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【社員インタビュー#10】「デザインでは負けたくない」個人の武器を磨き、組織の戦力に。

こんにちは!人事の森です。


清水 敬方( yukimasa shimizu )

[ 出身大学 ]武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科
[ 出身 ] 神奈川県
[ 趣味 ]漫画を読む、アニメや映画観賞、キャンプやサウナ


ー前職の仕事内容を教えてください

大学卒業してからは、就職という形ではなくアルバイトではありましたが漫画家のアシスタントをしていました。いわゆる漫画雑誌とかに載っている漫画の背景などを描いていましたね。

基本的にはイメージを先生からもらってそれに沿って作業を進めていくのですが、自分でネットで調べて都度、着想を得ながら背景を入れていくのでオリジナルを生かせる環境でもありました。

ー漫画家のアシスタント!またすごいところからのキャリアチェンジだったんだね!ちなみに、卒業と同時に就職せずアルバイトとしての道を選んだ理由は何だったのですか?

大学1年生の頃に自分で漫画を描いていたんですが担当編集さんがついてくれて、細々と活動していたんです。そういった経験を通して、どうせ仕事を選ぶなら一般企業へ就職して全く違う道を選んで遠回りするより、アシスタントとして業務を経験できる方が夢の実現に近づけると思っていました。

ー夢の実現ということは大学時代の夢は漫画家?

はい、漫画家になって連載を組むことが当時の夢というか目標でした。

自分を試したかったし平坦な道をいくより納得いくまでチャレンジしたい気持ちがあったので当時漫画の世界に飛び込むことを決めました。

結果的に、業界のことや厳しさを知るいい機会になったので良い判断をしたなと思っています。

ー夢を追いかけて掴んだ環境だったと思うけど、2年で退職を決めた理由ってなんだったんですか?

率直に才能がないとわかったからじゃないですかね。

自分の描いた漫画を編集さんに見てもらうことがあるんですけど、作家なら自分から出るものを形にするこだわりを持たないといけないところ、編集さんに意見を求めたり、委ねてしまうことが増えていってしまったんです。

アイデアや考えが自分から出なくなってしまった以上、このままやっても大成はしないと思いましたし、漫画家として成功するまでに更に長い年月がかかるため生活を考えるとここが区切りかなとも思いました。

ーそっか。漫画の世界もかなり厳しそうだもんね。実際に得たかった納得感は2年間やって得られたのかな?

才能と実力があれば突き進みたかったところなので志半ばの決断でした。

納得感はないですが正直「仕方ねえな」って感じですね。

ー夢を掴むことができず、悔しい思いをしたんだね...。

ところでその後Web業界になぜ転向しようと思ったんでしょうか。

いざ就職するかってなった時に、知り合いからの話を聞いてイメージがしやすかったのと、大学時代に勉強していたデザインの知識が生かせるかなと思って、Webデザインの道に進むことにしました。

ただ未経験で入るので、他の人に迷惑をかけないようにしつつも積極的にUI/UXのことを吸収して戦力にならないとなという思いでした。

会社は他にもいくつか受けていたんですけど、コムデを選んだ理由として幅広く色々なことが経験できそうということでした。webだけでなくアプリ、その他面白そうなことを色々やっていて1つでなくあらゆる選択肢があるという点は魅力的でした。

そういう意味では自分のスキルアップやデザイナーとしての力を蓄えられそうかどうかみたいなところには仕事選びで大事にしてしていた部分かもしれません。

ーなるほど。コムデの領域の幅広さはやはり清水くんにとっても魅力的にうつったポイントだったんだね!

ちなみに、清水くんが入社した時のデザイナーチームはいわゆる「女の園」状態でしたが、コミュニケーションで困ったことは?また実際に入る前と後とで感じたギャップみたいなものがあれば教えて欲しいです!

みなさん優しくしてくれていたので、コミュニケーションとかで困ったことは全くなかったですね。むしろ新人として自分が迷惑をかけてしまうことが多かったので、しっかり成長をして食らいつかないとという思いでやっていました。

またギャップについてですが、友達のデザイナーから大変なことばかり話で聞いていたので、仕事での負荷が強いのかなと思っていたんですけど、実際はそうでもなかったことですかね(笑)

ただ、今はやることが増えて新しいことへチャレンジしている最中なので、わからないことを調べながら進めていくこともある分、程良い負荷を感じながら仕事に取り組めているので面白いですよ。

ーあーじゃあ最初は想像といい意味で違ったってことなんだね(笑)

では、コムデで1年半働いて感じた挫折の経験はどう?

そうですね、上で引っ張ってくれる人がいてくれる環境ではないので、マネジメントなどにおいても手本にできる人がいない分どうしたらいいかなと戸惑ったことはありました。

ただ結局は自分次第だと思うので、状況を飲み込んで前向きに捉えるようにはしていたと思います。

迷ったら新井さんに聞いたり、デザインにおいては盗めそうなところはないかと参考を集めて自分のデザインに反映させたり、マネジメントについては西川さんの方が強いので西川さんのやり方を参考にさせてもらったりと、基本的に与えられた環境を理解してどう状況を打開していくか考えるしかないという気持ちでした。

ー現在は西川さんとともにデザイナーチームを管理していますが、元々マネジメントに挑戦してみたい気持ちはあったんですか?

いや、なかったですね(笑)そもそも自分にできるのかなという気持ちがありましたし、今も力がないと思っているのできちんと役割を果たせているという実感は正直ないです。

ただ、同じ立場でチームをみている西川さんにマネジメントの面で助けてもらっている分、デザインの部分では負けないように、自分がリードできるようにという気持ちで頑張っています。

ーお互いの得意を活かしながら補い合って、、素敵な関係性だね!

はい、西川さんには本当に助けていただいています!

今後、プレイングとしてなのかマネージャーとしてなのか、どう進んでいくことになるかは分かりませんが、いずれにせよこれまでより更に良いデザインを作れるようになるために突き抜けていきたいですね。

ーでは働き方についてもちょっと質問!

仕事を円滑に進めるために、より良いデザインを提供していくために仕事面で工夫している点は?

色や形に意味を持たせるようにデザインした上でクライアント様に展開することや、求められた時にはデザインの意図を誤解なく分かりやすく伝えられるように準備をするようには心がけています。

また、与えられた勤務時間の中で1つ1つ生産性を維持していくという意味では仕事の進め方にも注意を払うようにしていますね。

ー責任者となって仕事量も増えると1日どう仕事と向き合うかって大事になってくるよね。ところで、具体的に1日の許されたスケジュールの中で仕事が収まるように工夫していることってなんですか?

あーそうですね、1日大体30分〜1時間程度残業して帰宅することが多いのですが、簡単に処理できるものからこなしてタスク量を減らした上で難しい内容にじっくり時間をかけられるように時間を調整しています。

ー忙しい中でいかに生産性を下げることなく効率を上げていくかって大事だよね!逆に今後改善したいことがあれば教えてください!

今の大きな課題は2つです。

まず1つ目ですが、デザイナーとしてより成長して作業スピード+クオリティの両方を上げることです。これから進める案件でアニメーション作成を担当するので、時間のかかりやすい重たい作業もぱっぱとこなせるようにするためにAfter Effectsの扱いにも慣れていきたいと思っています。また、デザインで悩む時間を減らせるよう感覚を身につけることは作業スピードを上げていくことや即決で良いデザインを仕上げていくスキルを身につけることに繋がると思っています。将来的にはそういったことが当たり前にできる一流なデザイナーを目指したいですね。
2つ目としては、DOT(※自身が所属している別チーム)の活動をしていく上で、企画を行っていくためエンジニアリングの知識が必要なのですが圧倒的に足りていない点ですね。デザインだけでなくエンジニアリングの知識も身につけていくべく勉強を頑張りたいと思っています。

ーでは最後に、個人として今後チャレンジしたいことと今後どんな人と一緒に働きたいか考えを教えてください!

現在はUIの領域を主にやっているのですが、UXの部分もしっかり設計できるようになれれば個人として良い戦力になれるかなと思っています。あとは先ほど話した通りエンジニアリングですかね。

お話ししたように目的持ってサービスを成功させることを考えると1つの知識だけではダメで、色々な面で知識を蓄えていってストックを増やし続けることが大事だと思っています。

一緒に働きたい人ですが、理想を言うと、お互い切磋琢磨できて、お互いの仕事を見てリスペクトしあえる方ですかね。あとは、結局頼れるのは自分なので、自分で学んで自分で解決していく意思を持てる人と一緒に働きたいです。

本気でデザインと向き合うことでしか”自信”って身につかないと思うので、そういったところから目を背けず突き詰められる人と良い組織、良いサービスを生み出していけたら嬉しいです。

入社2年目の25歳。普段はクール?ですが、内に秘めた熱い部分を持って自己成長を貪欲に突き詰められる清水くんのインタビューでした。

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