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セルフマネジメントを勉強中(5)

セルフマネジメントを勉強中(序)わたしの天敵・ホラクラシー
セルフマネジメントを勉強中(1)なりたい自分の姿を想像しよう
セルフマネジメントを勉強中(2)ストレスとの向き合いかた(グラウンディングについて)
セルフマネジメントを勉強中(3)戦略休息の必要
セルフマネジメントを勉強中(4)レジリエンス・ゾーンとはなんぞや



前回はレジリエンス・ゾーンについて学びました。
レジリエンス・ゾーンとは、過覚醒でもなく、低覚醒でもない、ちょうどいい覚醒っぷりのゾーンです。

仮に極限まで興奮状態にあったとしても、ここに自分のバイオリズムがのっかってさえいれば、自分でコントロールが可能です。
「あ。わたし興奮してんな」と自覚しつつ、冷静かつ客観的な対処ができるわけです。
自分で自分のマネジメントができている状態です。


ずっとここにいたい、レジリエンス・ゾーン。

さてこのレジリエンス・ゾーン。とある練習をすることで、なんと広げることができるんです。
しかもしかも、レッドゾーンやブラックゾーンに片足突っ込んじゃったときにも、戻すことができるんです。
なんと素敵すぎる。
これ、やらいでか。

というわけで、今日はその具体的な方法についてご紹介をしていきます。
それはもう、ものすごくシンプル。
正直、「まじで?」ってなりました。
なにをするってね。
それはね。

「自分の好きなものを知る」
これだけ。


リソーシング


その名も「リソーシング」。
自分の中の「リソース」を知り、そこから広げていくのです。
ではリソースとはなんぞや。

リソースとは、一言でいうと「資源」です。
ビジネス業界でも利用したりするようですが、ここでは「自分の中にある資源」をさします。
この資源を利用することで、自分の中のレジリエンス・ゾーンを広げることができるそうです。
その自分のリソース。
それを知るために必要なものが、この質問です。

「あなたの人生で何かよいもの(好きなもの・場所・こと・人・ペットなど)を考えてください」

これね。シンプルだけどものすごく大事なことだと思います。
自分ごとになって恐縮なのですが、心が落ちているときって、自分の好きなものがわからなくなるんですよね。
「自分は何が好きだったっけ」
もしくは
「あんなに好きだったはずなのに心が全然なんにも感じない」
って思うんです。
これってきっとブラックゾーンにいたんでしょうね。

「自分の好きなものを知る」
なんでもいいんです。
たとえば「好きな人」にしたって、恋人でも家族でも親友でも芸能人でもミュージシャンでもそれこそ二次元でも。
わたしは死んだおじいちゃんが今でも大好きで、なにかあるとあー会いたいなーと思うのですが、これもアリだそうです。
思いだすことで「ああもう二度と会えないんだ・・・」と逆にナーバスになる可能性もありますが、その感情はそのまま受け止めていいそうです。
そしてまた別の好きなものを探し始めるんですって。
小学校のときに飼っていたピヨ(ニワトリ)のことも思い出しました。
なかなか楽しい作業です。

ほんとなんでもいいんです。
本、映画、音楽、スポーツ、場所、景色、ペット、ぬいぐるみ、ゲーム、動物、幼いころの毛布・・・

心の奥底を探せば、なんでも見つかるはずです。
それがあなたの「リソース」です。

以前なにかで「好きなものがたくさんある人は心が強い」みたいなことを聞いたことがあるんですけど(うろ覚え)、これってここにも通じるかも。

ただこれらは自分の「外側」にあるリソースです。
リソーシングのプラクティスでは、自分の「内側」のリソースにも目を向けます。

「自分を支えて成長させてくれる価値観や経験、自分の中の好きなところ」

うーん、日本人にはなかなか難しいかもしれない。
でもだからこそ、このプラクティスが必要なんでしょうね。
そして軽くやってみました。自分の中の好きなところ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんとも難しい。
これはは奥が深く、なかなかやりがいがありそうです。

「外側」と「内側」、自分の中のリソースを見つけて思い浮かべ、自分の中に起こる変化を感じ取る。
これがリソーシングのプラクティスです。
これを続けることでレジリエンス・ゾーンが広がるなら、ぜひ頑張ってみようと思います。


さて次回は「マインドレスネス」についてお話しします。
「フルネス」じゃなくて?

レスネス???

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