今回は、チームマネジメントがテーマ。以前、プログラミングとデザインに関するおすすめ書籍をご紹介し、好評をいただきましたが、今回は書籍に加えて、ちょっとしたツールも紹介します。
目次
読んでみよう
- 書籍『完訳 7つの習慣 人格主義の回復(新書サイズ)』
- 学べるWebサイト『Google re:Work』
やってみよう
- カードゲーム『wevox values card』
- ボードゲーム『プロジェクトテーマパーク』
■読んでみよう
チームマネジメントや組織運営を円滑に行うためのヒントや、仕事に対する姿勢の参考になる書籍などをピックアップしました。
書籍『完訳 7つの習慣 人格主義の回復(新書サイズ)』
キングベアー出版刊
著:スティーブン・R・コヴィー
訳:フランクリン・コヴィー・ジャパン
価格:2,178円
https://fce-publishing.co.jp/book/p863940925/
成功者たちの共通点を研究し、よりよい結果を生むために必要な習慣をまとめた、世界中で長きにわたって読まれている人生哲学書。
「いわゆるチームマネジメント本ではなく、個人の行動や考え方にフォーカスした書籍ですが、チームメンバーの一人ひとりがこれを意識して考え、行動を起こすと良いチームになると思います。個人としての考える姿勢を作ってもらいたい、作りたいと考えている方はぜひ読んでみてください」(取締役)
学べるWebサイト『Google re:Work』
Google
https://rework.withgoogle.com/jp/
*画像はGoogle re:Workより引用
Googleをはじめ、様々な組織の働き方の先進事例や研究、アイデアを掲載。働くことをよりよくする方法が学べるウェブサイト。
「以前からこのサイトの話は聞いていたのですが、マネージャーについて講演する際に、改めて調べました。『〜re:Work』はGoogleが経験してきた歴史から導き出された働き方の事例や施策といったものをまとめており、マネージング、チーム、採用……と様々な組織に必要な役割ごとに、どういった視点や観点を持つ必要があるのかなどが記載されていて、とても参考になります。
チームビルディングをする方、したい方、マネージャーの本当の役割を知りたい方におすすめです」(マネージャー)
■やってみよう
ここからは、アシアルでも遊んだことがある、おすすめゲームを。遊びながらチームマネジメントやチームビルディングが学べます。
カードゲーム『wevox values card』
wevox
価格:3,630円
https://wevox.io/valuescard
*画像はWEVOX STOREより引用
価値観が記入された89種のカードを使って、様々な遊び方ができます。ゲームを通じて自分自身を見つめ直し、他者との相互理解を深められるツールです。
「会社でwevoxを使っており、このカードゲームもチームミーテングや飲み会で使ったことがあります。くだけた雰囲気の中で、コミュニケーションを取りながらお互いをよく知りたいという方、チームで良い成果を出すために相互理解が必要と思っている方におすすめです」(広報チーム)
「もとは、2019年に開催されたPxTX(大規模チームリーダーカンファレンス)で、ノベルティとして配布されたゲームです。
デザイナーのチームでも、ミーティングでカードワークをしてみました。5枚の手札を持って、順にカードの山から1枚引き、かわりに自分の価値観から一番遠い言葉が書かれたカードを捨てるというワークをやったのですが、捨てるカードをオープンにするので
“そのカード捨てるの?”
“何も捨てられない……”
“○○さんが捨てたカードを拾います!”
といった具合に盛り上がりました。
ゲームの最後には、手元に残った5枚を元に自分の価値観をほかのメンバーに説明します。自分やチームメンバーがどんな価値観なのかを知り、認め合う機会になりました。
今は新型コロナ禍でミーティングもZoomになり、対面でのカードゲームは難しい状況ですが、オンラインでも同じようなよい経験ができないかと考えています。チームメンバーとこのゲームをした時のことを思い出し、一層そう感じました」(デザイナー)
ボードゲーム『プロジェクトテーマパーク』
ヌーラボ
価格:5,073円
https://backlog.com/ja/project-theme-park/
*画像はBacklogブログより引用
手札を管理し、プレイヤー全員で相談しながら目標達成を目指す協力型ボードゲーム。プロジェクト管理が学べ、チームワークも育む。プレイヤーは3〜5名で、ゲーム時間は30分程度。
「遊園地のアトラクション建築を通して、どんな仕事にも欠かせないプロジェクト管理の課題に立ち向かうゲームです。目標達成のためにメンバー全員が協力して話し合いながら、ゲームを進めていかなくてはいけないので、必然的にコミュニケーションが生まれます。
最初のプレイでは、ゲームだからと軽い気持ちでやっていたら、ことごとく失敗して、プロジェクト的には大惨敗しました。メンバー全員がプロジェクトを自分事として捉えることが成功のカギを握っています。コロナが落ち着いたら、またみんなでプレイしたいゲームですね」(プロジェクトマネージャー)
▼参考記事