- バックエンドエンジニア
- プロダクトマネージャー
- 投資担当
- 他28件の職種
- 開発
- ビジネス
- その他
皆さん、こんにちは!ビットバンク採用担当の砂川です。
ビットバンクでは2023年2月より勤務地ルールを改定し、原則国内であれば地域を限定せずに業務を行うことが可能になりました。
勤務地ルールの改定により、国内の各地域で業務を行うメンバーも増えてきました。
そこで今回は、入社時より三重県からリモートワークをスタートした内部監査部の野村さんにインタビューを行いました!
▼遠隔地ルールについては、こちらの記事もご覧ください
https://www.wantedly.com/companies/bitbank/post_articles/491602
裁量が大きくなったことで業務の幅も広がり、よりやりがいを感じるようになった
ーー ビットバンクに入社する以前のご経歴と今回の入社経緯を教えてください。
大学では法学系の学部を専攻し、その後大学院を卒業したのち、化学メーカーに就職しました。新卒から一貫して内部監査を含む法務やコンプライアンスの領域で約11年間経験を積んできました。
前職は伝統的な日系メーカーで、転勤をしながら自分のキャリアを広げていくような環境でした。
長く働く環境としては決して悪くはありませんでしたが、転勤をしながら家族と離れて単身赴任をする必要がある働き方がだんだんと難しく感じるようになりました。
単身赴任を解消して自分のキャリアを深掘りできる環境を探していたところ、当社のコンプライアンス責任者で大学の先輩でもある林さんより声をかけていただき、ビットバンクと出会いました。
私自身も暗号資産の運用をしていたことや業界への興味もありました。伸びしろが大きく、フルリモートという働き方に惹かれて暗号資産業界に挑戦することにしました。
ーー 暗号資産の運用もされていたのですね!ちなみに、暗号資産への興味を持ったのはどのようなきっかけがあったのですか?
前職の業務で環境周りの法令やコンプライアンスを担当していた時に、エネルギー消費やCO2の排出に関する調査を行っていました。
その際、暗号資産におけるマイニングの消費電力がとても大きいということを報道で知り、マイニングについて調べているうちに、ブロックチェーンという単語に辿り着きました。
そこで、ブロックチェーンや関連技術を調べていくうちに暗号資産への興味が強くなりました。
また、ビットコインの取引をしている友人も近くにいたことで、より興味が高まり、世の中のテクノロジーを試そうという気持ちで口座開設とクリプトの運用を開始するようになりました。
ーー 暗号資産への興味を持つきっかけとなった業務のお話も聞かせていただきたいのですが、現在の内部監査部での業務内容を教えてください。
主に業務監査やJ-SOX評価業務を行っています。
噛み砕いてお話すると、会社全体が良い方向に向かって事業目標の実現を目的とした取り組みができているかを確認し、経営層への報告を行います。
具体的には、現在社内で取り組んでいる業務内容や方針に対して、各部署へのヒアリングをもとに、実施事項の洗い出しや改善提案を経営層へ報告するといった業務を行っています。
前職と異なる点は、裁量が大きく業務の幅も広いことです。
大手企業だとどうしても分業になってしまい、見られる範囲が限られてしまうこともありましたが、現在は監査計画から調査の実施、報告書作成、経営層への報告とカバー範囲が広くなったと感じています。
業務範囲が広がったおかげで、視野も広くなり全体を見て最後まで責任を持って対応できるためスキルアップや、やりがいにも繋がっています。
ーー 別業種から金融業界への転職をする際に不安はありましたか?また、不安を払拭できたポイントは何ですか?
一番不安だった点は、製造業と金融業界のカルチャーの違いでした。
金融業界のカルチャーは、キャッチアップを優先しドライに淡々と仕事を進めていくというイメージがあり、メンバーシップ的な雰囲気がある製造業と180度変わってしまうのではないかという不安がありました。
そのため、入社前に東京の五反田にあるオフィスへ行き雰囲気を確かめたり、林さんと食事をする機会をいただいた中でビットバンクを知り、いい意味でイメージががらっと変わりました。
伝統的な金融機関というより、全社員一丸となってサービスや会社の文化を作っていこうというスタートアップ的な雰囲気を感じ不安は払拭されました。
地元からリモートワークができることで変化した日常
ーー フルリモートの入社に不安はありましたか?
業務自体はリモートワークに馴染む部分も多い印象だったのでそれほど心配はしていませんでしたが、コミュニケーションにおいては少し不安がありました。
例えば、立ち話的に雑談をしたい時や簡単な相談をしたい場合に、それは可能だろうかという心配がありました。
また、物理的に近くに人がいないこともあり会社の文化や空気感を感じることが難しいのかもしれないとも思っていました。
しかし、毎日の全体朝会で今後の方針を共有してもらうタイミングもありますし、チームの朝会もあるので、業務のことやちょっとした相談をすることもでき、事前に抱えていた心配はなくなりました。
気になることや質問はSlackで気軽に聞くことのできる環境で、レスポンスも早いためとても助かっています。
また、フルリモートワークという性質上、これまでにかかっていた通勤時間や単身赴任先への移動もなくなり余暇時間が増えたことで、心の余裕も増え精神的なストレスも減ったように感じます。
これまで通勤時間に充てていた時間で家事をしたり、子供の宿題を見たり、遊んだりと家族にも優しい働き方だと思います。
単身赴任をしていたときには、妻が大変な思いをしながら1人で地元に残って子育てをしていることを考えると、仕事とはいえ申し訳ない部分もありました。
今は家族の近くで仕事をすることが可能になり、妻の手伝いも子育ても一緒にできることが嬉しい限りです。
おかげで私生活も充実し、仕事にも張りが出て日常が彩り豊かになったように感じます。
実は、私の妻も当初はフルリモートという働き方に対して漠然と心配をしていましたが、今は大変ありがたい働き方だと言ってくれています。
一方でデメリットとして感じるのは、ミーティングでカメラオフのメンバーが多い場合には表情がわからないまま話を進めなければならないことです。
ネット回線上やむを得ないのですが、音声のコミュニケーションに限られるからこそ丁寧な言葉で伝えてギャップを生まない工夫をしています。
ーー 入社3か月が経過しましたが、リモートワークには慣れましたか?
最初は戸惑うこともありましたが、チームのサポートのおかげもありだんだんと慣れることができました。
前職では出社がメインだったので、周囲で電話や打ち合わせの声なども聞こえてくる環境だったため、集中したい時に少し周りが騒がしく感じることもありました。
現在は、調べ物が必要なタイミングや調査でのヒアリング準備などで集中したい時にしっかり時間の確保もできるので、スケジュール通りに進めることができます。
また、必要な時にはオンラインで顔を合わせながらミーティングをすることもできるので、効率よく業務を進めることができています。
ーー 最後に、未来の仲間へのメッセージをお願いします!
ビットバンクは大企業のような出来上がった組織ではない分、整備が必要な部分は協力しながらチームで作っていこうという雰囲気があります。
私の経験談の中でお話しできることとして、大手企業では個人の業務が細分化されることがよくあると思いますが、ビットバンクではひとりひとりに与えられる業務範囲を自分次第で広げることも可能だと感じています。
このような環境でこれまでの経験を活かしながら活躍したいと考えている方や、スキルだけではなく業界を盛り上げていきたい方にはうってつけだと思います。
また、関東近郊にお住まいでなくても国内であればリモートワークが可能なため、ワークライフバランスやオンオフのメリハリをつけながら仕事がしたいという方にも合っていると感じます。
これから飛躍していくであろう暗号資産業界を共に盛り上げてくれる仲間をお待ちしています!
番外編 三重県の魅力紹介!
育ててもらったといっても過言ではない地元の風景です。
近年の「工場萌え」ブームで注目を集めた三重県四日市コンビナート地帯は、朝と夜で異なる表情を見せてくれるのでいつ見ても飽きません。
三重県の四日市市には日本を支えている製造業が多く集まっています。
四日市市といえば公害を想起されることも多いと思いますが、苦しい時代に多くの人の努力を経て現在では「美しい空」を取り戻しました。
暗号資産業界も社会的な存在となっていくためには、越えなければならないハードルもありますが、皆で乗り越えていく中でより磨かれた存在になっていくと感じています。
鈴鹿サーキットは日本モータースポーツファンの聖地と言われています。
目の前で繰り広げられる大迫力のレースは1度観戦すると虜になってしまいます。
実はレーシングコースだけでなく、遊園地やレストラン、キャンプ場もあるため、家族や友人同士で遊びに行っても楽しめる場所です。
他にもたくさんの魅力あふれる場所があるので、三重旅行に来た際はぜひ立ち寄ってみてください!
ビットバンクでは、仲間を募集しております。
少しでもご興味をお持ちいただけるようであれば、ぜひエントリーをお待ちしています!
詳しく話を聞いてみたいという方はカジュアル面談も実施しておりますので、お気軽にお申し込みください。