アトモフの共同創業者でソフトウェアエンジニアの中野です。
Atmoph Window 2 Version 3.1 のシステム更新が先週リリースされましたが、皆様アップデートしていただけましたでしょうか?カレンダーウィジェットやボタン設定などいくつかの機能追加がありましたが、「アップロード機能」追加も大きなトピックでした。
2021年11月現在ではまだ利用者を限定した「ベータバージョン」という位置付けなのですが、機能と動画変換サーバの調整を行いながら、ベータテスト参加希望者の方を徐々に招待させていただいていますので、「使ってみたい!」という方はこちらから是非ご応募下さい。
アップロード機能があることによって、旅先の風景などを家に持ち帰って、また家でも楽しむことが出来るようになり、Atmoph Window の楽しみ方がグッと広がるのでは、と思っています。
とはいえ、アトモフ用の風景の映像を撮影するのはなかなか大変なもの、、!ベータテストに参加したものの、「どうやって撮影したらいいものか。。」と思っている方もいるかもしれません。今回は風景を撮影するためのコツをご紹介しようと思います!
1. フォーマット
まず撮影する動画は以下のサイズである必要があります。
シングル:1080px × 1920px (FHD) / 2160px × 3840px (4K)
パノラマ:3840px × 2160px (4K)
フォーマット:mp4/mov (H.264/H.265エンコード)
ファイルサイズ:5GB以内
今はスマートフォンでも4K撮影できるものが多いので、4K/30fpsで撮影してもらえばそのまま Atmoph Window用に利用可能です。シングルの場合はFHD/4Kの両方に対応していますが、4Kで撮影してもらった方が仕上がりはずっと綺麗になります。
2. 撮影中のブレの防止
とてもいい風景だなと思っても、ブレずに動画撮影をするのはとても難しいものです。風景がブレてしまうと「窓」として感じられないだけでなく、見ていて酔ってしまったりすることもあります。撮影時にスマホやカメラを置けるような丁度いい場所があればいいのですが、特に自然の中では難しいことも多いので、個人的には好きな高さと角度に調節できるスマホ用三脚がオススメです。
私はこの三脚を使っているのですが、コンパクトで軽いし、Bluetooth接続で使えるシャッターボタン(スマホを触らずに撮影開始・停止出来るのでとても便利)も付いているのでとても重宝しています。
三脚があれば落ち着いて水平をとったり、角度を変えたり出来ます。過度に見上げたり見下ろしたりせず、「窓から見た風景として自然か」ということを意識すると、Atmoph Windowで見るのに良い風景になりやすいです。
3. 撮影時間
アップロード機能としては1分以上の長さがあればOKですが、風景映像として自然に見るためには 5分以上、出来れば10分程度の長さがあると、ループも気にならずに良い感じになると思います(アトモフの通常風景は大体15分程度の長さがあります)。
しかし実際にやってみるとわかるのですが、何もせずに10分待つというのは本当に苦痛です。。特にスマホで撮影している場合にはスマホで暇つぶしをすることも出来ないので、何か時間を潰せるもの(そして音が出ないもの)を持っていくことをお勧めします。私の場合はペンパズル(数独やカックロ)と小説です。本を読んでいれば10分はあっという間ですしね。
撮影してると「何を撮ってるの?」みたいに話しかけられるのが「アトモフビデオグラファーあるある」なのですが、この前撮影をしていたら鹿たちが覗きに来て驚きました。写真を撮ってる人は多くいても、自然の動画を撮っている人はあまりいないのかもしれません。
撮影している時間は退屈ではあるのですが、スマートフォンを使わずに、ぼんやりと色々なことを考える事が出来て、これはこれで良い時間だなあと思ったりもします。
私は京都の宝ヶ池公園という素晴らしい公園の近くに住んでいるのですが、普段は音楽を聴きながら歩いたり、ランニングで通り過ぎたりしてしまう公園も、「良い景色は無いかな」と思って見るとまた違う見え方がして、とても新鮮です。
是非皆さんも素晴らしい景色に出逢ったら、それを撮影して家のAtmoph Windowのために持ち帰ってみてはいかがでしょうか。良い風景が撮れた時には是非私たちにも是非教えてください。
使いたいけどまだ招待されてないよ!という方、申し訳ありません!毎週新しい方をどんどん追加招待しているので、風景の撮影をしつつ、もう少々お待ちくださいませ。