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【The FIRST Step】「運に身を任せちゃダメだ!」と悟った下請けエンジニアの転職ストーリー。AGESTで働きたいと心を動かした理由とは?

未経験から当社に入社したポテンシャル人材の活躍、彼ら彼女らの夢や目標にスポットを当てた「The FIRST Step」。エンジニアとしてこれからますます活躍していくAGEST社員のインタビューシリーズです。

今回はAGEST飯田橋(東京)ベースで働く高木さん。元々技術派遣会社に在籍し客先常駐で働いていたものの、IT業界自体は未経験だった高木さんがAGESTと出会ったのは、転職イベント会場でした。AGESTのイベントブースに立ち寄るまでは『QAエンジニア』という職種も知らなかったとのこと。

そんなご本人が新しい世界に飛び込んでみようと思ったキッカケや、イベント会場で声をかけた採用担当との対談でぶっちゃけていただきました!

自分に合う環境を求めて社会人から再び学生へ

採用担当(以下採用):
高木さんは高校で電子工業を専攻されて1社目に入社され、AGESTに入社するまではITとは無縁だったんですよね?

高木さん:
そうなんです。1社目はメーカーに就職しました。部品の検品作業を行う部署に配属され、取り扱う部品を細部まで確認する作業をしていました。少しのキズや汚れも許されないため、検品作業を行う場所も特殊で、除菌・外気を遮断された完璧な衛生環境に籠っていました。
防護服やゴム手袋などを着用する必要もあるのですが、それらが自身の体に合っていなかったようで…肌に負担がかかり生活に支障をきたしてしまい予期せず退職することに…。

そういった体への影響がない環境を探さなくちゃいけないという思いと、新卒で入社した会社を早期退職してしまった焦りから、「次に就く仕事は、長い目で見て役立つスキルを得られる業務がいい!」と考えておりました。まず最初に頭に浮かんだのが『デスクワーク』でした。ただPCスキルはほぼゼロでしたし、具体的な仕事のイメージが全く湧かず、悩んだ末に自分探しの意味も込めて職業訓練校に入学することにしました。社会人として通用するPCスキルはそこで身につけることができたなと思っています。
デスクワークであること、親元を離れて自立できる待遇、など環境面やプライベート面を重視した結果2社目の技術派遣会社に入社することになりました。

採用:
お客様先に常駐されていらっしゃったとのことですが、具体的なお仕事内容が気になります!

高木さん:
2社での常駐勤務を経験しましたが、どちらも全く異なる仕事内容でした。1案件目は自動車部品メーカーの品質管理部門、2案件目は発電システムの設計・管理業務部門への派遣でした。どちらも初めて携わる内容だったので、日々知識を身につけることに必死でした。

採用:
働きながら勉強をするって大変ですよね。知識を身につけていく機会は設けられていましたか?

高木さん:
私の場合、1案件目は自動車の仕組みや、担当する業務の重要性まで細やかに教えていただきました。しかし2案件目は全くそのような機会がなく…不明点を近くにいる方に尋ねても『○○さんに聞いて』『それは○○部の人に確認して』と、質問しても、たらい回しにされることは日常茶飯事でしたね。

1案件目が手厚かった分、余計にギャップを感じました。しかし『これも経験値、知識に変えよう』と日々どんどん変化していく現場環境に必死に喰らいついていく日々でした(笑)。環境が変化することは派遣形態で働く以上避けられないことですし、それを『学ばない理由』にしてしまうのは甘えに過ぎないという考えを持ち続けていました。どんな状況でも自身の成長に繋がる糧であるはずだと奮い立たせていました。

『将来を運で左右されたくない』と転職を決意

採用:
どんな状況でも知識に貪欲に頑張っていらっしゃった印象ですが、転職を考え始めたキッカケはどんなことでしたか?

高木さん:
職業訓練校時代から現在も気持ちは同じで『一生モノのスキルを磨くこと』が目標です。ただ当初はPC操作も満足にできず、まず働ける環境を見つけることが最優先でした。結果として派遣会社で働くことになり、様々な経験を積むことができたと感じています。

ただ率直に思ったのは『運に将来を預けられない』ということです。私が在籍していたような派遣会社は顧客の要望と求められるスキルがマッチして初めて案件に入ることができます。常に”選ばれる側”であり、せっかく培った知識も次の案件では全く使わずに無駄になってしまう可能性も少なくありません。また『こういう仕事に就きたい』と明確な夢ができても、運良くピッタリな案件が舞い込んでくるとは限りません。
そうなると『一生モノのスキルを磨く』という人生の目標は今のままでは達成できそうにないなと思い、まずはこの環境を変えようと思って転職活動を開始しました。

採用:
なるほど。では転職活動は『スキルが磨ける』というのが1つの軸だったんですね。実際に転職活動はどのように行っていたんですか?

高木さん:
求人媒体に登録して、自分で求人を確認して選考を受けていました。実際にIT企業2社、メーカー企業1社から内定をいただいておりました。ただ自身の転職活動の時期であるスキルアップを叶えられるかは確証が得られていませんでした。どうしようか悩んでいたところ、求人媒体の広告で就職イベントが開催されることを知り、新たな発見を期待して参加申し込みをしました。

採用:
そのイベントこそが我々AGESTと高木さんの出会いでしたね!高木さんが我々のブースにお越しくださったことは今でも覚えていますよ。

高木さん:
僕も鮮明に覚えています。元々「QA」という業務内容自体は理解していましたが、「QAエンジニア」という職種が存在することは知りませんでした。イベント会場を1人で巡っている際にAGESTのブースでそのワードが目に入り、「どんな職業なんだろう?」と興味が湧き、会社説明をお聞きしました。今思い返すと、「QA」という言葉を掲げて出展されている企業はAGESTだけでしたね。

採用:
既に内定をいただいてると聞いていましたが、継続して企業情報を収集していらっしゃって学習意欲の高い方だなと思っていました。ブースでの出会いからAGESTの入社に至った最大の決め手はどんなことでしたか?

高木さん:
内定をいただいてたIT企業2社への志望度が高かったのですが、いずれも社内SEとして保守運用という役割でした。「未経験だから最初は仕方ないか」と割り切ろうと思いつつも、中々決断に至れていませんでした。今思うと入社後のイメージが全く湧かず、軸だった「スキルアップできる環境」という部分にマッチしているか否か判断ができなかったんだと思います。
AGESTに関してはイベントブースで人事部長の方ともお話する機会も設けられており、業務内容、学習環境、将来描けるキャリアパスなど、気になることを事細かく伺うことができました。中でも熱心に説明いただいた「AGESTの研修体制」には非常に魅力を感じました。おかげで自身の働く姿が鮮明にイメージできて、内定いただいた他企業へモヤモヤしていたこともAGESTに対しては一切感じませんでした。内定をいただき、イベントブースで出会った当時の気持ちが入社を後押ししたと思います。

一生モノの専門スキルを磨くAGESTの学習環境

採用:
魅力に感じていただいた研修制度ですが、実際に参加してみた感想はいかがですか?

高木さん:
テスト技術にコミットした研修なので、約1.5ヶ月という短期間でもかなり濃密な情報をインプットすることができました。演習レベルが段々と難しくなっていくので、自身の理解度がリアルタイムで認識できるところも効率的だなと思います。座学、グループワーク演習、個人ワーク演習と無駄なくカリキュラムが構成されているので、私のような未経験の方にとっても、ある程度知識のある方でも、無駄なく専門学習ができるのが一番の魅力ではないかと思います。

研修そのものとは異なる話ですが個人的に感動したことが1つ…。研修期間終了後、プロジェクトに参画する日程まで数日間余裕がありました。正直に言うと、やるべきことが定まっていない時間をどう過ごすべきか不安もありました。しかし、AGESTには「AGEST Academy」という独自のe-learningシステムが存在していて、社員なら時間に制限なく自己学習が可能です。QAエンジニアとしての登竜門的な存在である「JSTQB」の資格取得に向けたコンテンツも充実していて、この期間はこれらをフル活用して自己学習に励んでいました。この学習時間で事前にインプットした知識は、初めてプロジェクトに参画することへの緊張を和らげる安心材料になったと確信しています。

この時に感じたのは「常に勉強しつづけなくてはいけないエンジニアにとって、なんて自然に学習ができる環境なんだ…!」ということ。当初不安に感じていた数日間もこんなに有効活用できることに驚くと同時に、AGESTに入社してよかったなと思ったエピソードでした。

採用:
なんとも嬉しいお話です…。やはり業務と学習の両立って中々難しいこともあると思うので、効率よく学ぶ機会を提供できるのがエンジニアファーストなAGESTならではかもしれませんね。

高木さん:
その通りだと思います。開発工程の延長線上に「テスト」が存在しているという理解をされている方もまだまだ多いかもしれません。僕もその一人でした。ただ「QA」というのは開発工程全体を俯瞰する存在であり、ただ不具合を見つければいいというわけではないので知識の幅も広いと思います。その点を十分に理解している第三者検証機関ならではの環境作りだと感じますね。

スキルも自信も身についた今、目指したいエンジニア像って?

採用:
自己学習されていた期間を終えて、プロジェクトに参画された当初のお話も聞かせてください!

高木さん:
待機期間を終えて意気揚々と迎えた1案件目は中々多忙を極めた業務内容でした(笑)。元々スケジュールがタイトだったようで、私も早速テスト設計と実施の両方を担当しておりました。

ハードな現場といっても殺伐とした環境ではなく、わからないことは周囲の先輩方が丁寧に教えてくださり、「最初からこんなにハードなのはしんどいだろうけど、この忙しさは今後に活きるから!」とモチベーションケアもしてくれていたのが良い思い出です(笑)。

研修期間に学んだ内容を活かしつつも、やはり現場でしか学ぶことができないこともあるなと感じました。一番に挙げられる点は「実施者のことを考えて設計すること」が非常に重要であるということでした。実際に手を動かす実施担当者がいかに理解しやすいか、効率的に進められるか、QAには誰かを配慮する気持ちが大事なんだと実感しました。

採用:
仕事はチームプレーで成り立つもので、自分の思うままに進めては躓くこともありますよね。「QAには誰かを配慮する気持ちが大事」という気づきが得られたというのも1つのスキルアップですね!
現在はどのような業務を行っていますか?

高木さん:
とある金融サービスのプロジェクトに参画し、主にテスト実施を担当しています。最初のプロジェクトでご一緒した先輩の言った「この忙しさは今後に活きるから!」という言葉の通り、何事も先んじて考え、行動する意識が備わったと思います。
「自身のタスクが終わったから」「特に指示されていないから」と受動的な考えは捨てて、「余裕がある今何をやっておくべきか」「他メンバーのサポートに入れないか」と全体を俯瞰することでチーム全体の業務効率UPに貢献したいと思う今日この頃です!

採用:
やはり先輩の言葉には経験則からくる説得力がありますね!ちなみに…そういった先輩方を含め、AGESTにはどういう社員が多い印象ですか?

高木さん:
入社当初はフレンドリーな方が多いという印象を持ちました。かといって踏み込み過ぎず、こちらが困ったときには手を差し伸べてくれる温かさを感じます。本格的に業務がスタートして感じ始めたのは、皆さん文章が非常に丁寧であることですね。Slackでのコミュニケーションが多いのですが、「どんな事象が起きていて、何に困っていて、こういう解決策を考えている」と簡潔にまとまった文面は非常に参考になります。

採用:
丁寧な文面…もしかすると、日々正確さを求めるQAエンジニアあるあるかもしれないですね...!
社員の尊敬する面も見えてきた頃のようですが、現時点でAGESTで働く最大の魅力ってどんなところですか??

高木さん:
やはり学習環境が一番に挙げられますね。自身の経験上、働きながら学習をすることはある種自分との戦いでもあると思います。いかに自分を奮い立たせてやる気を維持するか、メンタル的な部分も関係していると思います。その点AGESTは社員のレベルに応じて学習コンテンツが設けられていることを初めに、自身が今何を習得すべきか明確に理解でき、時間の制限を設けず自身の都合に合わせて学習ができることなど、機能面・メンタル面どちらも満たしてくれる環境があることは一エンジニアとして恵まれているなと感じます。

あとは柔軟性が高い点も!。何かイレギュラーなことやトラブルが発生しても「その時できる最善のこと」を一緒に考えて行動に移す風土があると思います。

周囲の方々のフォロー姿勢を見習いつつ、誰かのバックアップをチーム全体で支えることには非常に安心感を抱いています。

採用:
柔軟性はフルフレックス制度、リモート勤務可能という働き方にも現れているかもしれませんね。入社半年未満という短い期間でたくさんのことを肌で感じていらっしゃるんだなと思いました。

高木さん:
そうですね。入社から現在に至るまで濃ゆい時間を過ごしています!転職活動をしていた当初の自分に「粘り強く企業情報を収集してよかったな!」と伝えてあげたいです(笑)。

転職活動時の軸だった「スキルアップできる環境」に身を置くことができ、マネジメント職に就きたいという目標も見えてきました。
初めてプロジェクトに参画した際、ハードな現場ではあるものの新規メンバーを和ませたり、自然とチームの一体感を生む言動力を持つリーダーの方にとても憧れを抱きました。
この力は、QAエンジニアとしての技術はもちろん、広範囲で周囲を俯瞰できる視点と相手の目線に立てるコミュニケーションスキルだと感じました。この力を私も1つ1つ吸収して、いつか自分が憧れられる背中を見せたいなと思っています。

採用:
素敵な夢だと思います!そういう目標を持つ方が近くにいると、周囲のかたも自ずと刺激を受けるはずです。転職活動時の高木さんのように、将来への不安や迷いを持ってる方にメッセージをお願いします!

高木さん:
このインタビュー記事をお読みになってるあなたが、少しでもAGESTに興味を持っているなら、まずは行動に移してみてください。「スキルがないから」「IT経験がないから」という不安で行動に移すことを躊躇しているならば、手厚い研修を通した技術育成プロセスがAGESTにはあります!入社してからスキルを磨ける環境で、将来への希望もグッと広がる会社です。その環境が1人1人のスキルを伸ばし、社員と組織の信頼関係を生み、自由度と柔軟性を作っていると思います。

バックグラウンドに捉われないAGESTで、一緒に夢を見つけましょう!


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