前回
「マーケティングは恋」
と申しましたが、どうやって消費者に届くのかを考えれば考えるほど、北風と太陽を思い出します。
提供側が「買え~買ってくれ~~」となるほどに、消費者の心は離れていくというか。
冷めていくというか。
自分が消費者だから余計に思うのかな。
ちょっと検索しただけなのに、サイトを変えても表示される広告とか(リスティング広告)
スクロールしてもしてもずっとくっついてくる広告とか。
自分が「うっとおしい」と思っているものが、はたして消費者の心に響くのか。
いや無理です(即答)
ショッピングサイトによくある、「あなたにオススメはこちら」っていうのもなぁ。
先日ノンフライヤーを購入した際も、別ブランドのノンフライヤーをずらりとオススメされ、
「いやいやそんなにノンフライヤーばっかりいらんわ!」
となったのも記憶に新しいです。
消費するタイプの、定期的に購入するものならまだいいけど、そうではないものも多いですし。
その点、アマゾンの「よく一緒に購入されている商品」というのは、本当に着眼点が素晴らしいと思います。
すでに購入済みの先輩たちの声ですから。
「これを一緒に買えば便利なのか」って思いますもんね。
消費者の自然の流れに逆らわないというか。
違和感なく入ってくるというか。
購買意欲も削がないですしね。
我々の商品は「自動売買のシステム」なので、何度も繰り返し買うものではないのです。
ただ、戦略がたくさんあるんです。
それこそすでにシステムを動かしている「先輩たちの声」ですね。
この戦略を目に見える場所にさりげなーく置いておいたら、「一緒に買ってみよう」ってなるかしら。
少なくとも「あ、こういう戦略もあるんだな」と気付いてもらえそうですね。
「戦略ショップ」という名称ですが、今は完全な別サイトにおいてあり(もちろんリンクでつながってはいますが)、存在そのものもご存じないお客様もいると思うので、もっと見やすくカスタマイズしてもらうのはありだなぁ。
ちょっと提案してみよう。
あとは、根本的にシステム自体を購入してくれるお客様を増やすこと。
これは「リストマーケティング」が使えそうだなと考えています。
こちらについてはまた次回。