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ひとつのキャリアで完結するのではなく、自分のやりたい事に挑戦し続ける【社員インタビューvol.5】

小野耕一

1965年生まれ、兵庫県尼崎市在住。大学で電子工学を学んだ後、1988年関西の民間放送局に入社。情報システム、デジタルコンテンツ運用、宣伝、報道などの部門を経て2021年3月に早期定年退職。同年4月にNPO法人コミュニティリンクに参加。カフェ巡りとバスケットボール観戦が趣味。


どのような業務に携わっていますか?

Urban Innovation Japanで、統括やプロジェクトマネージャーを担当し、山口や名古屋と飛び回っています。PR担当もしています。


コミュニティリンクに転職したきっかけ・経緯を教えてください。

今は58歳ですが、30歳ごろから「一つの会社で勤め上げて引退」という人生ではなく、「ひと段落したら自分が挑戦したいことをして生きていく人生」に興味がありました。

もともと1つのキャリアだけで完結するのは関心が無かったので、前職で早期退職制度を希望し、退職しました。

行政はIT化が遅れているという見込みがあって、自身のITスキルでも十分対応できるのではないかと思い、行政向けにITを用いたアプローチを行っている企業を探していました。そこでたまたまコミュニティリンクを見つけて応募したんです。

当初はのんびりやっていこうと思っていましたが、思ったより忙しい(笑)。
でもいいことやっているという実感はあって、仕事は楽しいですね。


コミュニティリンクのメンバーやカルチャーを教えてください!

「他人の幸せのために働くことで自分も幸せ」という、世の中の役に立ちたいという人が多いですね。
向上心が旺盛で、いい意味で均一性が無く、個性的。
僕もですが、他のメンバーもそれぞれ自身でNPOの活動もしていて、働き方の「自由度」は高い。

コミュニティリンクで働くようになって、NPO組織の運用について現場で学ぶこともできましたね。
将来的にNPOや一般社団法人などを設立しようとする人にはコミュニティリンクが良いロールモデルになると思います。

ただ、組織内コミュニケーションがオンライン化によって、情報のコアや、人間関係のスタンダードが弱い部分はあります。規模・事業の拡大によって、今まで以上にメンバーひとりひとりの役割・ポジショニングが必要になると感じています。


ミッション・ビジョン・スローガンで、一番好きなのはどれですか?

「まちの未来に挑戦できる」が好きですね。働くうえでチャレンジを大切にしてきたので賛同できます。


どのようなキャリアアップや成長をしてこられましたか?

2017年に地元のプロバスケのボランティアに参加し、母親が介護施設に入ったという変化が大きかったような気がします。ちょうど、コンテンツをつくる仕事から報道部門に異動して、3~5年かけて大きなシステム開発をして、ひと段落した時期だったので。

僕は、細かい専門的な内容は概念的に理解して会話ができたら良いと考えているので、スタートアップと自治体の間に入っての「翻訳」は、コミュニケーションスキルを生かしてできていると思います。


これからのキャリアパスや目標をお聞かせください!

もっと若い世代の人たちにプレーヤーとして活躍してほしいので、コミュニティリンクでは中間職のポジションにシフトチェンジをしていきたいと思っています。

個人的には、スポーツ関係の支援活動を地元で本格化したいですね。


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