こんにちは、21卒でキャパに入社いたしました、熊沢 俊介(クマザワ シュンスケ)です。
まずは簡単に自己紹介をしたいと思います。
大学は、デザイン学部インダストリアルデザイン専攻に所属していました。「インダストリアルデザイン専攻」という名前に聞き慣れない方いると思うので、簡単に説明すると日本語で「工業デザイン」と言い工業製品や機械製品を専門分野としたプロダクトデザインです。
趣味はバイクに乗る事、革のプロダクトを集めることです。最近は「Makuake」という、クラウドファンディングに気軽に参加できるサービスにはまっていて、よく幕開けています!(CM参照)と、自己紹介はこのくらいにして、本題に入りたいと思います。
今就活している皆さんは、「高校卒業」「大学卒業」という大きな区切りの次のステップとして、『就職をする』という選択をしたのだと思います。なぜでしょうか?なぜ就職をするということを選びましたか?
なぜなら、「就職をする」という選択肢しか知らなかった(考えられなかった)から、だと私は思います。少なくとも私はそうでした。就職をするという選択肢しか知らないが故に、それ以外の選択肢が浮かぶこともなく、周りにはその唯一のゴールだと思われる就職が決まる友人もではじめて、まだ決まらない自分に焦りを感じ、やりたくない事や興味もない企業を受ける学生もたくさんいるとのではないでしょうか?
私がこの記事を通して皆さんに何を伝えたいことは、卒業後の選択肢は『就職』の一つだけではないということです。なぜ、そう思うのかについて体験談を交えながら話していきたいと思います。
私は美大というモノ作りに関わる大学で、いわゆるクリエイティブな環境にいながら、就職活動を早く終わらせたいという気持ちからITベンチャー企業でインターンをし、就職する方法を模索していました。今思うとこの時インターンを経て得られた経験は何事にも代えがたく貴重な時間でした。が、同時にもっと好きな事や、製作する時間に充てるという選択肢も考えられたなと今だからこそ思います。
そんなこんなで3年次にはインターン先の企業から内定(キャパではありません)を頂きまして他の学生より一歩リードする形でした。そうなると私は、決まっていない友達に対し、「早く就活したほうがいいよ」とか「とりあえずインターンしな」とか自身が決まった喜びや余裕から、友達に自身の価値観を無理やり押し付けていました。しかし、周りの友達は就活を視野に入れながらも、作品制作やクリエイティブな自分がやりたい活動を続けていました。
時は過ぎて卒業シーズンになり、友達も当然就職先が決まっていると思い聞いてみると、余裕そうな顔つきで「まだ迷っている」という友達や、「就活してない」という友達もいて、当時、就活という選択肢以外考えられなかった私はとても驚いたのを今でも覚えています。
そこで詳しくその友達に聞いてみると、一人は「海外の貧しい国を助けるボランティアに参加したいから、就職はせずにアルバイトでお金を貯めて海外へ行く」という友達や「自分が好きなモノ作りをしながら、それを売ってそのお金で自由に暮らす」といった、自分の人生のステップの選択肢を自ら作り出し、その選択肢に進んでいくという姿を目の当たりにし、その友達の姿・言動・覚悟がとてもかっこよく、またそんな選択肢があったのかという一つの答えに気付きとても感動と驚き、そして「いいな」という感情を抱きました。
再度この記事で伝えたいことを確認すると、「答えは一つじゃない」ということです。皆さんが導き出す選択肢が他人と違っていようが、先生・友達に心配・否定されようが、皆さんが自身で決断した答えや導き出した選択肢が正解だと私は思います。
この記事を見ている皆さんは恐らく就活をしている方々だと思いますが、もし心のどこかで「本当はあんな事に挑戦したい」「実はこんなことがしたい」という気持ちが少しでもあるのであれば、その気持ちを自分の人生の選択肢の一つに加えてみるのはいかがでしょうか?結果としてその選択肢を選ばなかったとしても、それは自分で作り出した選択肢の中からしっかりと考えて選んだといえると思います。また、その時しっかりと選択肢を出したことが後々の将来の、何かのきっかけになったりならなかったりするのが人生なのではないでしょうか?少なくとも”0“ではなくなるので、何かが動き始めているかもしれないですね。
Ps.参考までに私の好きな本を一冊だけ紹介します。
本田健さん著書の「大富豪からの手紙」という本です。
あえて、内容等は記載しませんが、とても素敵な本です。気になる方は是非手に取り読んでみてください。
乱文になりますが以上となります。誰かの何かが動きだすきっかけになれたら幸いです。