※本インタビューは、アステリアの新卒研修の一環で作成した社員インタビュー記事です。2023年4月に新卒で入社したメンバーが、アステリアで長く働く社員にインタビューを行い、自身で執筆しています。
”つなぐ技術”で社会に貢献する、アステリア株式会社(東証プライム上場)の社員インタビュー。今回はビジネス推進部のリーダーとして働く、渡部かおり(わたなべ・かおり)さんに、アステリアの働きやすさの実態や、福利厚生について聞きました。
―渡部さんがアステリアに入社したきっかけを教えてください。
私は前職もIT業界に勤めていましたが、自分のプライベートな時間をもっと充実させたくて転職を決めました。当時は、派遣会社に登録して事務職を探していたのですが、アステリア(当時はインフォテリア)なら前職での経験を活かしながら、希望の働き方ができるのではないかと紹介されて、入社を決めました。
前職はメーカー系SIerの企業で、流通業向けのパッケージシステムの開発・販売を行っている部署にいました。営業に同行してお客様先でシステムの説明やデモを行ったり、システム改修時の品質チェックやマニュアル整備、問い合わせ対応を行ったりしていたので、基本的なIT知識が身についていたことと、お客様対応を行っていた経験が、アステリアで働く上でも役に立ったと思います。
2014年に派遣社員として入社したのですが、2年後に直接雇用にしましょうと提案をいただき契約社員となり、さらに翌年の2017年に正社員になりました。
入社当時は事務職を探していたこともあり、IT業界以外で働いてみたいなと思っていたのですが、いざ入社してみると、とっても働きやすく、居心地もよくて。気がつけば今に至るという感じです(笑)。
―具体的に、どういったところが働きやすいと感じましたか?
小さい子供がいるので、スーパーフレックスと在宅ワークがメインというのが本当にありがたいですね。普通に通勤すると片道1時間ぐらいかかってしまうのですが、それがまるまるなくなることで、フルタイムで勤務しても保育園の基本の預かり時間内で送迎ができています。
一般的なフレックスというと、いわゆるコアタイムが決まっていて、例えば10時から14時は絶対に働いてください、その前後は好きにしていいよ、というようなケースが多いのですが、アステリアにはコアタイムがありません。
例えば、保育園の個人面談がある日は、午前中働いて13時~15時は一時抜けてして、15時~17時にまた働いて、お昼休みを長くとった時間分は別の日で補填する、というような働き方も可能です。子供の都合などに合わせて、柔軟に対応できるのが魅力ですね。
―アステリアに入社してからライフスタイルや仕事面での変化はありましたか。
保育園の預かり時間の関係で、働ける時間は基本の定時になることが多いのですが、通勤時の満員電車に乗らなくてもいいのはメンタル的にとても楽ですね。いまはほぼテレワークなので、通勤のストレスがないだけでもアステリアで働く価値があるんじゃないかな(笑)。
ちなみにアステリア社員の中にはテレワークとスーパーフレックスを活かして、地方で仕事をしたり、物価の高い都内から郊外に引っ越したりした方もいると聞きました。
―現在所属している「ビジネス推進部」では、どういった業務をされていますか。
現在は、アステリアの製品(主に、ASTERIA WarpとPlatio)のご契約者様に、より製品を好きになってもらうための活動をしています。活動の方法はさまざまで、より便利につかってもらうための勉強会や交流会の企画・運営、ASTERIA Warpデベロッパー向けのスペシャルイベントや、オンラインコミュニティ(Slack)の運営などを担当しています。
イベント開催に向けてやることはたくさんあります。例えば、一番大きなイベント開催の例でいうと、まずはじめに開催目的とターゲット決め、さらに、それをもとにテーマやコンテンツを決定し、登壇者と社内関係者の調整を行います。
オフラインで開催する場合は会場選び、オンライン開催の場合は配信環境の準備も必要です。内容が決まったあとは、申し込みフォームを作成したり、メルマガなどで集客も行ったり、他にもいろいろと準備をして、ようやく当日を迎えます。
イベントが無事に終わったあともやることは多く、例えば、アンケート結果の共有や開催レポートの作成、プレゼントの発送、そしてその頃にはまた次のイベント内容を検討して・・・というような感じです。
ここ2~3年はコロナ禍の影響でオフラインのイベントは開催できていませんでしたが、懇親会や合宿などのお楽しみイベントも今後企画していきたいと考えています。
私たちの活動については、開催レポートをブログで公開しているので、ぜひこちらも見てみてください。
AUG(ASTERIA Warp User Group)のブログ
―ありがとうございます。これまで以上に製品に愛着を持ってもらえるような今後の活動がとても気になりますね!
ここからはアステリアでのプライベート面での「働きやすさ」についてお聞きしたいと思います。渡部さんはお子さんがいるとお聞きしましたが、アステリアでの産休前の苦労や、妊娠しながら働く中で大変だったことはありますか。
人によると思いますが、私は幸いつわりがあまりなくて、妊娠中ならではのしんどさや大変だったなと思い返すことが意外となかったです。それも当時は周りの方に配慮してもらったからだなぁと思います。展示会への出展時に、説明員としての立ち仕事を免除してもらったこともありました。
―育休明けに仕事復帰された後、大変だったことや逆に助かったことはありましたか。
私の場合は保育園の空きがなかったこともあり、育休で1年半お休みしていました。仕事復帰して大変だったことは、2020年4月に復帰して、子どもの慣らし保育がやっと終わって預けられる状態になった頃、緊急事態宣言で登園自粛要請がきて、2ケ月間くらい子どもを見ながら仕事しなくてはいけないことになったことです。
でも、そんな中でも、思い通りに時間を取って仕事が出来なかったり、仕事時間が細切れになったりすることを、誰かに責められることがなかったんですよね。私は1年半も休んでいたので、きちんと仕事をしなければと思っていたのですが、「できる範囲でやってくれたらいいよ」という雰囲気で、無理しなくていいよと言っていただけたのが、本当にそれがありがたかったです。
-育休を1年半とってよかったと思うエピソードはありますか。
実家が遠方なのですが、頻繁に帰ることができたことはよかったですね。あと子供とできる限り色々なところに行き、写真をたくさん撮ってフォトブックを作ったりしました。
小さいうちから保育園に入れていると、初めて寝返りをした瞬間、初めて離乳食を口にした瞬間、初めてつかまり立ちした瞬間…みたいなものは保育園にいる間に済まされていて、気がついたらできるようになった、ということも多いと思うんですけど、育休を長めにいただいたおかげで、そういう子供の小さな成長もしっかり見られたのがよかったですね。
-渡部さんも参加されている社内Slackの「papa_mamaチャンネル」に私も参加させてもらったのですが、交流が盛んだという印象を受けました。このチャンネルはどういったものですか。
同じく子供を持つパパママ社員が情報交換をしているSlackチャンネルです。子どもと行ってよかった場所を共有したり、保育園や小学校でもらったプリントはどうやって保管している?とか、一般的なママ友パパ友間でやりとりするようなやりとりをしています。
最近だと、ランドセルはどういう基準で選んだ?という話題や、NHK「おかあさんといっしょ」に出演している体操のお兄さんが卒業したことをみんなで嘆きあったり、ゆるっと雑談してます(笑)。プライベートでは、いわゆるママ友コミュニティに参加してないので、このチャンネルがあると、とてもありがたいですね。
-「papa_mamaチャンネル」のいいところを一言で言ったらどんなところですか。
一言でいうと、「パパママの羽を休める場所」ですかね!
-アステリアにはサバティカル休暇制度(※)がありますが、使う予定はございますか。
(※)入社7年目に4週間連続で有給休暇が取得できる制度
去年付与されたので、今年度中か来年度中に取れるといいなと思っています。両親も一緒にみんなで旅行に行きたいなと思いますね。他には、自分のために自由に使う時間を作りたいと思います。
サバティカル休暇を取った方の中には、お子さんの夏休みに合わせて1か月お休みをとった方もいました。
-最後に、アステリアの魅力を教えてください。
子育て中のメンバーはもちろん、働く人それぞれに合った働き方ができるところですかね。制度面が整っているのはもちろん、それを支えてくれるメンバーがそろっているのも心強いポイントです!
子育てが落ち着いたら、私も支える側に回って恩返ししていきたいと思います!
※本記事に登場する肩書きや業務内容は、取材時点(2023年4月)のものとなります。ご了承ください。