kintoneのアーキテクト・マネジャーを務める吉川衆平(きっかわしゅうへい)さんは、2018年入社。
情報デザイン学部で学ぶものの、得意の英語も生かして、前職では多国籍バーでの接客業にてマネジメント(店長)を担っていました。ビットリバーには、IT分野への転職を考えていたところ、「人と接する仕事」「未経験OK」の募集要項を見て応募したとのことです。
現在はマネージャーとして、社内の中核を担っています。そんな吉川さんに、仕事内容、やりがい、今後の目標をインタビューしました!
現在の仕事内容を教えてください
プロジェクト管理とお客様対応を担っています。
お客様対応とプロジェクトの進行管理です。お客様にヒアリングをし、社内の開発チームにその内容を伝えることがメイン業務ですね。プロジェクトをスムーズに進行させるべく、開発チームとの間で調整する立場です。
私が仕事をするうえで注力しているのが、お客様の声、特に「改善された」「助かった」といった良い情報を積極的に社内に共有すること。開発チームはお客様と直接接点がありません。またシステム開発の結果は、短期的には見えてこないことが多いものです。つまり、開発したものに反応がないならまだしも、下手をするとトラブルが発生した時だけお客様の声が届くといったことになりがちです。積極的に質問し、「時間短縮になった」「作業量が減った」などの声を集めるようにしていますね。
仕事で嬉しかったこと、達成感が得られたことを教えてください
業務改善の度合いが、具体的な数値で見えると達成感がありますね。
例えば「8時間かかっていた作業が1時間になった」など、お客様の業務改善度合いが「数値」で見えると達成感がありますね。先程も述べたようにシステム開発の結果、特に「導入による業務改善効果」は、ひと目で分かるものではありません。ちょっとでも具体的に、何がどうなったのかがわかると嬉しいですね。
開発チームにも具体的な数値と併せて客様の声を伝えますが、自分も数字で見えると嬉しいからなんだと思います。こうした情報を開発チームに伝えることで、メンバーが喜ぶのも嬉しいですね。
ビットリバーならではの働き方・働く環境の魅力とは?
「プライベートを大切にする」が実践できる環境
会社の方針として、しっかり休むという考え方、プライベートを大切にする考え方が浸透していることですね。「休まないと、長期的に見れば生産性が下がる」と、社長の安藤自らもよく言葉に出しています。
他にも安藤の言葉で印象的だったのが、「休みを潰して仕事をする計画を立てている時点でおかしい。そもそもスケジュールの立て方が間違っている」というもの。確かにそうですよね。
雑談をしていても「休みはしっかり休んで好きなことしないと、楽しくない。何のために生きているのかわからなくなるし、駄目だよね」などよく話題に出ます。本当に仕事もしっかりするし、休みもしっかり取るというのが徹底している会社です。
あとは、個を尊重すること、「強制」がないこと、意味のない・無駄な作業を廃止していく考え方など、自分には合っているポイントが多いですね。フルリモートも、非常にありがたいです。自律的な人で、ムダを嫌う・合理的な人が集まっている気がします。
今後の目標を教えてください
「長期安定化」実現に向けアクションを起こします。
例えば自社プロダクトを開発するなど、スタッフ全員でひとつのことを成し遂げたいですね。「楽しそうだから」という理由もありますが、自社事業の安定化という点でも欠かせないためです。
今の走り続けるような仕事の在り方は、長い目で見ると無理があります。自社プロダクトを軸にして、新しいステージに向かいたい。それに向け私ができるのは、「動き始めること」です。
目の前の仕事に追われ新しいことに手を付けられない状況では、何も変わりません。会社が動き出すために、私は先陣を切る立場だと思っています。時間をつくり、社長を動かし、他の人も巻き込んでプロジェクトを立ち上げること。まずは、何でも良いので小さく動き始める、というのが直近の目標ですね。
動き始めれば、あとは安藤を始め開発メンバーが知識と技術で良いものをどんどん出していきます。…こう思えるのは、開発メンバーの力を信頼しているからですね。心強くありがたい存在です。
あとは、ビットリバーの社員としての露出度をアップすることも目標です。私のつながり、私という起点から仕事につなげていけるようになりたいですね。
ビットリバーは、自主的に動く人にフィットする会社です。自分のなかに熱源があるというか、仕事を通し想いを形にしたい人に、新しくチームに加わってほしいですね。
吉川さん、ありがとうございました!
写真の真ん中が、吉川さん。インタビューでのお言葉通り、ビットリバー社員代表として「CYBOZU AWARD 2023 」授賞式に参加。年間を通じて中国地方で活躍したパートナー企業に贈られる「エリア賞 中国」を受け取ってきました。