naoto shidami's Wantedly Profile
株式会社Catallaxy, カスタマ―サクセス、技術
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今回は青森県在住のカスタマーサクセス、志民さんにインタビューしました。Catallaxyがフルリモート体制になる前に、リモート前提で入社された志民さん。もうすぐ入社して3年になるリモートのパイオニアに、フルリモートでの働き方についてお話を聞いてきました。
ー 志民直人
入社:2020年4月
ポジション:技術営業、カスタマーサクセス
現在の仕事内容:自社サービスMitsuri(https://mitsu-ri.net/)の運営
ーーーまずは志民さんのことを教えてください!
Catallaxyに入る前は金属加工の会社で働いていました。
新卒で地元青森の金属加工の会社へ入社したんですけど、埼玉県に配属されてしまって。
その後群馬工場を経て、地元青森の会社へと転職しました。
結果的に金属加工の会社を4社を経験しました。
そのあと大石さんのnoteと出会ったんですよね。
Catallaxyの文化や、ミッションについて発信している記事を見たんです。
当時、製造業に悲観的な印象を持って働いていたので、「未来の製造業をつくる」というミッションに非常に共感しました。
それで大石さんに連絡を取って、東京の当時のオフィスまで会いに行きました。
そこで色々お話して、リモートワーク前提でCatallaxyに入社することになりました。
(入社のきっかけとなった記事たち)
ーーー志民さんにとってリモートワークのメリットとはなんでしょうか?
まずは通勤のストレスがなくなったことかなと思います。
今まで車通勤で、冬になって雪が積もると夏場の倍以上かかったりするんですよね。
雪が積もっていて、事故で橋が通行止めになったりすると、夏場3,40分だった道が2時間かかったりして。
行きは早起きして早めに出て渋滞を避けたりっていう工夫ができたんですけど、帰りがどうしようもなくて。
帰宅ラッシュと雪の大渋滞で3時間かかったこともありましたね。
あと冬場は車内の暖房でぽかぽかして眠くなっちゃうんですよね。
そういう事故の危険性、リスクが少なくなったのもいいなと思います。
ーーー積雪が多い地域ならではの苦労ですね!
通勤時間がなくなったことによって、自分の時間が長くとれることもメリットかと思います。
仕事をする直前まで寝てられるじゃないですか。
まあ6時くらいには起きて9時前に勤務開始してるので、ほとんどそういうことはないんですけどね。笑
趣味に時間を費やしたり、早く寝たり、ゆっくり起きたりっていうことができるので、ライフワークバランスが非常に取れてるなと思いますね。
ーーーお子さんがいいるメンバーも多いので、フレキシブルに働けるのは良いことですよね!
そうですね!
私も12月頃、関東に住んでいる娘の自宅に行って、孫の面倒を見ながら仕事したりしました。
3週間くらい向こうで働いてたんですけど、ネットの環境さえあればどこでも仕事ができるっていうのも大きなメリットですよね。
(溺愛するお孫さんとのツーショット。デレデレです。)
ーーーそれではリモートワークのデメリットはなんでしょうか?
やはり社員の皆さんに会えないことですかね。
入社前に一度オフィスに行った際、当時のcsチームとは会ったんですが、エンジニアや他の方には会ってなくて。
それ以来誰とも会えていないので寂しさはありますね。
今でこそランダム1on1があるんですけど、一度も話すことなく辞めていってしまった人がいたんですよね。
仕事で関わることがあっても、それ以外でゆっくり話すことがないのも寂しいなと思っていました。
あとはうまく伝えるのが難しいことがデメリットかなと思います。
基本的にテキストベースでやりとりしてるじゃないですか。
私、国語苦手なんですよね。笑
うまく伝わってないこと、伝えられてないことがあったりして。
csチームのメンバーにも主語がないと注意されたりするので、気を付けるようにしてます。
ーーーリモートワークで工夫している事や、気を付けている事はありますか?
さっきの話の続きみたいにはなるんですが、なるべく気持ちが伝わるようなslackの絵文字スタンプを付けるようにしています。
テキストコミュニケーションだけでは伝わりにくい部分もあるので、オーバーなくらい付けるようにしてますね。
全社でリモート体制が始まる頃、「絵文字で気持ちを伝えましょう!」と大石さんも言っていたので、そこは意識しています。
ーーー志民さんはすぐにスタンプで反応してくれるので助かってます!
slack用のモニターを用意して、すぐに確認できるようにしてるんです。
(志民's デスク。右下にslack用のモニターが設置されている。)
あと気を付けている事といえば、年齢関係なく、なるべく敬語で接するようにしています。
csチームには若いメンバーもいるのですが、指摘してくれることを感謝して、しっかり受け止めて次から改善するように意識しています。
ーーーCatallaxyがフルリモートを取り入れることについてはどう思っていましたか?
2020年の4月に入社して、確かその週末に大石さんがフルリモートを宣言したんですよね。
入社した次の週から徐々に全員がリモートワークに移行していったんです。
そこでやっと対等な関係になれたのかな、と思いました。
もし私だけリモートだったら、コミュニケーションがうまく取れなくて離脱する可能性は高かったのかなと考えたりもします。
もしかしたらここまで長くいれなかったのかなとか。
なので私にとっては全社的にフルリモートになって良かったと思ってます。
ーーー仮に出社スタイルに戻ったらどうなると思いますか?
ここまでテキストでやりとりできてるから問題ない気がしますね。
コミュニケーションのベースが既にできてるので大丈夫だと思います。
ただcsチームで出社できる距離に住んでいるのが1名だけなので、結局今と変わらないかもです。笑
ーーー良いと思う社内の取り組みはありますか?
一つ目はリスペクトメッセージですね。
これはいい文化だと思います。
以前、「志民さんの存在は貴重」というニュアンスの言葉をもらって、とても嬉しかったんですよね。
チームの一番若いメンバーから言われたんですが、なんだか泣きそうになって。笑
ーーーリモートだからこそ、より一層言葉にして伝える大切さを実感しますよね。
そうですよね。
やっぱり褒めてもらえると頑張る気力になりますし、周りがポジティブだといい感じに引っ張られていきますよね。
二つ目はslackスタンプによるコミュニケーションですかね。
絵文字スタンプ一つで「離席中」や「お昼休憩中」とかを伝えられて便利ですよね。
かわいいスタンプやおもしろいスタンプもたくさんあるので、コミュニケーション部分にも大きな役割を担ってると思います。
たまにslack内にスタンプ由来の爆発的に面白い流れが生まれるじゃないですか。
そういうので社内が盛り上がるし雰囲気も良くなってると思うんですよね。
先週もそれがあって、最高に気分よく週末を迎えられました。
ーーーこの経験を踏まえて、どのような人がCatallaxyに向いているでしょうか?
第一にコミュニケーション能力が高いことですかね。
相談できない、伝えることができないとなると仕事にならないので、必要なことだと思います。
あとは自走できる力を持った人。
そんなに相談しなくても自分で進められる人ですかね。
製造業の知見はあったらいいけど、なくても大丈夫だと思ってます。
ーーー「許可より謝罪」の精神ですね。
そうですね。
大枠はチームで決めて、細かい部分は個人が決定権を持ってやればいいと思っています。
やってみてだめだったら変えればいいだけなので、どんどん自分で考えて動ける人が向いていると思います。
ーーーありがとうございました!!