株式会社ベネッセコーポレーション / ニュースコミュニティアプリ

サービス概要

ベネッセ社が提供する「サンキュ！コメつぶ」は、生活情報誌『サンキュ！』がプロデュースした、暮らしに欠かせないニュースを選りすぐってお届けするニュースコミュニティアプリです。家計のやりくり、家と暮らし、健康・美容、教育、新商品情報、エンタメ、社会など幅広いジャンルから、知っておきたいニュースを集めて毎日お届けします。

効率よく欲しい情報を届けられるよう直感的に操作できるシンプルなUIの構築や温かみのあるカラーで親しみやすいデザインの制作、さらにはシステム開発、アプリ開発、保守運用までを一貫して提供いたしました。

サービス名

「サンキュ！コメつぶ」

iOS：
https://app.adjust.com/119sjcxc

Android：
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.benesse.cometub&hl=ja

お客様名

株式会社ベネッセコーポレーションURL：https://www.benesse.co.jp/benesseinfo/

提供内容

UX/UI、デザイン、システム開発、保守/運用

「サンキュ！コメつぶ」開発の背景

ベネッセ社が発行する生活情報誌『サンキュ！』は、暮らしに役立つ情報満載の雑誌で、女性誌の実売でもトップクラスを誇り、20代〜50代の主婦層を中心に幅広い女性読者から支持されています。

これまで多くの読者と接点を持ち、共感を得ている『サンキュ！』ですが、雑誌では読者のニーズや嗜好を知る機会が限定されているため、読者との継続的な接点が希薄になっていることを課題と捉えていました。加えて、コロナ禍でリアルでの人との交流が少なくなり孤独感を感じている読者の一助になりたいとも考えていました。

そこで、『サンキュ！』は情報を発信するだけでなく、共感が得られる居心地の良い場所をつくることで、読者同士の相互作用を促進し、共感・後押し・実体験ができる新しい価値を届けたいとの思いからこのプロジェクトを立ち上げました。

ユーザー中心設計で初期開発はシンプルに

ベネッセ様はアプリのコンセプトや実現したい内容を明確にお持ちだったので、そのご要望をもとに独自のアイデアを取り入れながら具現化し、あるべき機能を検討しました。まずはミニマム開発からスタートし、情報提供を中心としたアプリの骨子を作りあげることに注力し、段階的に機能を追加してリリースしていくことをご提案しました。

追加開発では、ユーザーにとってより使いやすく魅力的なアプリを実現するために、UXを向上させる新たな機能の追加に取り組んでいます。

真のパートナーとして徹底した開発体制の構築

ベネッセ様とは一般的なクライアントと開発会社の関係に留まらず、真のパートナーとして伴走型の開発に取り組んでいます。そのため、週5回の定例会議を設定し、会議にはエンジニアやデザイナーも参加することで、積極的なコミュニケーションを図りました。これにより、要件や要望を実現するための具体的なアクションの提案やスピーディーな意思決定が可能となり、全体のチームワークが向上し、開発プロセスがより一体となって進められています。

さらに、私たちは多くのリクエストに対して柔軟に対応するための適切な体制を整えました。ベネッセ様は各機能について細かな要望を持っていたので、初期開発から追加開発にわたり各機能に合わせて、プロジェクトマネージャーの追加やエンジニアの入れ替えなどを行いました。初期から開発に関わっているメンバーを残しつつ、先の開発を見据えてメンバーのスキルや納期を考慮し、要望に応じて最適なメンバーを配置したことにより、タイトなスケジュールの中でも、遅延なくリリースすることができました。

「サンキュ！コメつぶ」の主な機能

①フォロー機能

「つぶらー」と呼ばれる各分野の専門家や人気インフルエンサーやニュースタグ（「#一生お金に困らない」「#子どもの学び」「#家事をラク」）などのフォローができ、好みの情報を手軽に取得することができます。

②プッシュ通知機能

アプリ利用者の端末には、自分がフォローした人のコメント・関連ニュースのプッシュ通知が届きます。コンテンツの見逃しを防ぐだけでなく、ニュースを深く理解するための手掛かりも得られるようになります。

③いいね機能

つぶらーのコメントに気軽に共感を示すことができる「いいね」ボタンを実装。コンテンツをより一層お楽しみいただけます。

お客様の声

「サンキュ！コメつぶではじめてご依頼させていただくことになりました。当初見積もり内容の認識相違や開発体制の見直しなどさまざまなことを粘り強く一緒に乗り越えていく中で、開発チームの皆様との信頼関係を築くことができました。弊社の要望の対しても柔軟に対応していただきスピード感をもってアプリの次フェーズの開発も進められています。」

株式会社ベネッセコーポレーションデジタルビジネス課課長兼サンキュ！WEB編集長釈智子様