先日9/7に、MURRALの2025年春夏コレクションのランウェイショーが開催されました。
華やかなショーの表舞台はYouTubeやテレビなどで何となく見たことがある方が多いかと思いますが、今回はその舞台裏に注目してみたいと思います。
MURRALは「日常に少々のドラマチックを」というコンセプトのもと、繊細かつ大胆なデザインが特徴のブランドです。独自のテキスタイルや、複雑なパターン、職人の手仕事による美しい刺繍が際立つアイテムの数々。
今回のコレクションでは、デザイナーの関口が描いた抽象画のようなグラフィックが目を引きました。花柄を描いた後に柄の一部を消し取ることで、原型を留めていない不思議な“花柄のようで花柄でない柄”が生まれたといいます。今季のテーマである「奇妙な美しさ」を象徴していました。
しかし、このショーの成功を支えていたのは、美しい服やモデルだけではありません。
舞台裏では、CEORYのモノづくりチーム以外のメンバーもフル稼働していました。
ショーの前には、ワークツール・Notionのプロジェクト&タスク機能を用いてTo Do整理および進捗状況を可視化して全員が同じゴールに向かってショーの準備を進めていました。
デジタルツールを用いて、タスク漏れのリスクを低減し、効率的に確実にプロジェクトを完遂する。これがCEORYのプロデュース力の根幹になっています。
▼Notionのプロジェクト&タスク
▼ショー開始前に招待客へ渡すお花の準備
▼お客様目線でランウェイをチェック
▼撤収作業も自分たちで迅速に
当日は、他にもケータリングの手配、インフルエンサーとのコラボ配信やライブ配信設備の構築、招待客の案内や人員配置の調整などなど、服やモデル以外の部分でも朝から各メンバーが役割分担して進行。本番はわずか10分ほどのランウェイショーですが、各方面で各メンバーが責任を持って準備していました。
タスクの効率化とクリエイティビティの融合が、MURRALのオリジナリティ溢れるデザインを支えていたのです。
それぞれが自立して与えられた役割を全うする姿は、まさにCEORYのVALUEである「分散型自律組織」を体現していました。外部の業者に丸投げせず、自らの手も動かす点にもブランドビジネスの川上から川下までプロデュースするCEORYらしさが表れています。
このような、モノづくりへの情熱 + 確かなプロジェクト実行力こそ、CEORYの強みです。このビジネスモデルがファッションの未来を切り開くことを目指しています。