こんにちは。英語塾キャタル マーケティングチームの松本佳恋です。英語塾キャタルの魅力はやっぱりキャタルで働く人たち!ということでキャタルで活躍するメンバーをご紹介します。
今回はキャタルに必要不可欠なたくさんのツールを開発・管理してくれているエンジニアチームで活躍中の金田一さんにインタビューさせていただきました!
エンジニアとして3社目にキャタルを選んだ理由
ー まずはキャタルとの出会いについて教えてください。
転職活動をしていた際にWantedly上で見つけたのがキャタルとの出会いです。英語学習にはもともと興味があったので応募してみたところ、カジュアル面談をしていただくことに。面談では応募者に対して丁寧に接していただいたことから、働きやすそうな会社だな、と思ったのを覚えています。
また、小さなチームではあるものの、CatallogやRewritesなど複数のサービスを持っており、様々な業務を任せてもらえるのが魅力的に映りました。最初は一部の機能しか触ることができないなどの制限がなく、新しい技術の導入やサーバーの運用、デリバリーの仕組み整備など、入社後すぐに幅広い業務を担当できるのは入社の決め手になりました。
ー そもそも、キャタルは金田一さんにとって何社目の会社だったのですか。
エンジニアとしてはキャタルが3社目になります。前職は漫画投稿サイトを提供しているベンチャー企業で、約1年エンジニアとして働きました。この時の開発経験が今のキャリアにすごく活かされていると日々感じています。前職ではシニアエンジニアが自分が書いたコードをとても丁寧にレビューしてくれたり、逆にシニアエンジニアが書いたコードをレビューする機会も多くいただき、たくさんの知見をシェアしていただきました。エンジニアとして短期間で自走できるようになったのは前職での経験のおかげです。
開発のモチベーションはユーザーからの意見
ー 現在の業務内容について教えていただけますか。
ライティング添削プラットフォームの「Rewrites」の開発を主にカリキュラムチームと一緒に進めながら行っています。週1回のミーティングで新機能の開発や既存の機能の改修の仕様を決定。そこから開発、リリース、振り返りのサイクルを回しています。その他には時間を見つけて、サーバーで使用しているライブラリのバージョンをアップグレードや、モブ会などを実施して、開発メンバーで知見の共有をしています。
最近は、教室運営スタッフと月1回のミーティングを開催し、サービスを使っていく上で不便なことや課題がないかのヒアリングも行うようになりました。実際に不具合が起こった時に、不具合報告として連絡をもらえる仕組みはあるのですが、不具合以外の使いやすさや仕様については「こういうものだと思っていた…」と違和感を感じながらもそのまま使い続けられていることが多いので、ミーティングを設けることでそういった意見を吸い上げるようにしています。
ー 実際に使っているユーザーの様子が毎日見れない分、スタッフからのヒアリングは大事になりそうですね。
新型コロナウイルス以前は、ユーザー視点を取り入れるために、2ヶ月間、週1回ハーフレッスンを実際に体験する機会を設けてもらっていました。キャタルのレッスンを実際に体験し、生徒としてレッスンを受け、先生とのコミュニケーションを経験したことで、サービスの具体的な改善案も出しやすくなりました。また、レッスンの理解が深まっていくと同時に、カリキュラムチームや教室運営スタッフが抱える潜在的な問題も見えてきて、よりユーザー目線で開発や打ち合わせができるようになったと思います。
ー これまでで印象に残っている業務などはありますか。
約半年かけて行った、Rewritesの統合が大変でした。もともと、RewritesはRewrites SummaryとRewrites Topicの2つのサービスに分かれていて、サーバーの運用コストが2倍かかっていました。片方に機能追加したらもう片方に同じ機能を追加しなければならなかったり、使用しているライブラリのアップグレードも2回実施しなければならなかったりと、あまり効率的ではなかったので、統合しようということになりました。統合する際、考慮しなければならない点が多く大変でした。特に、データの整合性を保たなければならないので、その確認にとても時間がかかったのを覚えています。
「自立自走」だからこそ意識するメンバーとの関係性作り
ー エンジニアチームはすごい仲の良いイメージがあるのですが、金田一さんからみたエンジニアチームはどんなチームですか。
それぞれがいい個性やスキルを持っていて、自立して開発できるチームだと思います。個々がタスクの優先度を判断して、必要なことから自主的に取り組んでいけるメンバーばかりです。
もう1つ特徴をあげるとするなら、雑談や雰囲気作りが上手なメンバーが多いことです。チーム全員がリモートで働いていることもあり、定期的にコミュニケーションを取る手段としてエンジニアチームでは、毎日16〜17時はオンラインで集まる時間を設けています。週1回集まって長時間話すよりも、毎日少しでも話す時間を設ける方が技術的な質問や、仕様の確認などしやすいだろうと思い、試しにやってみたらうまくワークしているので今でも継続しています。エンジニアチームは、オンラインで集まった時に喋りやすい雰囲気を作ってくれるメンバーが多く、いい雰囲気で開発に取り組めていると思います。
ー メンバーとの関わり方で大事にしていることなどはあるのでしょうか。
新しく入ったメンバーに対しては、仕様の確認は理解してもらうまで細かくやりますが、実装に関しては方針のみを共有し、具体的な指示は出さずに任せることを意識しています。その代わり、できたものに対するフィードバックや動作確認などは丁寧にしています。また、実装中に得た知見を他のメンバーが活用できるようにドキュメント化して、メンバー全員に共有することも大事にしていることの1つです。
エンジニアチーム以外での関わり方も意識するようにしています。エンジニアチームの取り組みは他のチームからは見えにくいことも多いので、コミュニケーションを取る機会も積極的に作るようにしています。月1回、各教室を訪問しているのも、ヒアリングもしつつ、何かあった時に声をかけやすいように関係性を築きたいと思っているからです。
目指すはエンジニアチーム主導のサービス改善
ー 今後、金田一さんはどんな人と一緒に働きたいですか。
どんどん新しい提案をしてくれる人、技術的興味がつきない人と一緒に働きたいと思っています。キャタルをこれからもっと活発な組織にしたいと思っているので、たくさん意見を提案して、気づいたところから積極的に改善していってくれる方は大歓迎です。また、そう思ってもらえるように自分自身も気をつけていきたいです。
ー 最後に金田一さんの今後の目標などがあれば教えてください。
直近では、生徒の学習が加速するようなサービスを作っていきたいと思っています。システムの負荷や使いやすさを意識しながらユーザーがより良い体験をできるよう設計と開発を進めていきたいです。そのためにも自分自身スキルアップは必要と考えています。常にアンテナを貼ることで新しい技術の導入を進めていきたいです。
現状、エンジニアチームの強みを活かしたエンジニアチームが主導となった提案がまだまだできていないなと日々感じています。生徒の成長の可視化など、今あるデータを活用したアウトプットの形をエンジニアチーム主導で提案することが直近の目標です!