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仕事の「振り方」と「受け取り方」を考える。

アスペアの社内勉強会、「メンバーや後輩に対しての仕事の振り方」のディスカッションをしたことがあります。

方法論的に深く突っ込めば、それだけで何日もの勉強会・研修になってしまいそうな話題です。
ただ、今回は経験ドメインもレベルも大きく違うメンバーたちから、経験や経験則・ポリシーを自由に発言してもらうようにしました。

話題が関連してつながっていくようなら、よっぽど脱線しない限りは発言の出るままに任せてみました。詳細まではここには書けないのですが、いくつか並べてみますね!

仕事の振り方:

・フォローできる前提で、ストレッチレベルの仕事を割りあてる。
・上長としてフォローできるなら、ガンガン振る。
・各人に「どこやりたい?」と聞く。やりたい所を優先して担当させる。
  ⇒メンバーのモチベーションが一定以上の場合が前提。
・相手の力量が分からない場合、最終的には自分が被る覚悟で。
   (毎日進捗を確実に把握する、自己申告の言葉・表現を丸呑みにしない)
・議事録を書かせる: 要点把握・集中力・表現力を見ると概ね判断できる。
・相手のプロファイルに応じて判断: 統一的な方法、アプローチは無い。
   (挑戦意欲・モチベーションの組合せで、4パターンで対応を調整)
・教え方:べったりやっても嫌がられないアプローチもある。
   (相手の行動・成果を否定しない)
・相手から反応は欲しい、そのこと自体を相手に伝える。
・能力不足:「日本語力を付ける」ところから必要な場合も意外と多い 。
   (固定パターンでしか判断・行動できない人)
   (素養・伸びしろが少ない人)
   (半日など短期で進捗を確認・素養を見る必要があるとき)
・自分のタスクのスケジュールを自分で引かせる(手順も含めて)。
・大き目のタスクを振る(計画、要点把握、リスク把握、計画の再調整)
・アウトプットのイメージの摺り合わせを重視する。
・アウトプットのレベル・イメージ説明をさせる(理解を促す&計る)。
・自社メンバーだと基本認識・意識が合っているので振り易い。

仕事の受け取り方:

・自分の役割を明確に、出来るか否かを早く応答、相手との距離感を把握する。
・信頼を得て、相手に不安を感じさせない。
・業務知識・仕様を押えていたら、いつのまにかレビュワー役になっていたり、ということも...。
・ライブラリアンになる。
・連携度を上げてリスクコントロールしていくと、いつの間にか頼られる。

まとめ:

話題の展開が「振り方」の具体的なケースに付いて、掘り下げる会話がメインになりました。
実際には振る側のプロファイル、振られる側のプロファイルにより、アプローチの組合せも無数にあるでしょう(銀の弾丸はありません)。

しかし、やはり振る側(より管理的な立場の者)はインターフェイスを要する人数も多くなりがちですし、相手の立場も様々です。
なるべくスムーズに、ストレスの少ない方法を自然体で実行できたほうが安定して動けるので、メンバーから見ても安心感が得られますよね。

こういったノウハウもアスペア内で改善を続けて、より良いチームを作っていきたいと思います!

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