中途入社者へのインタビュー企画「Youは何しにjinjerへ?」の第五弾!
今回は、jinjer導入後、運用定着の促進を役割とするカスタマーサクセス部に中途入社した、横井さん、邉見(へんみ)さん、鈴木さんにインタビュー。
3人はセールス職種からの転職活動を経て、カスタマーサクセスへ配属されています。
今回は、3人の「転職しようと思ったきっかけ」、また「配属後の苦労ポイント」「カスタマーサクセスをしている中でのやりがい」について、さまざまな視点からお伺いしてきました。
jinjer社では、カスタマーサクセスだけでもさまざまなポジションがありますが、その詳細について知りたいという方は、ぜひお読みいただけますと幸いです!
※「Youは何しにjinjerへ?vol.4」に関する記事はこちらから👇
ーまずは、それぞれの前職の仕事内容/役割を教えてください!
横井:私は、自社製品であるセキュリティパッケージソフトのセールスと導入コンサルティングを担当しており、主に公共インフラを扱う企業や自治体に向けてご支援をしていました。
鈴木:私は、人材系の広告代理店会社にてセールスをしており、担当企業は大企業で、日々さまざまな企業様へ提案をしていました。
邉見:私は、機械メーカーのセールスをしていました。扱っていた商材としては‟磁気”で、いわゆる専門メーカーという立ち位置で日々お客様と相対していました。
ー転職きっかけを教えてください!
横井:私は「お客様の本質的な課題解決ができず、もどかしさを感じたこと」が転職のきっかけでした。
『セキュリティ分野』というのは、その意味合いが幅広い分、お客様の課題も幅広く存在します。前職の商材は、セキュリティ分野の中でもかなり‟尖った製品”を扱っていたことから競合がおらず、お客様から選んでもらう機会が多くありました。
ニッチな領域の製品である反面、自社製品だけではお客様の根本的な課題解決に至らないケースもいくつかありました。
他社のSIerと提携すれば解決に寄り添える可能性も十分にありましたが、セキュリティ課題が重要視される昨今で、完全に解決まで提案できないことに対し、もどかしさを感じていました。
その中で「より解決幅の広いIT事業に携わりたい」という思いが募り、転職活動を開始しました。
鈴木:私の場合は「新しい取り組みに対する億劫な文化」に疑問を感じ、転職活動を開始しました。
広告代理事業として約40年の歴史ある会社だったことから、いわゆる『保守的な文化』が定着しており、組織変革や新しく仕組み化することに対して、腰が重い組織風土がありました。
個人的には、この点に疑問を感じたこと、また「自身が理想とする働き方ではないのではないか」という思いが徐々に募り、転職活動をするに至りました。
邉見:私は「ITに興味を持ち始めたこと」がきっかけでした。
製造業界ではコロナ渦の影響から、IoT化が進んでいましたが、中小企業の製造業界ではIT化が遅れていました。
そんな中でお客様から「IoT分野の製品開発を目指して勉強してほしい」と言われ、勉強していたら、ITそのものやその将来性に興味が湧いてしまいました。
興味が湧いたら、動くのも早く、気づいたらSaaS企業への転職活動をどんどん始めていました。
ー他社比較した上で、jinjerのどこに惹かれましたか?また決め手はどんな部分にありましたか?
横井:私の場合は「プロダクトの価値提供幅が広いこと」でした。
先程申し上げたように、前職では自社サービスで解決できる幅が狭いことに、もどかしさを感じていました。
そのため転職活動軸としては、長年IT業界に携わっていたので「IT業界であること」、
またIT業界の中でも「お客様の業務に直結し、幅広く解決策を提供できるサービス」を見ていました。
その中で、HRSaaSの中でも展開するサービス領域が広いジンジャーは、まさに自分が抱いた思いに重なる部分があり、大変魅力に感じました。
鈴木:私は「創業間もない会社で、できることがたくさんありそう」という点が最終的な決め手となりました。
転職軸としては、スタートアップで将来性がありそうなSaaS企業を軸におこなっていました。
どの会社も魅力的でしたが、最終の決め手となったのは面談時に言われた言葉でした。
具体的には、選考時に「会社に落ちているボールをどんどん拾っていきたい(課題を拾って組織改善していきたい)」ということを、どの会社にも伝えていたのですが、他社は「サポートしていくので一緒に頑張っていきましょう」といった内容が多くありました。
一方で、jinjer社の執行役員の村松さん・CHO室の末廣さんは「是非拾ってください!」といった言葉を言ってくれました。
その言葉で、‟会社全体としてのアクティブさ”をダイレクトに感じ、自分が求める会社像と合致したことから、jinjerへの入社を決断しました。
邉見:私は「一緒に働けるイメージが湧いたこと」が決め手になりました。
jinjerのように、業種業態が違い、設立間もない新しい会社で「自分は活躍できるのか」と入社への懸念も少なからず感じておりました。
ただ現状の中小企業に居続けるより『自分の可能性を広げて評価される企業へいきたい』という思いもあったので、面接を通して、カスタマーサクセス部の部長である万代さんや、中途入社の方々とお話をさせていただいたことで、働く環境や仕事への解像度が上がり、結果入社への後押しとなりました。
ーカスタマーサクセスとしての仕事は主にどんなことをしていますか?
横井:私は主な仕事としては、CS企画とオンボーディング(ジンジャー導入支援・定着)です。様々な業務を担っていますが、大きくは2つの業務にわかれています。
1つ目は、‟CS企画”として、ジンジャーを導入いただいたお客様が、カスタマーサクセス担当に頼らなくても、できるだけ自走してジンジャーを使っていただけるように『テックタッチの強化による顧客体験の向上』を推進しています。また、それにより『社内の生産性を高めること』も実現しようとしています。
2つ目は、オンボーディング業務で、エンタープライズと言われる大企業を対象に、ジンジャーの導入支援・定着を推進するといった、‟プロジェクトマネジメント”に近い業務をおこなっています。
鈴木:私は、オンボーディングと業務・組織改善のプロジェクトを主な仕事とし、大きくは2つの業務にわかれています。
1つ目は、3人のメンバーをマネジメントしながら、100~300名規模の中小企業様のオンボーディングをおこなっています。
2つ目は、CSチーム内の業務改善プロジェクトを通し、組織的な仕組み改善につながるよう日々取り組んでいます。
その他にも、部署の垣根を越えて、フィールドセールスと一緒に取り組むプロジェクトに参画しており、多岐にわたって業務をおこなっています。
邉見:私は、鈴木さんチームのメンバーとして働いているので、業務としてはオンボーディングが中心になります。鈴木さんと同様、100~300名規模の企業様を担当させていただいています。
ー異業種から全く異なる仕事内容をしている中での‟苦労話”などあれば教えてください!
横井:「ジンジャーに関する幅広い知識を深くキャッチアップしながら、様々なプロジェクトを進めていかなければいけない」という点に苦労しています。
CS企画として『どう効率よくオンボーディングを進めていくか?』を考えるときや、いち企業の担当としてオンボーディングを進めるとき、そのどちらの場面においても、多岐にわたるHR業務知識やジンジャーのプロダクト知識が必要不可欠になります。
毎月担当するお客様の数が増えていく中で、手を止めるわけにもいかないので、ここは長年携わっているメンバーに力を借りながら、プロジェクトを進めるようにしています。
鈴木:私は不思議とないのですが…(笑)
強いて言うなら「お客様からサービスリクエストをもらった時の対応方法」ですかね。
代理店事業だった前職は、仮に私の対応方法が不十分だったとしても、媒体元となるサービスへの影響は限定的なものだったと思います。
一方で現在は、自社で開発したサービスを扱うことになります。そのため、「自身の対応がそのままサービス全体の評判に影響を与える」ことにつながりやすく、常に期待値以上のものを返せているか、より意識するようになりました。
邉見:私も、横井さんと似ていて「プロダクト数が多い分、覚えることが多岐にわたる」という部分に一番苦労しています。
日々多くのお客様からご質問をいただく中で、私がすぐに回答ができなかった部分に関しては、スピーディに知識を入れて回答しなければなりません。その際、ジンジャープロダクトの知識・HR領域の知識ともに習得しなければいけないため、この点は最も大変だと感じています。
また、プロダクトの知識習得もそうですが、お客様がやりたいことに対する背景を理解することも大事な部分になります。
背景を理解しないまま、お客様のやりたいことに対する回答をお伝えすると、お客様が求めている内容とはかけ離れた回答になってしまうので、日々お客様とすり合わせをさせていただきながら、導入支援をするよう意識しています。
ここは大変な部分でもありますが、スピーディにお客様の中で落とし込んでいただけるような伝え方を模索しながら、改善しています。
ーずばり!カスタマーサクセスとしてのやりがいは何ですか?
横井:「部署間を越え、一体感を持って改善活動に日々取り組めているところ」ですね。
部署間を越えておこなうプロジェクトの一番の成果としては、‟お客様に早くジンジャーの価値を享受してもらい、お客様の課題を解決できること”にあります。
その中で、対ユーザーに対しては『ユーザーエクスペリエンス(UX)の向上に直接自分が関われること』、対社内としては『LTV観点から会社への貢献にも寄与できること』に、自分の介在価値があると感じながら、様々なプロジェクトに携わらせてもらっています。
入社早々に、会社としても重要と言われている領域を任せていただいているのは、自身のやりがいには繋がっていると言えます。
鈴木:正直、自身がやりがいを感じて動くというより、淡々とやるべきことを見つけて動いていくタイプなので難しい質問ですね‥(笑)
その中で、一番に思うことは、やはりジンジャーをご導入いただいたお客様が、目に見えて改善していく場面を見ると嬉しく感じます。
お客様の「ジンジャー導入からオンボーディング完了後までを一挙に担えること」は、私にとっては一番のやりがいであると言えます。
また運用定着後に関しても、さらなる効率化を目指し、追加で別のジンジャープロダクトを導入していただけた際は、幅広いサービスを通じて、お客様への貢献度を肌で感じることができていると思います。
邉見:運用が始まったお客様から嬉しいお言葉を頂く際に、シンプル且つ大きなやりがいを感じます。
例えば「ボタン1つでできるようになった」等、ジンジャーを使ってお客様の利便性が高まり、お客様の業務が効率化し、その体験からお客様が喜んでくれているのを見ると、本当に嬉しい気持ちになります。
ーちなみに、入社後のギャップはございましたか?
横井:「組織のスピード感が思った以上に早く、若いのに経験値が高いメンバー多いという点はびっくりしました。またその反面として中途メンバーのできることもまだまだあるな」ということを感じました。
スタートアップ企業ならではかと思いますが、ハイスピードでマルチタスクなメンバーが多いように思います。
自分より若いのに、多くのタスクをスピード感をもってこなしていて、ちゃんと成果を出している若手がものすごく多いなと日々感じています。
ただその反面、情報共有の仕組みが不足していたり、個人個人が進める施策に重複が発生してしまっていたりと、業務が‟属人化”することで、起きてしまっている課題も多くあるように思います。
ここに関しては、中途入社とした自分だからこそ、組織を俯瞰した上でより良い組織作りができるよう、自分の介在価値を見出している部分でもあるので、前向きに捉えて取り組んでいます。
鈴木:「思っていた以上に、自分にできることが多く転がっていたこと」です。
入社半年目で、スピーディにマネージャー昇格できたのも、その点が大きかったのかなと個人的に思います。
ただ、横井さんからも伝えてもらった通り、情報共有が縦割りだからこそ社内プロジェクトの進みが円滑ではないことは、外から入ってきた人間として、課題視している部分になります。
また、情報を統合できる人がいないのも少なからずあるように思うので、『ハンドリングしてプロジェクト推進ができる人材』に自身がなることで、課題解決をスピーディに回せるようにしていきたいなと思います。
邉見:「(小さな領域でも)自身がやりたいことを前向きに捉え、やり遂げられるように上司がサポートしてくれること」です。
スタートアップ企業のイメージとして‟一人で頑張らないといけないのではないか”という印象をもっていたので、入社後は、その点がより払拭されました。
上司である鈴木さんが、自分の背中を後押ししてくれる環境にいる中で、伸び伸びと仕事をさせてもらえていることに非常にありがたいなと感じています。
また、『入社後研修』についても大変良いギャップでした。研修は座学だけではなく、動画でジンジャーシリーズに関する勉強ができたので、配属前のスキル習得につながりました。
ーご自身の展望として「こんなキャリアを描いている」「こんな組織にしていきたい」などあれば、教えてください!
横井:「プロダクトを良くしていくことで、さらに‟ユーザーエクスペリエンス(UX)”を上げていきたい」です。
プロダクトを良くしていくことで、お客様がジンジャーを利便性高く使っていただくことが、より優れた顧客体験にもつながるので、ここは引き続き自身の大きなミッションとして、取り組んでいきたいと考えています。
鈴木:「もっと社内に落ちている課題を拾って、業務改善をしていきたい」という思いがあります。
入社前は、組織改善の数を最速でおこなっていく上で、マネージャーになりたいと思って、日々全力で業務をおこなってきた結果、最近マネージャーに昇格しました。
マネージャーに昇格した今は、組織改善をしていくことに加えて、メンバーが楽しく業務をできるよう、そしてその楽しさがお客様にも派生できるように、自身をさらにアップデートさせていくという気概で業務に取り組んでいます。
邉見:「働いているお客様がジンジャーを通して着実に幸せになれるように支援していきたい」です。
私はまだまだオンボーディングで手一杯な部分がありますが、お客様の小さな課題1つとっても、地道でも着実に課題解決へと導けるように、カスタマーサクセス担当として全力でサポートしていきたいなと強く思っています。
ー今後ご応募をしてくださる方へ一言お願いします!
横井:プロパー中心の若いパワフルな会社ですが、次のフェーズとしては「外部の新しい知見を求めている段階」だと考えています。
自分の経験が会社の成長につなげられるというチャンスがあるので、なかなかない経験を詰めると思います。「成熟したサービス」に「スタートアップ要素」が混じった、世の中にもそうそう無い面白い会社なので、興味のある方はぜひお話聞いてみてください。
鈴木:「まだまだボール(課題)が転がっていて、面白いフェーズ」です。
私みたいに、どんどん組織変革をして、上に上がっていきたいと思うようなチャレンジ精神溢れる人にとっては、ものすごく良い職場だと思います。ぜひご応募お待ちしております!
邉見:「異業種・異職種出身と、バックグラウンドが多種多様な人が多く集まる会社」です。
チャレンジできる場がたくさんある環境ですし、そのチャレンジを容認し、サポートしてくれる環境でもあります。
これから入社してくる方は、私の時よりさらに研修内容がしっかりしてくると思うので、勉強した上で、自信もって配属までのプロセスを進んでいただけるかと思います。ぜひ一緒に働きましょう!
顧客の一番近くで企業成長に貢献し、部内を横断して組織改革へ導く、カスタマーサクセスという仕事
今回は、カスタマーサクセスの3人に様々なお話をお伺いしました。
個人的に印象的だったのは「お客様の理想に近づけるようスピーディ且つオンボーディングをおこないながら、組織課題にも向き合うプロジェクトを担っている」という業務の幅広さでした。
導入後のお客様のフィードバックを一番最初にキャッチアップできるカスタマーサクセスだからこそ、組織として改善すべき課題にダイレクトにアプローチできる役割を担えるのではないかと感じました。
日々ジンジャーを導入いただくお客様が増えているからこそ、jinjer社でカスタマーサクセスメンバーを積極的に採用しています!
「カスタマーサクセスとしてのキャリアステップをもっと知りたい」「自分だったらどんな職種に応募できるか?」等、ご興味をお持ちいただいた方は、一度カジュアルにお話しましょう!!
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