こんにちは!
asken人事採用の平賀です。
あすけんで働く人々のインタビュー。
なぜaskenに入社したのか、どんな思いを持って働いているのか、コンシューマー事業部でAndroidエンジニアとして勤務している八森さんにお話を聞きました。
ゲーム好きがきっかけでエンジニアに
昨年ドイツから帰国後、askenに入社してくださった八森さん、まずはエンジニアになろうと思ったきっかけから教えてください。
子供の時にすごくゲームが好きで、ゲームクリエイター、ゲームプログラマーになりたいと思ってエンジニアを目指しました。小学生の頃からファミコン、スーファミ、Nintendo64、プレステなど一通りのゲームコンソールをプレイしましたね。
それもあって、大学院での就職活動はゲーム会社を中心に受けていましたが、ゲームプログラミングをやったことがないこともあり、ゲーム会社にはご縁が無かったのですが、縁あって、1社目の大手電機メーカーに出会い入社、そこからエンジニアとしてのキャリアがはじまりました。
コンピューターサイエンスを学ぶきっかけとなったのは?
大学はゲーム系のプログラミングを学ぶところではなく、一般的なコンピューターサイエンスを学ぶ学科でした。会津大学を選んだ理由は、外国人教授が多数を占めていて、英語教育に力を入れているためです。コンピューターサイエンスの授業であっても教授が外国の方だと英語で授業が行われました。通常、大学では第二外国語を学ぶのが一般的だと思うんですが、会津大学は第二外国語がカリキュラムに含まれておらず、英語教育に特化している、大学としては珍しい大学だったことが、当時魅力的だなと感じましたね。
なぜ英語に特化している大学を選ばれたのですか?
高校生の段階ではあまり考えていませんでしたが、英語自体には憧れがありました!というのも子供の頃に外国人に話しかけられたことがあって、何を言ってるかわからず、何も答えられなかった、そのトラウマから英語が話せるようになりたいと思ったんです。
ちなみに下のお名前の「勉」ということで「勉学」への想いが込められているのかな?と感じたのですが、エピソードを教えていただけますか?
実は、イギリスの有名なランドマーク「ビッグ・ベン」にちなんで名付けられたんです。
「ビッグ・ベン」は当時の工事責任者のニックネームにちなんだ名称らしく、僕に「立派な設計士になって欲しい」という想いを込めて、大工の父が「勉」と名付けました。
大手電機メーカーから前職まで、キャリアを積んでいく過程で目指すエンジニア像は変わっていきましたか?
新卒で入社した企業はとても大きな企業で、社内のスパコン事業部に所属していて、自分がこれまでアルゴリズムを中心に勉強していたので、そういった力を発揮できるのではと思っていました。ただ、大きな会社だったことや僕の配属部署の役割から、ユーザーとの距離を感じていました。もっとユーザーに近い、もっとユーザーにダイレクトに価値を届けられる仕事がしたい、そういった想いが強くなり、当時社員が30名位だったベンチャー企業へ転職しました。
その後、事業会社のエンジニアなどを経て、Androidエンジニアになったのは・・・?
Android エンジニアになろうと決めたのは単純に、プライベートで最初に購入した携帯端末がAndroidだったからです(笑)
あんまり Android か iOS かで特にこだわりはなかったのですが、Android端末の方がカスタマイズ性が高そうだと感じて、Android を買うことにしたのがきっかけです。iOSアプリを公開する場合には事前にAppStoreで審査が必要ですが、一方でAndroidの方は審査が不要でアプリを送信するとすぐに公開状態になる点や、Android 端末はブランドが多数ある点を考えてAndroidの方が面白そうだと感じました。
iOSの開発にも興味はありますか?
興味はありますが、なかなか手をつけられていないのが現状です。今はAndroidアプリのコードのリファクタリングに注力したいと思っています。
面白そうな環境を求め、ITスタートアップが盛り上がっていたドイツへ
ドイツに行こうと思った理由や経緯も少し教えてもらえますか?
最初はシリコンバレーに興味を持ちました。当時「恐怖、シリコンバレーの真実!!!」という記事がネットで話題になって、その中では、シリコンバレーでは年収が1800万円相当あっても生活が厳しく、家賃も非常に高い、と紹介されていました。その記事を見て、「恐ろしそうだけど面白そうだ!」と思い、シリコンバレーで働いてみたいと思ったんです。それで、アメリカの企業を中心に応募していたのですが、なかなかうまくいかず、その後はカナダの企業を中心にチャレンジ、いろいろと活動を進める中で、ドイツのベルリンの企業にチャレンジすることにしたんです。
理由は、当時ベルリンで IT のスタートアップが盛り上がっていたのと、かつ国際的な都市なので、ドイツ語が話せなくても英語が話せれば暮らしていけると言われていたからです。ベルリンの企業に応募したところ、ありがたいことに1社からオファーをもらうことができ、ベルリンに移住し、憧れの海外で働くことが実現したんです。
ベルリンで働いて良かったことは何ですか??
国際色豊かな会社だったので、たくさんの国籍の方、色々な方と働けたこと。それから英語力も鍛られたし、異なるバックグラウンドを持った人と一緒に働いてきたので、人間としても成長できたと思います。
大変だったこともたくさんあったと思うんですが・・・?
ドイツ語ができなかったので、現地の人とのコミュニケーションに苦労しましたね。僕は、「英語が通じる」と思っていたので、あまりドイツ語を勉強せずに行ってしまったんです汗。でも、ベルリンで働いている人達は、ドイツ語で話しかけてくる。なので、まず、「英語で話せますか?」と聞いて、そこから英語での会話を始めるというのが辛かったですね。
あとは文化の違いなんですが、日本だとamazonで荷物が届いた時に、家主がいなければ、不在票が入っていて、再配達を頼むのが普通ですが、ドイツでは隣の家に預けるのが普通なのは最初驚きました!
海外経験を活かし、Google社とのプロジェクトも完遂
日本に戻ってきたきっかけも教えてください。
ベルリンの企業にレイオフされてしまったことが大きな理由です。
ドイツに残るか、日本に帰るかの選択肢があり、正直なところ、ずっとドイツにいたい思いが強かったんです。そこで、ドイツと日本と両方の転職活動を並行して行っていく中、多くの企業や様々な方々とお話する中で、askenに縁があり、日本に帰国して働くことにしました。
現在Googleさんとの業務でも語学力やご経験が生かされているのでは?
そうですね。ヘルスコネクトの案件では、最初はGoogleさんの担当者の方と日本語で議論していましたが、ある時、Googleのグローバルチームのエンジニアが来日することになり、仕様に関する質問をする機会をいただきました。その際には、Googleのオフィスに招待していただき、グローバルチームのエンジニアの方々とエッジケースや仕様について、英語で議論させていただき、とても刺激的で勉強になりましたね!
見事、プロジェクトとして成功されて、お気持ちはいかがですか??
入社直後にヘルスコネクトのプロジェクトにアサインされ、リリースまでに5ヶ月もかかった大きなプロジェクトでしたが、リリースできたときはとてもホッとしました。
ふと、Twitterで「ヘルスコネクト」と検索してみたところ、あすけんに関するツイートが出てくることに気が付き、自分が作った機能が多くの方に知ってもらい、バズっているのはとても嬉しく思いましたね。実は、ヘルスコネクトの案件に関わるまでヘルスコネクトの存在を知らなかったので、予想外でしたが、その分すごく嬉しかったです!
今はどんなことにチャレンジにしてるのですか?
CM公開に合わせて、アプリの品質向上に取り組んでいます。一部のWiFi環境であすけんに接続できない不具合が発生しており、その修正に取り組んでいます。以前からお客様から通信の不具合に関する問い合わせをいただいているため、少しでも早く修正して、安心して使っていただけるようにしたいと考えています。
入社前後で感じたあすけんの魅力
askenで開発していて、いいなと思うことはありますか?
カスタマーサポートや企画チームのメンバーと、密に連携して進めていけることがとても良いなと感じます。
例えば、栄養素に関わる部分の開発をするときに、栄養士の方に質問をしながら進めることができて、そういった専門性の観点でも非常に助かりました。他部門、他職種の方とすぐにコンタクトが取れるというのは良いところですね。
あと、あすけんはユーザーさんがとても多くたくさんの方に利用いただいてるサービスなので、当たり前なことではありますが、機能開発には細心の注意をはらい、慎重に行っています。一般的に「ちょっとしたバグ」だとしても多くのユーザーさんに影響が出てしまうので、その点は気を抜かず、しっかりと進めています。
ただ、日頃SNSなど で「あすけんを使って痩せることができた」「食生活が改善された」といったお声をいただくことも多く、日々励みになっています。
逆にこうだったら良いのにと思うところはありますか?
そうですね、今のところ特にないです(笑)
askenに転職を決めた理由は?
まず、ヘルスケア関連の業界やサービスに携わりたいと思っていたためです。前職が初めてのヘルスケア企業だったのですが、自分のスキルを使ってユーザーの健康に貢献できることにすごく価値があるなと感じていたんです。そういったこともあって今回の転職でもヘルスケア関連を軸に、引き続き人の役に立てる業務に関わっていきたいと思っていたことです。
もう一つは、面接官の方の印象がとても良かったのは大きな理由ですね。面接ではコーディングテストを実施したのですが、面接が終わった後に面接官の方からコーディングテストの感想や「説明がわかりやすかった」などのコメントをもらったり、併せて「是非一緒に働きたいと思った」と言ってくださったり、それはシンプルに嬉しかったですね。
また、面接だけではなく、一緒に実現したいことや自身のエンジニアとの成長といった観点でも考えてくれ、面談やメールなどで熱いメッセージをいただき、askenに入社することに決めました。
AndroidだけでなくiOSにもチャレンジしていきたい
エンジニアとして今後はどのようなキャリアを考えていますか?
Androidエンジニアを今後もやっていきたいと思ってますが、キャリアを広げる意味でもiOSもやっていきたいです。社内のiOSエンジニアに、Android開発も進める方がいるのですが、一緒に仕事をしていていつも「すごいなー」と思いますね。iOSもAndroidもどちらも開発できるというのは憧れます!
ちょっと趣向を変えた質問をしますね。ご趣味は何ですか?
趣味は筋トレです。今も週に2回、3回はジムに通っています。同僚の藤井さんは部位ごとに日々のメニューを変えて休まずに鍛えているようですが、自分は筋肉痛がある間は回復に集中したいタイプです(笑)
あとは競技プログラミングもやっています。
オフィスでの勤務は必要があれば行くというスタイルですが、直接のコミュニケーションで得られることやオフィスに来て良いことってありますか?
基本的には在宅が好きなのですが、会社にきた方が集中力が上がりますね。家だと誰にも見られていないので、正直なところ気が抜けてしまうこともあります汗
全体会議やワークショップ等で集まりがあるときは、普段会えない人と交流ができるので、積極的に参加してます。就業後に皆で集まって、一緒に食べたり飲んだりするのは好きですね。ワイワイするのが結構好きです。
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