9月2日にLT(ライトニング・トーク)を開催しました。
今回で第8回目!前回同様に飯田橋テックセンターとオンラインにて同時開催しました。
飯田橋テックセンターには30名超え、オンラインには40名を超える観客が集まり、学びあり・笑いありだった今回の様子をお届けします。
おさらい~LT(ライトニング・トーク)って?~
ライトニング・トーク、略してLTとは、持ち時間5分で行う短いプレゼンテーションのことです。AGESTでは、エンジニア同士の交流の場を創出するべく、オンラインでLT会を定期開催しています。毎回、各部門から発表者に集まっていただいて、みなさんの持つ知識や技術を参加者に共有しています。
NEWスタイルでスタート
前回同様、プレゼンターは4名。普段お仕事であまり関わることのない、全く異なる4部署からそれぞれ1名ずつご登壇いただきました。
今回のLT第8回目では2つのNEWスタイルを取り入れてみました。
1.司会者は2名で
現地の様子とオンラインの様子、それぞれキャッチしたい気持ちはあるものの、司会者1名だと目が追いつかない…!そこで、技術広報のちゃっきーが現地司会者を、エンジニアのOさんがオンライン司会者を、2名で司会を務めさせていただきました。
2.ピザを食べながらパーティー風に
LTの開始時刻は19:30。皆さん業務終了後にお集まりいただいております。飯田橋テックセンターは「飲めるオフィス」という別名を持っているので(と、私は思っています)、今回もお酒を準備し、さらに空間を楽しんでもらおうとピザを頼んでパーティー風にセッティングしました!
1人目、Uさんの「身代金…ではなく善行を要求するランサムウェア」
トップバッターはセキュリティエンジニアのUさん。
”ランサムウェア”と聞くと、悪いことをイメージする方が大半だと思います。しかし、この世には善いことを要求するやさしいランサムウェアも存在すると紹介してくださいました。
セキュリティ愛の深いUさんですが、今回の登壇理由は「ランサムウェアに興味を抱く”キッカケ”を与えたいから」とおっしゃっていました。元々知識があった方も、そうでなかった方も、Uさんの落ち着いたプレゼンに引き込まれたのではないでしょうか。
2人目、Sさんの「2022年、すべてが「加速」する時代に備えてみた」
2人目はCTO室所属のSさん。地方でフルリモート勤務しているため、今回も離れたご自宅からご登壇いただきました。
「夏と言えば…(※1)ハイプ・サイクル!」と、エンジニアの夏の風物詩(?)のご紹介からスタート。テクノロジーが時間の経過とともにどのように進化しているのか、観客席からはSさんのプレゼン資料を真剣に見つめる視線を感じました。
世の中にはたくさんのLCAP(ローコードアプリケーションプラットフォーム)があることをご説明いただき、実際どんなふうに利用するのかデモンストレーションを行ってくださいました!
「エンジニアとしてお仕事する中で、日々メジャーなものに触れて、最高のUI/UXを生み出せるように意識している」というSさん。お話を聞いて、私自身も”加速”する世界に柔軟に対応できる人でいたいなと思いました。
3人目、Yさんの「皆さんの(たぶん)知らない人材戦略推進部のお仕事」
大きな歓声で迎えられた3人目のYさん。普段は真面目な部長さんですが、テンポの良いプレゼンにオンライン・オフライン共にたくさんのリアクションを掴んでおりました。さすが!
LTでは技術に関する知識が多い中で、Yさんのテーマは採用人事。基本的な採用に関する知識、社員紹介(リファラル採用)の重要度についても詳しくお話してくださいました。
「皆さんと一緒に組織拡大を目指すうえで、会社の魅力をもっとたくさんの方にも知ってもらいたい」と語ったYさんの言葉には技術広報も同感です。エンジニアの皆さんに「会社にとって採用って大切なことなんだな」と感じていただけるプレゼンだったかと思います。
4人目、Yさんの「パラレルキャリア~SQiPに飛び込んだ4つの理由、やってよかった4つのこと~」
大トリはクオリティテクノロジー事業本部に在籍するYさん。こちらの事業部は8月に発足したばかりの新設部隊で、Yさんにとっては初めてのLTでした。
「今の職場環境以外知らないし、もし社内異動になったら苦労するかも…」と不安を抱いていたYさんは、知人の紹介で(※2)SQiP研究会の存在を知ったそう。文章力に自信もあったことから「論文を書いてみたい!」と思い、すぐにこの研究会に飛び込んだそうです。
結果として、論文を残せたことはもちろん、社外の人脈も広がり、知的好奇心に刺激を受けることができたとのこと。当初抱いていた不安も払拭することができ、実際に異動の辞令が出たい際はすんなり受け入れることができたとおっしゃっていました。
日々不安を抱くことは誰しもあるかと思います。Yさんのお話からは、そこから行動に移すことの大切さを学ぶことができました。
(※1)ハイプ・サイクル
特定の技術の成熟度、採用度、社会への適用度を示す図である。ガートナー社がこの用語を造り出した。※Wikipediaから引用
(※2)SQiP研究会とは…
創立35年を迎える、ソフトウェア品質分野で最も歴史のある研究会。様々な職種から多様な立場の方が参加しているコミュニティで、2018年~2019年度の参加者は64社117名とのこと。
※Yさんの資料から引用
LT第8回で感じたこと
新たなスタイルも取り入れ、前回よりもたくさんの参加者を迎えることができたLT第8回。
実は今回、嬉しい出来事がありました。司会の緊張から解放されつつ、現地の片づけをしていたところ、各所から「私もLTで話してみたいです!」「〇〇事業部の方が登壇したいって言ってましたよ~」と、終了直後に次回開催に向けたお声をいただくことができました。
これは「学ぶって楽しい!」というカルチャーが徐々にAGESTに広まってる証拠なのではないかと感じました。
もっともっとこのカルチャーを広げるために、そしてその魅力が社外の人にも伝わるように、LTを盛り上げていきたいです。