目次
はじめに
IE事業部のご紹介
そもそもMVVとは?
なぜMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)をアップデートすることになったのか?
MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)アップデートまでの流れ
STEP1 わが事業部の目的(私たちは何者か)
STEP2 わが事業部のイメージ(どこを目指すか)
STEP3 わが事業部の価値観(私たちは何を基準に歩むか)
STEP4 最終チェック
最終的なMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)がこちら
見えてきた我々の強み
MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)をアップデートしてみての感想
最後に
はじめに
こんにちは!株式会社コムデIE事業部、プロジェクトマネージャーの神田です。
私が所属するIE事業部は今年7月に新CTOに三浦を迎え、新体制となりました。
これまで掲げてきたMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を、新体制の発足に合わせてアップデートしましたので、我々の決意も込め、その過程を大公開したいと思います。
IE事業部のご紹介
本題に入る前に、私が所属するIE事業部を少しご紹介させてください!
私たちIE事業部は、システムやアプリの開発を一貫してサポートする事業部です。プロジェクトマネージャー(PM)、システム・アプリ・インフラエンジニア、品質保証(QA)まで、さまざまなスキルを持ったメンバーが集結しています。
また、私たちの拠点は日本、ベトナム、フィリピンの3カ国にございまして、グローバルに活動しています。各国の強みを生かし、日々協力してプロジェクトを進めています。
▼ 実績はこちら
https://www.commude.co.jp/case/
そもそもMVVとは?
MVVとは「ミッション・ビジョン・バリュー」の略で、私たちが「何のために存在するのか(ミッション)」「どんな未来を目指すのか(ビジョン)」「そのために大事にする価値観は何か(バリュー)」を表すものです。これを定めることで、チーム全体が進むべき道筋が明確になり、同じ方向に向かって力を合わせやすくなります。
MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)があることで、「私たちは何を大切にしているのか」「最終的にどこを目指しているのか」を全員が理解できるため、意思決定や行動がスムーズに進みます。日常業務に追われていても、常に原点に立ち返ることができ、ブレずに進化し続けられるのが大きなメリットです。
▼ 会社のMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)はこちら
https://www.wantedly.com/companies/commude/post_articles/881977
なぜMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)をアップデートすることになったのか?
実は元々、IE事業部には以前作成したMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)がありました。
では、なぜ今回そのMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)をアップデートすることにしたのか?それは、新しくCTOを迎えたことが大きなきっかけです。それに加え、他にも新しいメンバーが続々と加わり、我々の事業部がさらに多様で大きくなりました。
この変化を機に、改めて事業部全体で共通認識を持つために、MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を見直すことが必要だと感じました。これからもさらに成長していく上で、しっかりと目指すべき方向をみんなで共有しておきたい、そんな思いでMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)をアップデートしていく動きが始まりました。
MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)アップデートまでの流れ
MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)のアップデートは、新しく加わったCTO三浦を中心に進められました。全員で考えを共有するために、複数回にわたってワークショップを開催、日本・ベトナム・フィリピン、それぞれからメンバーがリモートで参加し、アイディアを出し合いました。
ワークショップでは、以下のステップに沿って、それぞれが自分の考えを出していきました。
STEP1 わが事業部の目的(私たちは何者か)
このステップでは、単に「私たちは何をしているか」を説明するだけでなく、一歩踏み込んで「なぜその事業を行っているのか?」という根本的な問いに向き合いました。それぞれが自分なりに深掘りし、事業の存在意義や社会に対する貢献について意見を出しました。
これにより、表面的なビジネスの枠を超えて、事業の本質を捉える議論ができたと思います。ワークショップを通じてメンバーがどんな夢や願いを持ってコムデに入社したのか、そんな思いも垣間見ることができました。
STEP2 わが事業部のイメージ(どこを目指すか)
次に、「私たちがどこを目指しているのか」という未来像について意見を出し合いました。
このステップでは、ただ漠然としたビジョンではなく、具体的に目に浮かぶような状態をイメージすることを心がけました。議論の中では「どんな時に顧客に喜んでもらえたか」「顧客からの感謝の言葉」など、これまでメンバーが実際に経験したエピソードも数多く出ました。
STEP3 わが事業部の価値観(私たちは何を基準に歩むか)
このステップでは、事業部として大切にすべき「価値観」について議論しました。価値観とは、単に理想を掲げるだけでなく、事業の「目的」や「未来へのイメージ」を追求する過程で、私たちがどう行動すべきかを示すものです。
これにより、日々の意思決定や行動の指針となり、チーム全体が一貫した姿勢で進むための基盤ができます。例えば、「どんな状況でも顧客に対して誠実であること」や、「顧客のビジネスの成功を最優先」など、私たちが何を基準に行動し、どのように価値を生み出していくのかを深く考えました。
STEP4 最終チェック
そして最後に、STEP 1から3で出された意見をみんなでグルーピングし、抽象化・言語化していきました。最後に、チーム全員で確認し合いながら、完成したMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)が下記となります。
最終的なMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)がこちら
▼Mission
知識・経験・技術で顧客のビジネス成長と課題を解決する
▼Vision
顧客志向で全工程を一貫して安心して任せられる信頼できるパートナー
▼Value
共に課題解決を行う・顧客目線・正確性・真摯な対応・クリティカルシンキング・顧客価値
見えてきた我々の強み
MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を見直す中で、全ての要素に共通していたキーワードは「顧客」でした。
私たちの事業部には、PM、エンジニア、QAなどさまざまな役割のメンバーがいますが、「顧客に満足していただきたい」という思いは、どの役割でも共通だったのです。
ただ物を作るだけでなく、顧客と共に歩むパートナーとして、長期的な信頼関係を築いていくことを目指す、この共通した思いこそ、私たちの事業部の強みであり、他にはない価値なんだと改めて自信を持つことができました。
MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)をアップデートしてみての感想
MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)をアップデートする過程で、たくさんの思いがけない気づきがありました。
まず、自分たちが普段意識していなかった強みに改めて気づいたことが大きな収穫でした。当たり前と思ってやっていることが、実は事業部全体の強みになっていることに、これまで気づいていませんでした。このワークショップを通じて、メンバーの思いを改めて共有できたことで大きな自信となりました。
また、意見を出し合う過程で「なぜこの事業をしているのか」、我々の事業の根本的な目的を深く考えるきっかけになりました。これまで漠然と考えていた部分を俯瞰的に見直すことで、我々がやっていることの意義をより明確にできたことは非常に有意義だったと感じました。
最後に、何よりもMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を言語化しアップデートできたことが大きな成果です。決められたMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)に従うのではなく、作成過程にも参加することで、これまで個々に持っていた理念や方向性を具体的な言葉にでき、共通の理解が深まり今後の行動指針としての活用がしやすくなりました。
このプロセスを経て、事業部としてさらに結束できたと実感しています。
最後に
今回のMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)のアップデートをきっかけに、これから毎月、定期的に振り返りを行っていく予定です。普段の仕事でもこれらを意識し、みんなが同じ方向に向かっていけるよう精進して参ります!
これからも、事業部一丸となって進んでいく中で、事業部の取り組みや成長をどんどん発信していく予定です。ぜひ引き続きご注目ください!