この企画は、DX-Works株式会社代表 高橋がお世話になっているクライアント様に「実際、DX-Worksを導入してみてどう?」とリアルな声を聴かせていただくインタビュー企画。
記念すべき第一回目は、株式会社テックピット代表の山田晃平さんです。
今年でお付き合いして約1年。普段は聞けないDX-Worksの体験談をお聞きしました。
■クライアント企業様プロフィール
株式会社テックピット
株式会社テックピットは、各分野の専門的な知識・経験を持ったITエンジニアによる学習コンテンツで最新の技術が学べるプログラミング学習プラットフォーム「Techpit」と、ITエンジニア育成に特化した戦略的人材リスキリングSaaS「Techpit for Enterprise」を提供。
DX-Worksは、コンテンツの開発、エンジニアのマネジメント、戦略設計まで多岐にわたりサポートさせていただいています。
企業のDX化に必要な”学び続けるデジタル人材”を支援するTechpit
高橋:
山田さん、よろしくお願いいたします。
まずは山田さんから簡単に事業の紹介をお願いできますか?
山田さん:
弊社は企業で活躍するデジタル人材を育てる、リスキリング支援の学習プロダクトを作っています。企業のDX化が進んでいく中で、企業の中に必要なデジタル人材が圧倒的に足りなくなってきています。企業に属しても学び続け、企業の方向性に合わせてスキルシフトしていくのが重要な今、必要人材の育成を支援している会社です。「リ・スキリング」=「再びスキルを身につけていく」という意味ですね。
“DXのための育成”というミッションと重なる
山田さん:
ご紹介いただいたのは、高橋さんの前職の方でしたね。その方と高橋さんのやりとりを見ていた時、「あ、この人は優秀な方だな」と思って。その1年後に高橋さんがDX-Worksという会社名で起業されたのを聞き、“DXのための育成”という僕らの掲げるテーマとリンクしたので、お手伝いいただけないかなと思ったんです。
高橋:
はじめは「To B向けの育成サービスを作りましょう!」というお話でしたね。
お話ししていく中で、「To B向けをソリューション化したい」「でも実現するには開発の人手が少ない」と、やりたいことに対しての課題が見えてきて。開発はもちろん、それ以外でも自然と関わる範囲が増えていきましたね。
山田さん:
高橋さんは前職で上場規模の会社のSaaSを作っていた経験もあるので、ぜひ力を借りたかったんです。
雇用ではない、“サブスク型のCTO”というジャンル
山田さん:
高橋さんにご協力いただくにあたって、「どう入っていただくのが良いかな?」とは考えていました。 アドバイザーや顧問だったらアドバイスだけ、エンジニアさんだったら手を動かすだけだと思うんですが、結局、高橋さんはその両方を担ってくれていますね。開発の立ち上げでは実際に作業もしてくれるし、さらにエンジニアのマネジメントもしてくれる。稀有な存在だと思います。
高橋:
自分を言語化するとしたら、サブスクCTOですかね。
DX-Worksは、 「所有(雇用)はしないけどうまく使ってね」 という表現がはまるかなと。
僕は、技術力や技術にストイックな姿勢ではTechpitのエンジニアさんにはかなわないと思ってます。ただ彼らを尊敬する一方で僕の役目は、守備範囲広くエンジニアさんの抜けをフォローできるところだと思っているので、一緒にやっていくとうまくいく部分が多いかもしれないですね。
本気のフィードバックの裏には、開発・マネジメントの経験と使命感
山田さん:
やっぱり、高橋さんが前職でやり切っているという経験値はすごく大きいですね。
上場する規模の会社のプロダクトも組織もゼロから作ったというのは、開発においても会社の意思決定の場面においても、すごく助かります。
「これってどうしたらいいですか?」って質問に、「前職での経験からいくとこうした方がいい。こういうデメリットがありますよ」というのを体験ベースで伝えてくれて、 それを実際に手を動かして推進もしてくれる。あんまりそういう方って、他にいないので。
高橋:
僕自身が客観的になりづらい性格なのかもしれないですね。関わったチームや組織、事業に対して「なんとか良くしたい」という想いが強いです。時間的な制約がある作業が発生したときは、自分自身にもムチを打ってます。「Techpitのために何かしたい」「山田さんを助けたい」 っていう想いですね。
山田さん:
前に高橋さんから率直なフィードバックをもらった時があって、コミット量に驚きました。
目標設定をするタイミングで、僕が開発チームのやるべきことに踏み込みすぎてしまった時、高橋さんが 「それってぶっちゃけ、開発側からしたらいい気分じゃないですよ」 って率直に言ってくれて。あんまり社外の人としては言わないことだと思うんですけど、当事者意識でTechpitを良くしようと思ってくれているんだなって、本気を感じましたね
高橋:
私が前職でマネジメントしていた時は、社長や経営陣が上にいて部下を率いてました。人事の采配とか人事制度で会社がどう動くか?というのは、かなり敏感になりましたね。
山田さん:
あとは 「先がわかる」というのも大きい と思います。たとえば僕が解決した方が早くても、中長期的に見ると開発チームが「言われたことをやらされるチーム」になっちゃう案件もある。そういった時、 数十人のエンジニアチームのマネジメント経験がある高橋さんに、長期的なビジネス視点でも「このタイミングはこうしてました」というアドバイスをもらえるので、未来から話をしてくれている感じがします。
失敗も経験もすべて隠さず提供。志のあるスタートアップ企業を支援するDX-Works
山田さん:
1年経って、高橋さんも含めチーム全体がまとまってきてますね。本当にチームの一員なんだなって思ってます。
高橋:
良かった、何よりです。
僕自身、“外注”という言葉は外と中を分けるみたいで嫌なので、一緒に仕事するからには成果でコミットしたいです。「Techpitの成長に貢献したい」という想いが強いので、変わらずご一緒できたらいいなと思っています。
山田さん:
こちらこそ、よろしくお願いします。
DX-Worksは、 投資ラウンドがシード、シリーズAくらいのスタートアップ企業におすすめ ですね。単純に良かったことのアドバイスだけでなく、失敗も踏んだからこそ一歩先の経験値がある。
「このフェーズだったらこのやり方がよかったけど、上場した後にこうなってしまった」
という失敗談も包み隠さず共有しながら判断してもらえるので、本当、助かってますね。
僕の夢は、たとえば“電車で隣の人を見たらTechpitのサービス使ってる”みたいな、日本国民みんなが使うくらいの規模のサービスを作りたいなと思ってます。
「世の中に大きい影響を与えたい」「自分がつくったものを色んな人が使ってる姿を見たい」 と思ってるので、引き続きよろしくお願いします!
高橋:
その時は、僕もまた新たな関わり方ができてたら嬉しいです。
こちらこそ引き続きよろしくお願いします!
高橋あとがき
僕は「何かを実現するぞ!」って夢見て意気込む起業家タイプではなく、自分が価値貢献できる場所で色んな人に貢献できたら幸せだなと思うタイプ。だからこそ、山田さんのように夢の大きい方は本当に尊敬しています。
夢の大きい人には人が集まるし、応援する人もいっぱいいる。その強力なパートナーになれるよう、個人としてもDX-Worksとしても成長を続けていきます。
会社概要
商号 :株式会社テックピット
所在地 :東京都千代田区平河町2-5-3 Nagatacho GRiD
代表者 :代表取締役 山田 晃平
設立 :2018年7月10日
事業内容:教育コンテンツサービス「Techpit」の企画・開発・運用
URL :https://enterprise.techpit.jp/
商号 :DX-Works株式会社
所在地 :東京都千代田区九段南一丁目5番6号 りそな九段ビル5階
代表者 :代表取締役社長 高橋 和樹
設立 :2020年11月27日
事業内容:SaaSの技術を用いた、DX支援
URL :https://dx-works.co.jp/