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社員ブログ#8 知識と経験の積み重ねが充実感につながる

至善館職員の入職したきっかけや仕事のやりがいについて社員ブログを掲載しています。

至善館で働くことの魅力についてお伺いしました。至善館で働くことの意義やどんなやりがいを感じているのか少しでも感じていただけたら嬉しいです♪

自己紹介と入職したきっかけ

至善館で経理を担当している青柳幸子です。大学卒業後、3年間の銀行勤務の後、約20年間のブランクを経て至善館の母体であるアイ・エス・エルに入職し、2021年に至善館に移籍しました。この変革の時代にどのようなリーダーの下で働きたいか、と考えた時、豊かな人格を持つリーダー像を思い浮かべました。運営母体であるアイ・エス・エルや至善館の教育の特徴の一つに、リベラルアーツが組み込まれていることがありますが、人間の根幹を形成するための教育として、リベラルアーツが組み込まれた教育アプローチに関心を持ったことが、入職のきっかけとなりました。

至善館における経理の仕事

経理・財務の仕事は、検定料、入学金、授業料等の学納金の入金管理、寄附金の受け入れ、経費や給与の支払い、税金や社会保険料の納付、支払い調書の作成、資産の棚卸、決算や予算業務、監査対応、所轄官庁への届出等の業務を行っています。これらの業務は、日次、月次、年次と、年間を通してスケジュールが決まっているので、先を見越して業務を行うことが可能です。経理といえば毎日地道に従事するイメージですが、上記の業務に加えて重要なのが、数々の新しい案件に対する対応です。至善館では、毎年のように国内外の新しいプロジェクトや仕組みが立ち上がり、新たなお金の流れが発生します。これらの会計処理を学校法人会計基準や規程に準拠した形で行うにはどのような選択肢があるかを柔軟に考え、会計士や税理士に相談しながら進めています。

仕事に対する思いやミッションについて

至善館は、他に類を見ない独自のアプローチで世界一の大学院を目指し、教職員一丸となって日々議論を重ねており、そのエネルギーを身近に感じることは、とてもワクワクする体験です。経理はじめバックオフィスの業務は組織の土台となる部分ですので、至善館の一員であることに誇りを持ち、他のチームの役に立てるようコミュニケーションをとりながら仕事に向き合っています。また、少人数で運営している至善館においては、マルチタスクが普通です。経理だけでなく、他の業務を経験することが他チームを理解することにつながり、結果として自分の業務をスムーズに進めることにもつながります。

現在、私は要介護3の母親の在宅介護をしながら在宅勤務をメインに業務にあたっています。介護離職が社会問題となり、個々の事情が千差万別なために介護に正解がない中、職場や家族の理解を得ながら希望に沿った形で仕事を続けることができています。在宅勤務を続ける上では、同僚とのコミュニケーションの大切さを強く実感しており、またその点が最も苦労する点でもあります。週一回の全体ミーティングでは各チームの予定や進捗の共有がなされ、経理チームでも毎日必ず朝礼と夕礼を行いお互いの顔を見ながら業務の確認をしていますが、ともすれば他のスタッフやチームの状況への配慮が疎かになり、全体の動きを見失ってしまいます。雑談や世間話ができる環境ではない分、業務上の些細のことでも自分から会話をするように心掛け、また逆に呼びかけられた時には柔軟に対応できるよう努力しています。

仕事を介護の両立は、体力的にも精神的にも容易くはありませんが、仕事からは社会とのつながりを、介護からは老いに関するレッスンを得ていると、前向きに考えています。

どんな人に応募して欲しいか、仲間になって欲しいか

手前味噌になりますが、至善館スタッフは皆、素晴らしい面を持っていて貪欲に真剣に切磋琢磨しながら、世界一の教育機関となることを目指し活動に取り組んでいます。

敢えて私が一緒に働きたい人を挙げるならば、至善館の理念に共感していることを前提に、①広い視野を持ち、仲間を思いやれる人、②何事も楽しめる人の二点になります。

また、日々の業務においては、うまくいくことばかりではありません。しかし組織にとってどのような貢献ができるかを考えながら、知識や経験を積み重ねてゆくことを喜びとし、変化を楽しめる人ならば、必ず至善館での日々も充実したものになると信じています。


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