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実践的で効果的な新卒研修へ。2024年新卒研修の担当人事に聞く、成長への強化ポイント

充実した新卒社員研修を用意しているサークレイス。

サークレイスの研修では、その内容もIT市場の変化に合わせ年々アップデート。
1つとして同じ研修はありません。

今回は、面談から採用面接、研修までを担当し、新卒社員を一番近くで見守ってきた一人である戦略採用チームのリーダーLEOさんにインタビューを実施。

サークレイスの研修の目的や、20名の新卒社員が取り組んだ2024年の研修の特徴、サークレイスへ興味をもっている学生さんへのメッセージなど、お話をうかがいました。

成長していく姿を見られることが嬉しい
—— 採用と教育を担うLEOさんの役割や新入社員との接点を教えてください。
2024年の新入社員とは応募前の面談で顔を合わせたときから、その後の採用面接、入社前研修、入社後に行われる新入社員研修まで長いスパンで関わっています。

もともとサークレイスはEducation部やIn-house-Trainingチームがあり、研修が充実している会社なので、前年からの良いところは維持し、改善できるところや足りないところはイチから作り上げてきました。

私自身のキャリアとしては、研修サイドに関わるのは初めてのことで、今回は試行錯誤を繰り返しながらプログラムの企画から運営までを担ってきたので、大変なこともありましたが、それ以上に楽しいと感じることが多かったですね。

—— どんなところが大変であり、楽しくもあったのでしょうか?
サークレイス全体に通じることなのですが、困難を乗り越えて成長していく瞬間に喜びを感じる社員が多いので、その期待に応えるための研修内容にすることは大変であり、楽しいことでもありました。

私自身、採用の仕事が好きですし、研修の仕事も好きで、やっぱり好きだからこそ大変なところもあるけれども、新卒たちが成長している姿を見るとすごく嬉しいですね。

採用の段階から新卒社員をずっと見てきて、入社後に研修を通してキラキラ輝いた顔で成長している様子を見られて、たとえ壁にぶつかっても、翌週には明るく前向きに挑んでいる姿を見たときは、私自身が大変だったことは忘れてしまいます。

私たちが考える新卒社員研修の目的

—— 研修を通して新入社員にどんな成長を望んでいますか?
社会人としてのビジネスマナーを身につけてほしいというのはもちろん、サークレイスの扱うメイン製品であるSalesforceをはじめとしたSaaS(Software as a Service)への理解を深めてほしいと願っています。

実際の業務に当てはめた研修を行うことで、現場に配属されたときの疑似体験になり、できるだけスムーズにギャップなく、今後の仕事に取り組んでもらいたいという目的がありました。

—— 今年の研修は特にどのようなことを意識しましたか?
毎年のことですが前年度の研修を振り返り、そこをベースにレベルアップしていくことを意識しています。

現場の声を大事にしていて、どこを強化すればいいかと逆算して考え、質の高い研修を作り上げることを心がけています。

仕事を通じてマネタイズできる人材に育てていくなども大事にしたポイントです。

そのため、濃く、早く成長できるようなプログラムを今年は意識しました。

—— 他にもサークレイスの研修の特徴があれば教えてください。
そうですね。先ほど、事前に業務の模擬体験と言いましたが、例えばシャドーイング研修では、先輩たちがお客様と行うミーティングに参加させてもらったり、打ち合わせの録画を教材として臨場感をもって議事録を書いたり、会議ではどういうことを話しているんだろうとか、どういう進め方をしているんだろうかという、現場の流れを1週間かけて掴んでもらいました。

実際に現場に出ると、最初は話している言葉がわからないことだらけだと思うので、事前準備の期間になっています。

他には、3人もしくは4人1チームのグループになって、プロジェクトリーダーがいて、ディベロッパーがいて、コンサルタントがいてという役割を与え、実際にプロジェクトを獲得するコンペをし合うような内容の研修も行っています。

それに加え今年初となる試みは、取締役/CFO(最高財務責任者)の古川から、仕事をする上で必要不可欠なロジカルシンキングの講義などを実施したことです。

課題を見つけることからスタートして、それを紐解いてどのように解決に導くかの提案までを考えるフレームワークを学びました。

物事の本質を見る力、順序立てて考える力を養えたのではと手応えを感じています。

先輩社員の中でも選抜メンバーが受けるようなレベルの高い内容もありましたが、実際の業務を始める前にロジカルシンキングなど、思考法や具体的な方法論を学ぶことは意義があると考えています。

物事を客観的に捉え全体を見渡して解決策を考える力は、コンサルタントやエンジニアにとって必要だからです。

成長意欲があって、主体的に動ける方を待っています

——新入社員の言葉で印象に残っているものはありますか?
「研修に会社の予算を割いてもらっている分、それを取り返すためにもプラスの利益を出せるように学びます」と直接言われて、驚いたことがありました。

研修に対するコスト意識まで持っていることが嬉しかったです。

また、「迷惑かけないためにも頑張ります」ともよく言われるのですが、迷惑をかけてもいいから成長してくれたら嬉しいなと思います。

逆に、「見返してやる」という反骨精神でも構いません(笑)
成長している姿が見られることが何よりの喜びです。

—— 最後にサークレイスに興味を持っている方へメッセージ
サークレイスでは、文系か理系かといったバックボーンは重要視しません。

それよりも仕事を通じて全力で楽しみながら成長したいという方をお待ちしています。

上場企業ですが、組織の規模が大きくなってもこのベンチャー的なマインドは持ち続けていく会社だと思うので、指示を待つのではなく、どうしたらもっと成長できるかを常に考えて行動できる、そんな方に出会いたいと心から願っています。

そして私たちも今年より、来年。来年より再来年と、さらにレベルアップした研修ができるようにしていきたいと思います。



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