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※本記事は2021年6月にnoteにて公開された記事の転載です。各情報は掲載当時のものです。
今や登録プレイヤー数が約3.5億人まで増加したオンラインゲーム『フォートナイト』。100人のプレイヤーが最後の1人、もしくは最後の1チームになるまで生き残りをかけて戦うバトルロイヤルゲームで、e-sportsとしても人気が高く、複数人で参加する企業対抗戦も盛り上がりを見せています。
ビットバンクにも、そんなフォートナイトに特化した社内部活動「ビクロイ部」があります。
「活動日はほぼ毎日。単にゲームを楽しむだけではなく、チームの勝利を目指して夜ごとに熱い戦いを繰り広げる中で、組織力も強化できている実感がありますね。社内で一番盛り上がっている部活動の一つだと思います!」
そう語るのは、部長を務める今井涼二(いまい りょうじ)。今回は、ビクロイ部を盛り上げるメンバーたちと共に、社内部活動のメリットや楽しさをご紹介します!
■部員プロフィール
今井 涼二
事業開発部で暗号資産プロジェクトのリサーチを務めるほか、OKRの推進・イベントの運営も担当中。ビクロイ部の部長。プレイスタイルはみんなを盛り上げる「エンターテイナー」タイプ(写真左)。
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谷津 香
システム部 インフラチームでAWS全般のインフラ管理、主にログ基盤の保守・運用やデータ基盤の設計を担当。ビクロイ部でのプレイスタイルはチームを援護する「後方支援」タイプ(写真左から2番目)。
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地福 惣一
システム部 Appチームでフロントエンド(Web・ネイティブ)を担当。ビクロイ部でのプレイスタイルはチームをリードする「バランサー」タイプ(写真右から2番目)。
宮平 保之介
マーケティング部でアフィリエイト広告を担当。ビクロイ部でのプレイスタイルは前線で攻め続ける「オフェンス重視」タイプ(写真右)。
オンラインゲームを通じて、組織を活性化する
ーーフォートナイトの部活を立ち上げた背景を教えてください。
今井:もともとゲームが好きだったのも部活動を始めた理由なのですが、それだけではありません。業務外の時間でもみんなで盛り上がれる場をオンラインに作ることで、組織を活性化したかったんですよね。
コロナ禍でリモートワークが推進され、本社のメンバーと実際に会って話をする機会がほとんどない中で、何かできないかな? と思っていたんです。私自身も2020年夏の入社以来、出社したのは数日ほどで、関わるメンバーも限られていたので……。
そこで目をつけたのがフォートナイトでした。このゲームは、ユーザー同士が協力して勝利を目指すバトルロイヤルゲームの代表格。部署の枠を超えて色々なメンバーと一緒にプレイする部活をつくれば、コミュニケーション不足を解消できるのではと考えました。
ーー「ビクロイ部」の名前の由来について教えてもらえますか?
今井:フォートナイトでは、バトルロイヤルで勝利すると「VICTORY ROYALE」と表示されます。それを「ビクロイ」と呼んでいることから、部名として使うようになりました。
現在、ビクロイ部には13名が所属。事業開発部やシステム部、CX部、マーケティング部など様々な部門のメンバーが活動中です。「フォートナイト部」ではなく、あえて「ビクロイ部」と名付けて、メンバーで一致団結して勝利を目指す意志を表しています!
ーーメンバーのみなさんは、どのような経緯で入部したんでしょうか?
宮平:以前から今井さんとはよく一緒にゲームをしていたので、自然と入部する流れになりましたね。
谷津:私はビクロイ部が結成される以前からフォートナイトをプレイしていたのですが、ある日「社内に部活ができるらしい」との噂を聞きつけました。そこで、普段から一緒に遊んでいた地福さんに声をかけたんですよ。
地福:そうでしたね。今井さんからも「ぜひ入部してほしい」と誘われました。確か最初は「フォートナイトで1対1の勝負をして、自分が負けたら入部する」はずだったんですよ。結局、今井さんには一度も負けなかったんですが、気づいたら部長権限によって部員になることが決まっていました(笑)。
▲岐阜在住の今井さんは、今回のインタビューにはオンラインで参加
ーービクロイ部にはどんな活動方針があるのでしょうか?
今井:「ビクロイ(=勝利)」を追求するのも重要ではあるんですが、もともとコミュニケーション不足解消を目的に創部したので「みんなで楽しむこと」が第一優先ですね。
特に細かいルールは設けず、自由にプレイすることを大切にしています。活動時間も特に決めていなくて、タイミングがあった人同士で一緒に盛り上がる感じです。
谷津:そんな「ゆるふわ」な雰囲気もありながら、相当真剣にプレイしている人が多いのもビクロイ部の特徴だと感じています。始業前に個人練習に励んでいる人もいるし、地福さんに至っては「業務時間以外ずっと活動しているのでは?」と思うほど(笑)。
チームでプレイする中でどんどん「強くなりたい!」という気持ちが芽生えてくるんだと思います。中学生や高校生の部活のような熱さも兼ね備えている部ですね。
フォートナイトの面白さとは?
ーーみなさん、かなり熱心にプレイされてるんですね!フォートナイトのどのような点に魅力を感じますか?
地福:個人的に面白いのは、集めた素材で壁・階段・屋根・床などを作る「建築」の要素ですね。これが実に奥深いんです。
他のシューティングゲームでは既存のフィールドを利用して戦うのですが、フォートナイトの場合は「建築」を駆使すれば有利な「フィールドそのもの」を創れます。この「課題に対して対策を練り、何かを作って、状況を変えること」って、エンジニアの仕事に通ずるものがあって、全く飽きがこないんです。
谷津:クロスプラットフォームなところもいいですよね。パソコンやスマートフォン、特定のゲーム専用機など、利用できるハードウェアが限定されるゲームも多いのですが、フォートナイトはその制約が少ないんです。
様々なプラットフォームを使って遊べるので、気軽に参加しやすい部活になっているんじゃないかと思います。
宮平:フォートナイトはキャラクターも魅力的なので、私はついつい課金してしまうんですよ(笑)。新しいキャラクターが登場する度に、自分のお気に入りのキャラクターを使って「ビクロイ」したい衝動に駆られてしまいます。
チームプレイで培われる「組織力」
ーーチームでプレイするのと1人でプレイするのには、どんな違いがあるんでしょう?
今井:チームで戦うときには、密なコミュニケーションが欠かせないですよね。
地福:そうそう。1人でプレイするよりも、複数名でプレイする方がより「戦略性」が求められるんですよ。
2人、3人、4人と仲間が増えていくにつれて、1人のときよりもミッションは遥かに複雑になり、難易度も上がっていきます。チームでお互いの弱点を補い合うことなしに「ビクロイ」することは不可能なので、自然に団結力が生まれていると思います。
ーーお互いの個性が見えてくるとプレイもしやすくなりそうですね。
今井:そうなんです。実際に部活を通じて、メンバーのキャラクターをなんとなく理解できるようになりましたよ。
例えば、谷津さんは常に他のプレイヤーの状況を考えて行動してくれる人。いつも仲間に回復アイテムを持ってきてくれるので、本当に助かります。
地福さんはもともとゲームスキルが高いので、当然戦力として重要な存在。それだけではなく、みんなに目を配ってフォローする「バランサー」としての役割も担ってくれるのがありがたいです。
宮平さんは「オフェンス重視」タイプ。加えて、いい意味で目立ちたがり屋な印象を受けますかね(笑)。一緒にプレイする人を楽しませてくれるスタイルだと思います。
私自身のプレイスタイルは、チームのみんなを盛り上げて鼓舞するタイプですかね。「エンターテイナー」のような役割を担っていると自負しています。
ーー今井さんの分析はいかがでしょうか?
地福:合ってると思います!ちなみに最近、宮平さんのプレイスタイルがちょっと変化してきて、かなりレベルアップしていると思うんですよ。上手な人にアドバイスを受けながら個人練習にも勤しんでいるし、まるで仕事のような熱心さで取り組んでいて、上達の速度も上がっていますよね?
宮平:よく見てますねえ(笑)! 今井さんや地福さんがお話されたように「ビクロイ」するにはコミュニケーションが必要不可欠で、全員が力を合わせないといけません。だからこそ「チームに貢献するために個人スキルを磨きたい」という気持ちも強まりました。普段の業務ともつながることかもしれないですね。
部活動で仕事上のコミュニケーションも円滑に
ーーなるほど。ビクロイ部の活動は、普段の業務にもいい影響をもたらしそうですね!
今井:そうですね。部署の垣根を越えて気軽にコミュニケーションする場を作ったことで、直接会ったことのないメンバーに作業を依頼するときや、問題点を指摘する際の心理的ハードルも下がったと思います。
地福:確かに。ビクロイ部でのオンラインコミュニケーションが活発になったことで、リアルでのコミュニケーションコストも下がったと私も感じています。
今井:そう言ってもらえると、とても嬉しいですね!創部してよかったなあ。
仕事においても部活動においても、みんなで目標達成に向かって一致団結するのは楽しいものです。これからビットバンクにジョインする方とも、共に「ビクロイ」する喜びを分かち合いたいと思います!
ーービクロイ部のみなさん、ありがとうございました!