ていると思います。

あとはコミュニケーションですね。僕としては明るくハキハキ話すことだけがいいとは別に思っていなくて、実際に採用した方のなかには緊張していたりポソポソと話す方もいます。その方たちは、相手の期待に応えよう、相手の意図を汲み取って会話をしようという意識が見えたことと、質問に対する回答もズレていなかったので問題ないと感じました。

ーー話す相手のことを考えたコミュニケーションが取れるかどうかを見ているということですね。

質問の意図を理解して、多分こういうことを知りたいだろうなと考えて答えられるか。あとは分かりやすい言葉を使えるかどうかも僕は見ています。これはクリエイターならではで、普段使っている言葉や用語を使われると分からないこともあります。営業として最低限の知識はありますが、技術的な部分を専門用語で説明されると話があまり入ってこないですね。これは面接の場だけでなく仕事のうえでも、相手に伝わりやすい言葉で伝えられるかどうかはコミュニケーションにおいて大切なことだと思っています。

期待するのは、組織の課題や成長を一緒に考えてくれること

ーーでは、仲道さんはどんな人と一緒に働きたいと思いますか?

これも難しいのですが、一言で表すと僕は“頑張っている人”が好きですね。現状を変えたい・良くしたいと思える人。これは向上心という言葉になるのかもしれないですが、1年経てば人は全然変わると思っているし、1年間を振り返ったときに能力値が成長しているかどうかは自分が一番分かると思うんです。例えば僕の場合は、営業だけでなくマネジメントのスキルが上がったな、とか、採用や育成に携わってできることの幅が広がってきたぞ、とか。そういう意味で「今の自分よりも成長したい、変わりたい」と思える人と働きたいですね、僕自身がそうした気質があるからだと思いますが。表面はクールな感じでも、裏でめっちゃ努力しているとか、泥くさく頑張れる、そういう人がいいですね。

ーー入社後に期待していることはありますか?

そうですね、これから入られる方には組織の運営にも関わっていってほしいと思っています。まだ組織の制度が未完成な部分もあると感じていて、例えば今のクリエイターの評価というのはDSの人事制度にのっとって行われているのですが、それって本当に正しくみんなのことを評価できているのか?と言われると、もっとデザイン&デベロップメントスタジオとしての独自の評価軸があってもいいのではないかと思ったりもします。

あとは、わりと各々で動いている感じがあるというか、営業は少人数で距離が近いので交流も結構あるのですが、クリエイターになるとそれぞれ任されている案件があったり常駐していたりするので、どこに帰属意識を持てばいいのか分からなくなってしまうこともあるのではないかと思っています。そういうところで、組織として成長させるために必要なものやできることがまだあると思っているので、例えば前職ではこういう制度があった、こんなやり方でうまくいっていた、という事例など、組織をより発展させるために制度や施策への意見なども出していってほしいと考えています。

面接では飾らずに自然体で。フラットに対話ができれば

ーーこれまで面接されてきたなかで、この人はデザイン&デベロップメントスタジオのカルチャーに合っているな、逆に合わないだろうな、と感じることはありましたか?

合いそうだなと感じることが多いのは、協調性が高い人ですね。ひとりで自由にゴリゴリ進めたいという人よりは、物事に対して誰かと協力して進められたり、困っていたら助けるよ、というスタンスの人が多いと感じます。

ただ、ひとりでやって結果を持ってくるぜというタイプの方を必ず採らないわけではないですし、そういう方がいてもいいと僕は思っています。活躍させられるかどうかはマネジメント側の問題だと思うので、今はまだその土壌はできていないかなと思いますが、個人的にはそういったタイプもありだと思います。

ーー協調性というのは、具体的にどういう部分を見ていますか?

“相手目線か”をすごく見ていますね。周りを見て何か困っていそうだったら声をかけるというような気配りとか、人の意見を受け入れて否定しない共感力とか、そういったことを含めた協調性。面接はだいたい1時間程度で、そのなかの会話やエピソード、話し方から汲み取っています。なかなか難しいですけどね。

気配りとかそういったことは変えるのが難しいと言いますか、入社してから伸ばせるものとそうではないものがあると思うのですが先ほど言った協調性は後者だと感じています。もう少し細かく言うと、人とうまく仕事をするための対人能力で協働力や気遣いができる親和力。これらは伸ばそうと思っても簡単には育ちにくいので特に気にして見ているという感じです。

ーー最後に、これから面接を受けられる方へメッセージをお願いします。

あまり飾らずに、自然体のまま臨んでいただきたいかなと。お互いフラットに、対等な関係としてお話がしたいと思っているので、そんなに身構えずに自分のなかで伝えたいことややってきたことを伝えていただければと思います。きちんと整理して、自分の言葉で伝えてもらえれば僕らはそれをしっかり汲み取るので、ぜひ自然なままの状態でお会いしたいなと思っています。

今回は面接担当インタビューの第1弾をお届けいたしました。
ぜひ面接準備の参考にしてみてくださいね。
また、今後も他2名のインタビューをアップしていきますのでそちらもご覧ください!




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