こんにちは。
アジラの皆川です。
皆さんは「成長」という言葉を聞くと何を思い浮かべるでしょうか?
身長体重? 学校の成績? 経済成長? (はたまた隠喩的に)太ったこと?
いろんなところで成長という言葉が使われていますが、これを数字で表すと「前期のそれとの比較」で計算することができます。
例えば、国の経済成長なら、今期のGDP ÷ 前期のGDP -1 = ●●%
【具体例】日本の実質GDP成長率(2016年から2017年)
531兆4040億円÷ 522兆4568億円-1=1.7%
とまあこんな感じです。
ところでこんな計算をしたことがあるでしょうか?
「1.01の365乗」
これは、「仮に毎日1%ずつ成長したとして1年後にどうなっているか?」をイメージするための計算式です。
答えはなんと37.8!
すなわち1年後には今の37.8倍になっているということです。
これイメージできるでしょうか?
竹は1日で1メートルも伸びることがあるそうですがそれに匹敵するくらいの大きな成長ですね。
人間社会でこんな成長はめったに見かけません。普通に生活していたらおそらく世の中の平均的な成長レベル(1~2%)と同じくらいに落ち着くと思います。
でもベンチャー企業ではこのくらいのイメージでしょうか。
以上は例え話ですが、何が言いたいかというと、
・成長には必ず積み上げが必要です
・その積み上げ量はほんの少しずつで十分です
・ただし日々積み上げていく粘り強さが必要です
これを続ければ全然違う姿になっているはずです。
現実には毎日1%ずつ成長することは相当困難でしょう。
しかしこのようなメンタリティーを持っている人はちょっと手強いと思いませんか?
結局は毎日をおろそかにせず真剣に向き合うことが一番の近道であるという面白くもない結論です。(抜け道探す暇があったら精進した方がいいです)
ちなみに1.02の365乗=1377!です(笑)
株式会社アジラ 取締役CFO 皆川芳輝