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アステリア ワイン部 部長に聞く!ワイン好きへのおすすめ3選・ビギナーへの一押しワイン

アステリアには、フットサル部やクラフトビール部など、社内の有志で運営している部活動があります! 

というわけで今回は、コミュニケーション本部で広報・IRとして働きながら、アステリアのワイン部 部長として大活躍している齋藤ひとみさんに、ワイン部の活動や、おすすめのワインについて突撃インタビュー!

なんと前職では、ワインの販売責任者をされていたという(!)ひとみさん。ワインについて深い知識を持ち、現在もアステリア社内でさまざまなイベントが開催されるたびに、ワイン選びのプロとして頼られています。

ぜひ皆さんも、本インタビューを通じて、奥深いワインの世界を覗いてみてくださいね♪

ー ワイン歴と、興味を持ったきっかけについて教えてください!

前に勤めていた職場(高級スーパーマーケット)でワインの販売をしていたのですが、お客様に商品について尋ねられても、数名のスタッフしか回答できないという状況がありました。その状況を打破しようとワインの勉強を始めたのがきっかけです。

その後は、常時500本以上のワインを取り扱う店舗の仕入れや、販売の責任者などを経て、かれこれ10年以上ワインに携わっています。

前職を退職したあとはワインから遠ざかるかと思っていたのですが、アステリアに入社した際に、社内にワインセラーがあることを知って、逃れられないのかな?とこっそり思いました(笑)。

今では社内のワインセラーのワイン選定や部活動だけでなく、個人活動(副業)として、日本国内のワイン生産者のオンラインイベントや広報のサポートなども行っています。

ー アステリアのワイン部ではどんな活動をしているんですか?

数ヶ月に1度、色々なテーマを元にプライベートでもお付き合いのある生産者さんや、インポーターの営業さんを招いて、社員向けに講義をしていただいています。

最近では、一年間を通したワインの地域や品種特性から、最近のトレンド、スパークリングワインの正しい開け方など、ワインの基礎知識を学ぶセミナーを開催しました。

また、日本ワインの生産者さんにお願いして、オンラインでのワイナリーツアーを開催したこともあります! ワイナリー見学や、生産者との直接対話となると、ややハードルが高いように感じてしまうメンバーもいたのですが、言語が日本語であることや、オンラインであることがそのハードルを下げたようでした。毎回、40名近くの社員が参加しています。

カーブドッチワイナリー取締役、醸造責任者 掛川史人さんによるオンラインでのワイナリーツアーの様子

ー アステリアの恵比寿オフィスにはワインが置いてあるんですよね。ワインセラーにある「社長のおごりワイン」ってなんですか?

アステリアでは、現在新しい働き方としてオフィスの5次元化を提唱しています。その中でも恵比寿のオフィスはセンターオフィスとして、必要なときに必要な人が集う場所として位置づけています。

そうした中で、オフィスでは人との交流を楽しんでもらいたいという意図で『社長のおごりワイン』という仕組みを取り入れています。

これはアステリア製品「Gravio」のカメラとAIを使ったシステムで、ワインセラーの前に2人立っていることを検知すると「どうぞ飲んでください!」という社長の動画メッセージが流れ、ワインセラーの施錠が解除されるというものなんです。

終業後や、四半期の打ち上げなどで社員に声をかけてワインを楽しむ人などが多いです。

ー すごい! 面白い仕組みですね。ちなみにワインセラー内のワインを選定されているのもひとみさんとのことですが、選定のポイントがあれば教えてください。

大前提としてはなかなかワインを飲んだり、自分で購入したりする機会がない社員も含め、誰でも一緒に楽しめるような選定を心がけています。具体的には、ワインに詳しくない社員でも見たことがあるものや、比較的多く流通しているものを選ぶようにしています。

見たことがある物を選ぶ理由は、見たことがない銘柄よりも「これ知っている!飲んでみたい!」という気持ちになってもらうため。また比較的流通量の多いワインであれば、社内で飲んで気に入ってくれたときに、プライベートでも選択しやすくするためです。

ー そんな深く考えられていたとは…! ひとみさんのワイン愛が伝わります。ちなみに、ワイン好きにおすすめしたいワイン3選と、それぞれの選定理由も教えていただけますか?

個人的に好きなワインはこの3つです。

1,マルク・テンペ アリアンス

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フランス、アルザス地方の生産者マルク・テンペ氏が作るワインです。アリアンスは「協力」や「結婚指輪」という意味合いがあり、ぶどうが仲睦まじく調和するという思いが込められています。毎年生産年ごとにぶどうの割合も異なるのですが、全体的にフルーティな味わいです。

個人的にはこの生産者が気に入りすぎて20代の頃、単身アルザスにお話を伺いにいったこともありました。

2,ニコラ・ジョリー クロ・ド・ラ・クレ・ド・セラン

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少し高価なのですが、ワインが好きな方にはぜひ1度飲んでいただきたいなと思う1本です。フランス・ロワール地方でフランスで初めてビオディア味を取り入れた伝道師としても有名なニコラ・ジョリー氏が作るフラグシップワイン。

ふくよかな香りと味わいが特徴で、10年以上前に1度飲んだだけにも関わらず鮮烈に記憶に残っているワインです。

3,カーブドッチ むささび

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新潟カーブドッチワイナリーの醸造責任者 掛川史人氏が趣味で作るワイン「どうぶつシリーズ」の中でも、新潟県産の黒ブドウ「カベルネ・ソーヴィニヨン」を100%使って作った白のスパークリングワイン。

私自身もカベルネ・ソーヴィニヨン100%とは最初思わなかったこのワイン。カベルネ・ソーヴィニヨンというと赤ワインで濃いという印象を持っている方にこそぜひ試していただきたい1本です。

ー 私はそこまでワインに詳しくはないのですが、ビギナーにおすすめしたい一押しの1本と、その理由を教えてください!

・コノスル シングルヴィンヤード ピノ・ノワール

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ビギナー向けでしたら、やはりチリ産のワインがおすすめです。中でも、自転車のマークでおなじみのコノスルの少し上のシングルヴィンヤードシリーズをおすすめします。

このシリーズはコノスル社が最適な標高・土壌・気候の単一区画に単一のブドウ品種を栽培して醸造したシリーズで、品種の個性が発揮されていることが特徴ですので、自分の好きなブドウ品種を見つけるのにも適しています。

中でもピノ・ノワールはフランスのブルゴーニュ地方などで多く栽培されているブドウ品種として有名で、渋みも少ないため料理や季節にも比較的合わせやすいです。赤ワインを初めて飲む方だけではなく、デイリーで飲まれる方にもぜひおすすめしたい1本です

ー 最後に、ずばり! ワインの魅力ってなんですか?

ワインはその多様性が一番の魅力だと考えています。

ワイン用のブドウ品種は数百とも数千とも言われるほど数が多く、それらから作られるワインも赤や白、ロゼ、オレンジ、スパークリングなど、多岐にわたります。同じブドウ品種で生産国や土壌、生産者によってその味わいは大きく異なります。また、飲み方もワイングラスからコップまで多様ですし、合わせる食事もさまざまです。

ワインを学び始めてこの多様性に一番驚きました。更にワインの表現はネガティブなものは少なくて、ポジティブな表現が多いことも多様性を認めているんではないかな、と。

この多様性により、誰でも気軽にもフォーマルにも楽しむことができる飲み物として、コミュニケーションの活性化にもつながるところが魅力的だと思います。

ー ワインを通じてコミュニケーションの活性化! 想像以上に深く、面白いワインの世界を覗くことができました。おすすめワイン、早速試してみたいと思います。

皆さまも機会があればぜひ、ひとみさんセレクトのワインが置いてあるアステリアのオフィスに遊びに来てくださいね! 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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