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【社員インタビュー】BULBの新規事業でWebGLを用いた「車輪の再発明」に取り組む

BULBに入る前

初めてパソコンを見た時、 80486 で動く Microsoft Windows 3.1 の Microsoft Paint のアプリで、画を描くことができるのに大変興味を持ちました。1 年後の 14 歳の誕生日、父親に 80486 のパソコンを買ってもらいました。QBASIC や C など、独学でプログラミングの勉強を始め、それから 20 年程、毎日プログラムを書き続けてきました。自分が書いた多くのプログラムは、「車輪の再発明」と言われそうなプログラムです。車輪というものはすでに成熟している、再発明する必要はありません。むしろそのまま利用して車本体の開発に注力したほうがよいでしょう。でも、勉強という目的であれば、車輪の再発明によって車輪そのものの知識や開発のノウハウを深く理解することができ、その経験を今後の他の部品、例えばエンジンの開発に生かすことができます。

現在

私が開発しているのは、製品の WebGL エンジンそのものです。車を例とすれば、車輪もエンジンも他のメーカーから買うことができ、ゼロから作る必要はありません。そしてゼロからエンジンを開発するのには多くの時間とコストが掛かります。もちろん失敗するリスクもあります。ならばなぜエンジンを開発する必要があるのでしょうか、それは「車輪の再発明」ではないかと言いたくなるでしょう。私ももちろん、勉強目的以外なら車輪の再発明をしたくありません。プロジェクト開発ではコストパフォーマンスを常に主な評価点として案を策定するべきです。成熟した「車輪」を割とよい値段で買えるなら、買ったほうが良いでしょう。しかしエンジンは別です。エンジンは製品のコア技術となり、企業のコア競争力となります。トヨタ、マツダ、スバルがそれぞれ独自のエンジン技術を持つのと同じでしょう。独自の技術を持たないメーカーは時間が経つにつれ厳しい競争の中で消えています。

BULBについて

そもそも、BULBではそのような競争力のない製品は作りたくありません。そのため最初から製品の特徴に合わせて最適化したエンジンの開発を計画し、山ほどある課題と闘いながら、エンジンの開発を進めています。BULBも製品とエンジンの開発に関わる挑戦や社員のスキルアップを全面サポートしており、柔軟なワークスタイルも導入しています。頭が働かなければリフレッシュの時間を撮り、逆にアイデアがたくさん出始めている時なら作業時間を少しオーバーして作業することもあります。また、勉強会への参加や書籍の購入も申請できます。

今後どういうことをしていきたいか

エンジンの開発はもちろん相当な苦労があり、様々な工夫をする必要もあります。でもそれこそがエンジニアとして挑戦してみたいことではないでしょうか。私も大変だと思うこともありますが、技術的な課題をクリアした時の達成感には変えられません。同じ思いを抱くメンバーと一緒に日々奮闘し、よい製品とエンジンの開発を続けて行きたいと思います。

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