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総合商社なのに、タイで出家。キャディに運命を感じたあの日

後藤 陸 、パートナー営業責任者

1992年生まれ
慶應大学在学中に、民泊代行会社を起業し、バイアウトを経験。大学卒業後、三菱商事にて約4年間勤務。入社後、米州/インドの工作機械販売会社の経営支援業務に従事。
その後、タイ国総合大学に一年間留学。在学中、チュラロンコン大学卒の教授から教えを請い、タイ僻地の山寺にて出家。
大学卒業後、三菱商事設立のタイ国内ベンチャーにて、農業機械の販売網開拓をリード。
2018年3月に日本に帰国後、経営メンバーとしてキャディ株式会社に参画。

運命を感じた勇志郎さんとの出会い

大学時代、部活でアイスホッケーをやっていて、体育会統括組織にも所属していました。部活動って、やっぱり上下関係に厳しく、悪しき文化も多少残っていて。体育会の総代表を任されることになり、体育会全体の成長を促すべく、新しい施策や仕組み作りに奮闘していました。その時に組織運営の大事さを実感。同時に経営にも興味を持ちだし、社会課題を組織で解決するグローバル企業に入ろうと思い、三菱商事に入社しました。

入社1年目に工作機械を担当して、モノづくりに興味を惹かれました。3年目のときには、グローバルな知識と経験を身につけたく、タイのコンケン大学に留学。4年目のときには、タイの農機会社でひたすら地方の農家を回ったり、販売店拡大などの経営支援に挑んでいました。モノづくりの知識とグローバルの経験を身につけられることができ、すごく勉強になりました。
実は大学時代に民泊事業会社を立ち上げ、社員15名の会社に一年弱で成長させて、バイアウトも経験してるんですよ。それもあって、三菱商事で4年間働いたタイミングで、起業するか転職するかで悩んでいました。

そんなときです、勇志郎(代表取締役)さんと出会ったのは。工作機械を担当していた時から製造業に興味があったので、キャディの目指している高い目標、作りたい仕組み・サービスにすごく運命を感じました。サービスや大事にしている理念はもちろんのこと、圧倒的に優秀なメンバーが揃っている。普通のベンチャーなら転職しませんでしたが、自分の強みや過去学んできたことが活かせるうえに、社会課題を解決しながら自身も圧倒的に成長ができると感じて転職を決断しました。

創業2年目から、海外が視野

私のメイン業務は、キャディのパートナー工場開拓です。
町工場に出向いて、キャディのサービス・理念を説明して、共感してもらえればパートナー契約を結んでいただく。
町工場の得意分野を見つけだし、品質や価格をすり合わせていきます。キャディは、製造業の非効率や下請け構造の負の部分を圧倒的に変革する。その自負があるので、1社1社丁寧に説明して、パートナー工場を増やしていきます。売上も月次で30%以上と急成長しているため、パートナーの獲得は本当に重要なんですよね。

また前職の経験を活かしてタイのメーカーとも交渉を進めたり、別の部署のメンバーはドイツやアメリカに出ていって販売戦略を考えたりしている真っ最中です。日本の中小町工場の技術を世界へ、また世界規模での最適な取引の実現へ。キャディはグローバルカンパニーを目指しているので、創業2年目にして動き出しています。

パートナー開拓以外にも、採用業務にも携わっています。勇志郎さんを始め、キャディでは誠実で信頼関係がきちんと築けることや、チームで成果を出す意識が強いことを重視しているので、そこに共感できる方と一緒に働きたいと思っています。

部品調達の経験があったり、製造業の知識に長けていたりすればなお嬉しいですが、そこは重要ではありません。営業であっても、個人ではなく、チームで働く。個人の成長は勿論のこと、チームの成長も一緒に考える。そういう考え方の人はフィットが高いと思います。
実は、起業すること自体はそんなに難しくないんですよ。自分も起業したからわかるんです。大事なのは、どんなビジョンがあるのか。どんな社会を創りたいのか。そこなんです。私たちのミッションやバリューに共感いただける方と働きたいですね。

タイで出家。それくらい奇抜でOK

一緒に働くのは、Apple米国本社にいたアキ(小橋昭文: 最高技術責任者)さんや、勇志郎さんと同じくプロフェッショナルファームにいた人達なので、世界トップクラスの仕事術を身近で体感できます。毎日本当に勉強になるので、寝る間も惜しいくらいに仕事が楽しいです。
先ほどミッション・バリューに共感できる方を採用したいと話しましたが、それに加えて自分としては、不可能を不可能だと思わずにあらゆる方法でチャレンジできる、CAN DOマインドセットの強い人と働きたいです。

実は自分、タイの留学時代、出家してるんです(笑)。大学に通ったくらいでは向こうの文化はわからないし、ビジネスを展開できないと判断。宗教学教授のもと3か月仏教を学び、外国人が一人もいない、インターネットも通じない山寺で僧侶として生活を送り、228の戒律を守って出家生活を全うしたんです。
人間、不可能はないし、何でもチャレンジすることが大切かな、と。ここまで奇抜なトライではなくていいですが(笑)、プライベートも仕事も楽しくチャレンジを続けている人が、私は大好きです。そんな方の応募をぜひ待っています。

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