【茂木克也(もてぎまさや)】1984年生まれ。2009年にFlasherとしてWeb業界でのキャリアをスタート。並行してグランドデザインやCIデザインの策定、フロントエンド開発など一連のWeb制作における各パートの実作業経験を数多く積み、2012年からはディレクションを中心に活躍。同時にプレイングマネジャーとしてチームマネジメントを行う。静的なWebサイトの構築をはじめ、大手ECサイトやFlashを用いたデジタルサイネージ、Webアプリケーション開発、テレビにWebを連携させたサービスの新規構築に携わるなど、幅広い制作実績を持つ。2018年にビットエーに参画し、案件規模の大小を問わず幅広く案件に携わりながら、チームのマネジメントを行っている。
美容師からの転身とお聞きしましたが、Web業界に入るきっかけを教えてください
美容師になるために上京し、美容学校には無遅刻無欠席で通って勉学に励みました。ヘアメイクと服飾のショーイベントに参加するなど精力的に活動し、美容師として就職しました。
でも、ふと疑問に思ったのです。はたしてこのまま美容師としてやっていくことが正解なのだろうかと。美容師になりたくて上京したのか、上京したくて美容師を選んだのか、わからなくなったのです。
だから一度落ち着いて考えてみようと思い、アルバイトをしながら自分探しの旅に出たりしました。模索しながら何も見つからない日々が続いた中、アルバイト先で出会った人が「Web業界に行く」と言ったことがきっかけで、自分も流れに乗ってデジハリの門を叩いたことがきっかけです。
ずっと模索し続けるくらいなら、流れに乗ってみよう、むしろ流されてみようと。「人生は長い、もしダメならやり直そう」と開き直っていたのかもしれません。とは言え、流れに乗るからには単に流されるだけでなく、全力で泳ごうと決めていました。
Web業界でやっていくと決めたからには、いかにしてその下地をつくれるか。「やりたい」だけではできませんから、自分のやりたいことを全部やってから人に見せる、伝えるようにしました。おかげさまで、卒業制作においてクリエイターズオーディションに選出してもらい、スカウトを受けてWebの企業に入社することができました。
ビットエーに転職した理由は?
前職では Flash を中心に、デザイン、コーディング、ディレクションなど職種を問わず、オールランダーとして従事しました。もともとは ActionScript を書くのが好きで、3D表現によるFlashサイトやサイネージの作成をメインにしていたのですが、なんせ欲張りなので(笑)。
ビットエーに入社直前は、10人くらいのユニットのマネジメントを行いながら、プレゼン提案から制作ディレクションなどの実業務までを行うプレイングマネジャーでした。
転職活動を始めたのは、自分の経験をフルに活かして更に成長したいこと、会社の規模拡大のプロセスを経験したいことが理由です。
事業会社も視野に入れて検討する中でビットエーを選んだ決め手は、
"何ができますか、ではなく、これをお願いしたい"
と言ってもらえたことです。
私のことをしっかりと理解してくれていると感じましたし、嬉しかったですね。
ビットエーに入ってからはどんな業務に携わりましたか?
まずはデジタルカメラが有名な某企業のサイト制作ディレクションから始まり、その後は某製薬会社のサイトリニューアル案件を担当し、医療従事者の方々に最適な情報をわかりやすく提供できるように努めました。
現在はファイナンス系企業の案件にてコンサルティングに近いことをしています。ポジションとしてはマネジャーとなり、実案件と並行してクライアント先に常駐しているメンバーの管理業務も行っています。
とてもありがたいことに常駐しているメンバーをはじめ、ビットエーの質を高く評価していただけています。よりご要望にお応えできるよう管理業務とともに、ユニット内での情報連携やナレッジ共有なども日々行っています。
どんなときにやりがいを感じていますか?
ビットエーでは受託案件だけでなく、クライアント先に常駐して担当者、責任者と同じ場所、同じ方向を見ながら仕事に取り組めるので、とにかく新しい領域にチャレンジできる機会が多いです。それらに挑み、達成できたときにやりがいと喜びを感じますね。
また、成果だけでなく挑戦した結果が芳しくなかったとき、それを挽回することにもやりがいを感じます。失敗してしまった…と思案するのではなく、失敗したと認めて行動する。勇気を思って踏み込んだ結果、踏み込みすぎてしまっただけなので、素直に受け入れて挽回することに注力します。
今後の目標について教えてください
現在のチームをより強固なものにして、クライアントの要望にしっかりと応えられる組織にしていきたいですね。幸いにも色々な種類の案件の引き合いをいただいているので、チャンスはすごくあると思っています。
時には辛く大変なことがあると思いますが、楽しく働ける環境をつくっていきたいと考えています。