はじめに
はじめまして!今年の3月からコムデのクリエイティブ事業部のデザイナーとして入社した大林です。
職業訓練校でWebデザインを半年間学んだ後、未経験でコムデに入社しました。現在は札幌支社で本社のクリエイティブチームと連携を取りながら働いています。
普段仕事でイラストを描くことは稀なのですが、今回はクリエイティブチームの似顔絵を描いてみようという新しい試みを行ったので簡単にまとめてみました。
似顔絵を描くことになったきっかけ
クリエイティブチームはwantedlyの記事を通じて様々な情報を共有してきましたが、採用活動で応募いただく方や、社外お客様にもっとチームメンバーを身近に感じてもらうため、メンバーの雰囲気や様子をより伝わるような似顔絵を書いて、その様子を記事に掲載することにしました。
この取り組みはチームのブランディングや社外の方々にもチームを覚えてもらうための一環として行い、メンバーがより身近で親しみやすくなることを目標としています。
今回は、写真よりも親しみやすく雰囲気が伝わり、さらに社内外のメンバーとのコミュニケーションを円滑にするために似顔絵を導入しました。
流れ
ヒアリング→写真提供→絵を描く→完成
という流れでイラストを描きました。
ヒアリング
まずは絵柄の希望を取るためメンバーへアンケートを行いました。
自分の似顔絵を参考に4種類ほど描き、以下のように並べ、希望する絵柄に名前を貼ってもらいました。
絵柄の種類
①線中心のちょっとリアルな漫画系
②カラフル(水彩orクレヨンタッチ)系
③シンプルオシャレ系
④シンプルデフォルメ系、デフォルメゆるい系
⑤その他(どれにも当てはまらない)
そしてアンケートの結果、③、④あたりに票が集まったため、このタイミングで描いていく絵柄の大枠を固めました。
■チームからもらった意見
・ゆるめでカジュアルな感じが記事に合いそう
・ゆるめデフォルメだと実写との相性も良さそう
・線画系でどこかポイントで色つけるのも良いかも
・ポップなキャラクターの絵柄もかわいい
実際に描いてみよう
それでは実際に描いていきます。用意するものは以下になります。
①iPad、お絵かきアプリ(プロクリエイト)
iPad・・・今回の企画に必須なアイテムです。液晶に直接描けてしまうので、とても楽で絵を描くときの必需品です。
プロクリエイト・・・プロクリエイトとは、iPad専用のイラスト制作アプリです。
サブスクではない、非常に直感的に操作できる、最初からブラシが多数あるという点から、私のお気に入りです!デメリットとしてレイヤー数に制限があるのですが、それ以外は充実した機能がある上に、頭で考えなくても使いやすいのでデジタルお絵描き初心者にはとてもおすすめのアプリだと思います。
②Apple Pencil
こちらも絵を描く時の必需品です。描き心地は抜群に良くてスルスル絵を描けます。ペンタブに使われているようなペンに苦手意識があった私ですが、Apple Pencilに切り替えてから紙のペンと同じような感覚で描けるので重宝しています。
③チームから提供してもらった使用してほしい写真
それぞれ1人ずつそれぞれ何枚か写真を提供してもらいました。
1枚ではなく数枚もらうことで、その人のイメージを固定化することができる安心材料になります。
以上を駆使してとにかく写真を観察しながら描いていきます。
完成した似顔絵
そうして試行錯誤しながら描いた実際の絵がこちらです!
(右下が私です。)
今回はチーム全員がデフォルメ寄りを希望していました。
そのため、注意すべきことは顔はリアルになりすぎず、あくまでデフォルメで描くことが大切です。ただ写真そのものの顔を描くわけではなく、日頃自分がチーム全員と接している時の印象と実際の写真とを自分の中で組み合わせて描きました。
線や塗りのブラシは少しザラついた漫画に使うペンのようなアナログっぽい質感を選ぶことでイラストに味が出るようにしました。
実際に見てもらった反応
完成後、チームのメンバー全員に実際に絵を見てもらいました。
一気に5人を描いたので、どんな反応をもらえるのか少し緊張しましたが、笑顔で拍手をもらえたので一安心しました。
■実際にもらえた感想
・ポップな感じになった!
・それぞれの特徴を捉えてる!
・自分の顔は描きにくいと言われるタイプなのに似ていて嬉しい!
・他の社内の人に見せても絶対誰だか分かってもらえる!
そして感想をもらったあと、社内で使用しているチャットアプリのメンバーのアイコンが似顔絵に変わっていて、私は感謝のチャットを打ちながら心の中で大喜びしたのでした。
最後に
今回初の試みだったクリエイティブチームの似顔絵を描く企画。
私自身はリアル調の方が描き慣れているため、実在の人物をデフォルメにして描くことは大変でしたが、同時に勉強になって楽しかったです。
シンプルにするというのはどの線を選んでどの線を捨てるか、一本一本の線の情報の取捨選択が重要になってきます。なんだかデザインに通じるところがありますね。
そして、今までよりチームの中の人達の雰囲気が見えてきたのではないでしょうか。私たちメンバーが日々熱意を持って様々なデザインに取り組んでいます。面接や面談でメンバーと会う際には、ぜひイラストも見てみてください!
これからもクリエイティブチームはこういった皆さんにチームがより身近に感じていただけるような記事を定期的に掲載していく予定です。
是非お楽しみに!