なにをやっているのか
リアルの風景映像。カナダのバンフ国立公園にあるペイト湖 。その他、1,200本以上の風景映像から選択できます。映し出された映像を見て「実際にこの場所を訪れてみたい」と思ってもらえたらいいな、という願いもあり、撮影した場所の地図も表示しています。
オリジナルCG、2060年の京都をイメージした「新京都」。代表の姜が『ブレードランナー』『AKIRA』などのSF映画や、『サイバーパンク2077』などのSFゲームのファンであり、これらの作品から強い影響を受けて実現した近未来の世界。1年かけて制作、2022年6月リリース。
■事業内容
Atmoph Window のハードウェア開発、ソフトウェア開発、風景コンテンツ撮影および編集
世界とつながるバーチャルな窓、Atmoph Window の開発を行っています。
窓を通して世界各国の風景を眺めることで、世界を感じ、知り、いつか旅のきっかけになったらという思いでプロダクトとサービスを届けています。
Atmoph Window の1,700種類を超える風景ラインアップはすべてオリジナルで、これまで訪れた国は45ヵ国を超えました。
■Atmoph Window
Atmoph Window は、4K/6K撮影した1,700種類以上の風景映像とリアルなサウンドで、お部屋に開放感と癒しの時間をもたらします。在宅ワークの需要が増える中、窓から風景を眺めることで旅行気分になれるだけではなく、ご自身で撮影した風景をアップロードできる機能、Googleカレンダーとの連携や決まった曜日と時間にアラートができるデイリールーティーン機能など、『進化する窓』として通年を通してソフトウェアのアップデートを行っています。
また、世界各国の風景だけではなく、リアルでは見ることができない宇宙や恐竜時代、未来都市など、CGにも一層力を入れています。世界的IPとのコラボ実績もあり、新しいエンターテインメントとして様々な「世界」につながる窓を今後も追求していきます。
■Product History
これまでリリースしたプロダクトはこちらからご確認ください。
https://atmoph.com/ja/products/history
■主要顧客
個人、レストラン、カフェ、ホテルなど(個人8割、法人2割)
なぜやるのか
世界中のカメラマンと契約し撮影を依頼。窓から見える風景を忠実に再現するため「定点撮影」が強いこだわりです。簡単そうに見えるかもしれませんが、大きな音や目の前を遮るモノが入るとやり直し。結構大変なんです。
そんなカメラマンさんのおかげで、海、山、都市、夕暮れ、春、動物など、Atmoph Windowから現在1,200本以上の風景を選ぶことが出来ます。または社内のモーションデザイナーが作り出すCGの世界も。Disney、Star Wars、DEATH STRANDINGなど、リアルもバーチャルも気分に合わせてお楽しみいただけます。
「日々を、冒険にする。」
創業のきっかけは、15年前。CEOの姜(かん)はアメリカ留学時代、慣れない環境にストレスを抱えていました。窓からはすぐ隣のビルしか見えない、アパートの閉塞感が一層ストレスを大きくしている気がしました。パソコンのデスクトップを南国のビーチの写真にしたり、TVに風景DVDを流してみたりしたけれど、どれも何か違う。
「もし、窓からの風景を変えることができたら。」
行ったことがない国、その風景が生まれた文化や歴史、そこに住む人に思いを馳せたり、その景色を見ながら話がはずんだり、ひとりの人間の世界をちょっとずつ広げられる。
そうして、一人一人の毎日をまるで冒険のようにワクワクするものにしたい。これがアトモフの願いです。
ユーザーからは、「新型コロナウィルスの影響で海外旅行できない不満が解消できた」「家にいる時間が長くなったが気分に合わせて風景が変えられて癒された」などの声も届いており、人々の心の支えにもなれる製品、サービス、コミュニケーションを届けていきます。
【Atmoph Window 2に込められた想い】
▼「いらない、もうある、まだそこ」--アトモフ姜氏が「スマート窓」で覆した3つの言葉
https://japan.cnet.com/article/35167498/
▼未来の窓でSFを実現——風景のNetflixを目指すアトモフ
https://fabcross.jp/interview/20190425_atmoph.html
▼元任天堂の2人が発明したどこでも窓「Atmoph Window」--日常をSFの世界に変える
https://japan.cnet.com/article/35137145/
▼“どこでも窓” から、未来をひらく
https://nature-and-science.jp/atmoph/#page-1
どうやっているのか
アトモフならではの働き方や制度を一部ご紹介します。
アトモフでは、一緒に働くメンバーが楽しくまた全力で仕事にチャレンジできるような体制を整えています。
【リモート体制】
現在、多くの社員はリモートワークをしています。茨城、東京、横浜、愛知、石川、京都、大阪、兵庫など日本各地のメンバーが一緒に仕事をしています。リモートワーク手当もあります。
【時差勤務(正社員)】
朝の出勤は8時〜10時半の間で選ぶことが出来ます。子供の送り迎え、通院など、皆プライベートの都合に合わせて自由に選択しています。
【京都オフィス】
オフィスは京都市内にあり、オフィスでの業務が必要なポジションの人は出社しています。例えば、ハードウェア開発、映像編集、製品の出荷、など。それ以外の人も、状況や気分に合わせて自由に出社しています。
【家で過ごす時間をもっと上質に】
「仕事以外の時間も大切にして、好きなことを楽しんで欲しい」という想いから、残業は少なく繁忙期でも月10時間程度です。
【メンバーの旅を応援】
メンバーの実際の旅を後押しするため「アドベンチャー支援制度」を設けています。旅行の際には、年次有給休暇とは別に有給休暇と支援金が支給されます。体験と広い世界につながる感覚をシェアし、仕事に活かす好循環を生んでいます。
【Atmophのメンバー】2024.09
取締役 3名
正社員 15名
パート・アルバイト・インターン 6名