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【採用計画の立て方ステップ②-2】

前回に引き続き、実際に採用体制を整える際に行うステップ「期間とコストを決定する」について、お伝えしていきます!

▼採用計画を立てる時は余裕を持ったスケジュールにする

中長期的な採用ニーズを把握し、いざ直近の採用計画を立てようという時に、採用スケジュールを余裕のない状態で作成してしまうことはよくあることです。
いくら具体的に検討しても、現実を確実に予測することは困難です。
そのような時に採用計画を修正する余力を残しておくことが必要です。

▼余裕を持った採用計画内容にするのは理由が大きく3つあります。

理由の1つ目は求人掲載を開始しても応募が来ることは保証されていない為です。
求人掲載をしても確実に応募が来るわけではありません。緊急で人員が必要であっても応募が来なければ採用もできず、採用計画がずれていく原因の一つと言えるでしょう。

理由の2つ目は応募が来ても面接辞退や内定辞退等の予期せぬ離脱が起こることもあります。
余裕のない採用計画の中で離脱が起こると採用活動はどんどん先延ばしになってしまいます。

3つ目は中途採用の場合のみ当てはまる内容ですが、前職の引継ぎに時間が必要であるということです。
中途採用は就業中に転職活動をしている人は全体の7割と言われています。
そのため内定承諾まで進んでも、そこから入社までは1~2か月かかることが多いです。
入社までの期間を待てる程度の余裕は必要となるのです。

採用計画を立てる上で必要となる期間、予算、人数の平均は以下の通りです。
自社の場合は、と当てはめて考え、そこから自社に合った余裕分を採用計画・スケジュールに盛り込むと良いでしょう。

<中途採用の場合の平均>
募集期間:一般職は1ヶ月~、役職有は3ヶ月~
採用予算:80万~100万/人(役職の募集の場合予算は増加します)
採用人数:20名前後(人数は会社規模によってかならふり幅がある項目です。必要人員数の計算方法は下の項目でまとめていますので参考にしてください。)

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