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なにをやっているのか

Mitsuriは金属加工業向けSaaS型受発注プラットフォームです。
顧客開拓から案件管理、帳票自動生成などワンプロダクトで完結できます。社内外を問わずセキュアな情報共有を行うため業務プロセスがクラウド集約できます。
私たちは「未来の製造業をつくる」をミッションとして、金属部品の特注部品の直接取引プラットフォーム「Mitsuri」を運営しているスタートアップです。 ◇「Mitsuri」(https://mitsu-ri.net/)とは? 金属加工を依頼したい人と受けたい人を繋ぐ、商取引プラットフォーム。 図面をアップロードするだけで、350社以上の協力パートナー工場から見積りが送られ、商談が始められます。 2018年にリリースした「Mitsuri」は開始1ヶ月時点で100件以上の注文を受注し、2019年に依頼総額30億円を超え、総取引件数は累計15,000件(2021年時点)となっています。 総額4.1億円の資金調達を実施し、ソフトウェアの力で金属加工業界をサステイナブルな産業にし、未来の製造業をつくっていきます。

なぜやるのか

弊社は、これまで全国の板金加工業者を100社ほど訪問して、直接お話を伺ってきました。
製造業とういうレガシー産業において、新たにデジタル化を図る事業特性上、職種が多岐に渡り、且つ各人がプロフェッショナルとして価値を発揮する必要性があります。
金属加工業は、電気製品や自動車、機械・精密機器、住宅・建設といった産業をパーツ供給面から支える屋台骨的存在で、15兆円の市場規模を有しています。にもかかわらず、労働集約依存のオペレーションによる競争力低下により数々の課題を抱え、健全な発展が阻害されている状況が続いています。 弊社が解決したいと考えている課題は大きく3点あります。 ① 商流のパワーバランスの歪みによる産業の空洞化 業種ごとに完成品メーカー→Tier1メーカー→Tier2メーカーといったヒエラルキー構造が厳然と存在している“下請構造”の問題があります。下流のメーカーは独自の商流を持てないがゆえに上流に対する依存体質が生じるとともに、上流は下流に対してコストダウンを要求するといった支配関係が起こりやすくなっています。下流に行けば行くほどコストダウンのしわ寄せが生じ、現場の待遇が改善されず慢性的な“3K職場”状態となります。人材が集まらず廃業や海外移転に直結し、空洞化をもたらすことになります。 ② 標準化されておらず硬直化した上流工程 作業図面が標準化できておらず、発注元と下請との間の受け渡しが属人的・暗黙的なローカルルールで行われています。なので、下請けにしてみれば同じやり方が他の元請に通用せず、非効率を強いられている状況です。そして、FAXによる図面のやり取りや電話による口頭での指示といった不正確さが危惧される受け渡しもまだまだ横行しています。 ③ 限界費用の高さ 金属加工業を始めるには、バリ取り機1台約5000万円、CAD/CAMソフト約350万円といった設備投資や場所(土地)も必要となり、大きな費用がかかります。したがって参入障壁が高く、新陳代謝が生じにくいのが現状です。 こうした課題の解決を目指して生まれたのが「Mitsuri」です。 金属加工工場のDXを推進すべく、社員一丸となって、未来の製造業をつくるため、ビジョンの実現を目指しています。

どうやっているのか

2020年10月ロゴをリニューアル。新しいロゴはCatallaxyのCと急成長を表した↗︎を掛け合わせたもの。Catallaxyの中にあるaの数であるマジックナンバー3でCを型取り、基盤であるCatallaxyからMitusriのロゴの色である濃いブルーからターコイズまでの5色を使用したデザインです。
平均年齢34.5歳と比較的若い組織。IT企業や投資家、個人事業主、製造業、教育、アパレルなどの幅広い業界出身者が集まっています。
社名の由来となっている“Catallaxy”は「カタラクシー」と読みます。 カタラクシーは、経済学者であり、自由主義思想家のフリードリヒ・ハイエクによる造語で、“ポジティブ・サムな秩序”という意味があります。 一方の利益が、他方の損失になるゼロ・サムな関係ではなく、どちらも得をするポジティブ・サムの秩序を構築したい思いで、この社名がつけられました。この理念に賛同したメンバーで、プロジェクトを推進しています。 働く上では「自主性」を尊重し、経営者からの指示ではなく、現場が能動的に動ける環境づくりを目指しています。 私たちは「未来の製造業をつくる」というミッションのもと、そんな製造業をもっと強い産業にするべく、日々ソフトウェア化を推し進めています。この未来が実現できたとしたら、人間はもっと「やらされ仕事」から解放され、可処分時間が増え、自分の思い描いた人生を謳歌できるようになるでしょう。 そんな未来を1日でも早く手繰り寄せたい!と、共感いただける方からのご応募をお待ちしております。 より詳しい社内情報はこちらからご確認ください!(https://esa-pages.io/p/sharing/19030/posts/38140/895acf39e4f265b4227f.html) 私たちと一緒に未来をつくっていきましょう!