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現地で感じた海外シリコンバレーと日本のインターンの違い

日本と海外の現地インターンシップの3つの違い

インターンシップを行う上で、

・インターンシップでどんな仕事をやって、何を学べるのだろうか?

・ どんな人が教えてくれるのだろうか?

といったことを一度は気にしたことがあると思います。

今回は、アメリカ シリコンバレーでインターンシップを経験した伊藤が現地の方から聞いた話を元に、海外と日本のインターンシップの違いについて考えて見ようと思います。

① そもそもインターンシップへの考え方が異なる

日本では新卒一括採用と終身雇用が長く続いた結果、一度就職したあとの離職率は海外に比べて非常に低いです。そのため、若手採用は引っ張りだこになっており、多くのインターンシップや求人サイトがあります。根底には「企業が人材を育てて戦力とする」という考え方があります。

一方、海外は実力主義なので、「採用のタイミングであなたに何ができるのか?」ということが重視されます。その結果、経験のない学生や新卒は相手にされず、まずはインターンシップで経験を積んでから市場に出ていく必要があります。

例えば、経験値を積みやすい現地のGoogleやPixerのインターンシップは倍率が高く、勝ち取った人がインターンに参加出来るという状態でした。

現地の方々の話を聞いていると、つかみ取ったという雰囲気を随所で感じさせられます。

② インターンシップに求めるレベルは正社員

インターンシップの考え方が違うため、インターンシップに求めるレベルも当然変わってきます。

日本では、学生を囲い込むために「自分の会社を知ってもらいたい」と考えています。そのため、学生のインターンで社会勉強をしたいという要望にも優しく応えてくれるでしょう。

海外では、インターンであっても実力のある人のみが働ける環境なので、インターン生であろうと求めるレベルは正社員と同じです。元々実力がない中でインターンシップに参加しています。一方で、期待以上のアウトプットが求められ、結果がでなければ仕事を任せられることもありません。もし、やることがなければ自分で行動し見つけてアピールする必要があります。僕もこの点は大変苦労しました。

③ 誰の元でインターンを行うかが明確なことが多い

日本では"○○という会社"でインターンという考え方ですが、海外では"△△さんの下"でインターンという考え方です。そのため、日本ではどの上司のもとで働くか分からずミスマッチを起こしやすくなっています。

しかし、海外だと採用前に誰のもと(Boss)で働くかが分かっていることが多くミスマッチが起こりにくいです。また、評価されるタイミングも早くなっています。海外では、インターンシップだけでなく通常も採用も、コネクション・紹介による採用が多いため、誰のもとで働くかわかっていることがしばしばです。

まとめ

このように、日本と海外では、

 ① そもそもインターンシップへの考え方が異なる

 ② インターンシップに求めるレベルは正社員

 ③ 誰の元でインターンを行うかが明確なことが多い

という違いがあったことを現地でヒシヒシと感じました。

今は日本ではインターンの中で教えてもらって学べる会社がたくさんあり、学生にとっては非常に有利な状況です。

しかし、日本でも少しずつ終身雇用からアメリカ型の実力主義の環境へと移行しています。

今がチャンスだと思い、アメリカ的に成果の求められる現場で、日本的なしっかり教えてもらえる先輩のもとで、スピード感を持って実力を磨いていくのが良いと思います。

弊社の場合であれば、インターンシップではまず伊藤のもとで修行を積んでもらいます。もちろんがっつり仕事を任せて、成果にコミットしてもらえる熱意のある学生を探しています。

伊藤についてはこちら : https://www.wantedly.com/companies/beerandtech/employee_interviews/46586

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