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【社員インタビュー第10弾】Mitsuriプロダクトマネージャーに聞いたMitsuriの全て(後半)

前編では、Mitsuriについてお話を伺いました。後編では、島尻さんがプロダクトマネージャーとしての経験や日常の業務などについて、詳しくお聞きしたいと思います。島尻さんが大切にしているMitsuriの価値観や、今後の目標についてもお話ししていただきました。

【前編の記事】

【社員インタビュー第10弾】Mitsuriプロダクトマネージャーに聞いたMitsuriの全て(前編) | 株式会社Catallaxy
今回は、Mitsuriのプロダクトマネージャーとして活躍する島尻さんにお話を伺いました。前回のインタビューから約2年が経過し、その間にCatallaxyでどのようなプロジェクトに取り組んできたの...
https://www.wantedly.com/companies/catallaxy/post_articles/906764




ーーープロダクトマネージャーとして進めていく中で、チームをうまくまとめるために工夫してることや、気を付けていることがあれば教えてください。

プロダクトマネージャーとして一番注力してるのは、チームビルディングになります。ビジネスサイドと開発サイドみたいに、業務によってお互いが壁を作らないような、即ちクロスファンクショナルなチームづくりを心がけています。

他にも先ほどお伝えしたように、プロダクトの開発とかマーケティングの戦略立案などのマネジメントをしています。ただ、基本的にMitsuriチームでは、個々のメンバーで自由に意思決定できるような、いわゆるティール型の組織を目指しています。

やむを得ない場合、例えばサービスの根幹に当たる部分や、緊急の場合とかを除いて、基本的に僕がメンバーにタスクについてとやかく言うことはないです。僕の役割としては、サービスの利用率とか増加率などのデータ分析を行って、その都度、自分たちが目指すべき目標とか方針を考えて、それをチームに浸透させるというところが結構メインの部分かなと思います。かっこよく言うと、チームの文化を作っていくっていう感じですかね。

個々のメンバーにお任せして、あとは頑張ってねっていう感じではなくて。目指すべき下地を作ってあげる、あるいはこういうことを目指しています、っていうところをしっかりと他のメンバーに共有して、その下地がある上で、個々のやり方で成果を出してもらうというのを目指してます。多分、代表の大石さんも同じようなことを考えてるんじゃないかと思ってはいるんですけど。


ーーーそういった下地を浸透させるためにどのような進め方をしていますか?

週一回チーム全員が集まる定例会議を行ってまして、そこで各チームの進捗報告っていうのを欠かさずをやってますね。それをやることによって、誰が何をやってるのかっていうのを全員が知ることができます。

開発に関しても、今週はこの機能を追加しました、こういうバグを直しましたっていうのを全部他のメンバーに説明してるんですよ。そういうところで、誰も置いてけぼりがないように、みんなで走ってるよというのを確認するために定例をやってます。

あと目標とか方針に関しては文字にするようにしています。「Mitsuriについて」っていう自分たちがどういうサービスを作っていくか、というのをまとめたものがあるんですけど、最初の方はそれを読むようにしてましたね。そこにはサービスのコンセプトから行動規範、成長戦略や販売戦略などもまとめてあります。

最終的にチーム全員が自走できるような形にしたかったので、一旦下地を作る意味でも何度も共有していました。そこが工夫したところですかね。


ーーー文字にして共有する狙いはどういったことだったのでしょうか?

開発するのもそうなんですけど、何かを作るってなったときに、何に対して何を作るんだっけ?ってなっちゃうんですよ。例えばクライアントにとっては見積もり提出を簡単にすれば見積もりが付きやすくなるわけじゃないですか。そうするとクライアントは価値を感じると。逆にサプライヤーに関しては依頼があれば、自分の仕事が増えるかもしれないので、価値を感じたりとか。

これをやったことによって、その先にユーザーがどういう風に付加価値を感じてくれるのか、体験の価値を感じてくれるのかっていうところを明確にしないと、ただ作って終わりになっちゃうことが結構多いんですよね。とりあえず言われたから作りましたみたいな。そういうのは避けたかったんです。




ーーー価値という言葉が出てきましたが、Mitsuriで大切にしている価値観はありますか?

基本的にMitsuriは三つの価値観を大事にしようというのがあります。クライアントの見積もり依頼数を増やすことがサプライヤーにとっての価値になる。サプライヤーの見積もり提出数を増やすことがクライアントにとっての価値になる。クライアント発注率を上げることが双方にとっての価値になる。というを掲げています。


ーーー島尻さんはどのような想いでMitsuriを開発していますか?

開発に関しては、ただ便利なものを作るんじゃなくて、ユーザーの皆さんにどう訴求するか、使っていただくかということをポイントに考えながら新しい機能を実装するようにしています。

自分たちがやりたいことというと、割と自己満になりがちなので、ユーザーボイスの機能要望とかもうまい具合にミックスさせて、既存の価値観に囚われないサービスを作れたらなっていうのは思ってますね。

とは言え譲れない部分もあって、そこはものづくりする上で非常に大切な部分だと僕は思っているので、そこは大事にしていきたいです。


ーーー譲れない部分というのは、Mitsuriのコンセプトからズレないように、ということですか?

そうですね。ユーザーがこの機能があれば絶対便利だと言ってるけど、それは自分たちが表現したいものなのかとか、コンセプトに立ち返って正しいかどうか、ということですね。


ーーーありがとうございます。それでは今後のMitsuriの目標について教えてください。

Mitsuriはいわゆるツーサイドプラットフォームと言って、売り手と買い手双方の取引を促すためのインフラとルールを提供して、結び付けるサービスです。即ちクライアントとサプライヤー、彼らはクロスサイドな関係というか、どちらかが得をすればもう一方も得をするみたいな関係性なんですよ。

実際に依頼があったとして、そこに見積もりを付けたら依頼を出した側が喜ぶし、発注したら見積もり付けた側も喜ぶし、なので、とにかくMitsuriというサービスをもっと多くの方に使っていただきたいというところですね。

ものづくりの仕組みにOEMとかODMといった外注の仕組みがあるんですが、Mitsuriもそういった仕組みに昇華したいと思ってます。概念というか。ものをつくる時のやり方は、OEMかODMかMitsuriみたいな。

それが最初にお伝えした商取引における新しい仕組みを提案するというコンセプトですね。なので、最終的にはそこを目指したいなと思っています。


ーーーそうなったらめっちゃかっこいいですよね!島尻さんの個人的な目標についても教えてください。

プロダクトマネジャーという立場から考えていることは、Mitsuriをもっと価値あるサービスにしてやろうというのはあります。業界に爪痕残してやろうじゃないですけど。まあちょっといばらの道なんですけど(笑)できたらかっこいいなと思って、そういうことも考えています。


ーーーそのためにもエンジニアをもっと採用できたらいいなっていう状況ではあるんですか?

そうですね。サービスをグロースさせる速度が今のままだと限界があるので、もうちょっと人数がいればスピードが上がるというのはあります。人間のリソース的な話ですね。


(Mitsuriを担当するエンジニアのお二人。阿吽の呼吸です。)


ーーーMitsuriでブラッシュアップしていきたい部分はたくさんありますか?

めちゃくちゃありますね。例えば、STEPファイルっていうCADから生成したファイルがあるんですが、それを見積もり提出と同時にPDF化してモバイル時でも簡単に見れるようにしたりとか。そうすると外出中でも見積もりをつけれるのになーっていう要望もいただいてたりするんですよね。

あとはMitsuriってこれまではどうしてもクローズドなサービスだったので、登録しないと中身が分からない仕組みだったんです。なので工場ページや案件一覧などの一部の機能をパブリック化して、Mitsuriユーザーじゃなくてもどんなものか見れるサービスにしていっています。

そうすると、じゃあパブリック化したからこういう機能が追加できるよねとか、こんな風に見せたら面白いかもね、みたいなアイデアがどんどん生まれてくるんですよね。僕自身もこれやりたいっていうのが結構たくさんあって、早くそれらを実装したいと思ってます。


ーーーそういったものがあれば、更にMitsuriは使いやすくなりそうですね!

はい、これからもMitsuriは製造業界のDXに向けて日々進化していきます。皆さんのご意見やアイデアを大切にし、一緒により良いサービスを作り上げていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。


ーーーありがとうございました!


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Catallaxyはデジタル技術を活用して製造業界の課題解決に取り組んでいます。金属加工のマッチングプラットフォームや生産管理システムなどのサービスを展開しています。
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