今回は、新規事業開発部 営業、兵庫県在住!
宮本さんにお話を伺って来ました。
アラヤ以前の経歴を教えてください。
大学時代は友人と起業を目指していましたが、体を壊して入院することになり残念ながら断念しました。
大学卒業後は面接して頂いた方の人柄に惹かれて、医療・福祉系の会社(現 リニエグループ)に就職しました。十数か所の施設や事業所の立ち上げに関わり、経営企画のマネージャーをしていました。
そちらを退職後は、AIに興味を持ち機械学習やプログラミングを独学して大阪のITベンチャーに半年勤めた後、アラヤに入る前は1年半ほど子育てをしていました。
アラヤに入社した理由は?
子どもが小さいこともあり、リモートで勤務できてかつAIに関われる企業を探しておりました。
AIへの興味のきっかけは、当時「ヒトの強みは何なのか」と考えていたことにあります。他の生物と比較して、ヒトの強みは何なのか、という疑問です。
そして、それは情報なのではないかと考えました。
身体のサイズや様々な能力を考えても、ヒトが勝っていたり劣っている部分はあるのに、なぜ食物連鎖の頂点に立ったのか。
例えば、ヒトは知識や経験の共有、共同作業ができます。つまり、コミュニケーション能力が高いわけですが、人類の歴史を振り返ると、なぜホモ・サピエンスだけが生き残ったのか。
これには諸説あるらしいですが、ネアンデルタール人と比べて、喉の長さがホモ・サピエンスの方が長く、会話をするのに適しており、コミュニケーション能力ではホモ・サピエンスの方が勝っていたと言われているそうです。
ヒトは文字、活版印刷、インターネットを生み出し、知識や経験など様々な情報を共有、活用し、強みを伸ばしてきました。こういったヒトの歴史を考えると、IT産業が世界のトップ産業になることは当然なのかもしれません。
そして、この情報という強みをさらに伸ばしていくにはという観点から、情報を取り扱う知能に興味を持ちました。また当時、人工知能に関する本がたくさん市場に出ており、その中で、東京大学の松尾先生がお勧めされていた「考える脳 考えるコンピューター」という本を読み、人間の脳機能、知能、ニューラルネットワークが分かりやすく解説されており、人工知能だけでなく脳そのものにも興味を持ちました。
そのようなことを考えている際に、転職サービスでアラヤを知って、ビジョンや事業内容にすごく惹かれたのが応募のきっかけです。
最初はエンジニアとして選考を受けていましたが、流石に独学では経験不足でエンジニアとしての採用は叶いませんでしたが、これまでのビジネス経験&多少のAI知識を買ってもらい(?)、ビジネスサイドとして入社させてもらいました。
現在の仕事内容を簡単に教えてください。
AIを内製化したいお客様などに先端AI研究支援やエッジAIのソリューション(受託開発メイン)を提供する営業全般を担当しております。またプロダクト開発においては、流体解析AI「NeumaticAI(ニューマティックエーアイ)」にビジネスサイドとして関わらせてもらってます。
現在の仕事のやりがいや魅力は?
「ほんまにすごいなー」と思うエンジニア、リサーチャーが沢山いて、そういう人たちがどんなことしているのかを身近で聞いたり知ったりできるのは単純に楽しいです。かなり難しいのでたまに頭が痛くなります(笑)
アラヤの技術力はすごいとお客様から良く言われます。その技術が本当にお客様の課題解決に役立っている(そういうフィードバックをいただける)のはやりがいを感じます。
あと展示会出展など何かしらのマイルストーンがあるときにメンバーが協力し合あって、普段よりチーム感は生まれるのですがそういう時間は好きです。
今後アラヤで挑戦してみたいことは?
業界、カテゴリにおいて、デファクトスタンダードとなるようなプロダクト開発にビジネスサイドとして関わりたいです。
現在関わっている流体解析AI「NeumaticAI」は、AIを適用したCFD(Computational Fluid Dynamics)のソフトウェアにおいて、そのポテンシャルがあると思っております。
座右の銘は?
「生きていることを感じるために生きる」
生きてるって何だろう?哲学的なことを子どものときとか考えたりすることはよくあるかと思います。考えても、調べても、納得する答えは出ず。。。
別に答えなんてないだろうし、頭で納得しなくても、生きてることを感じればいい。そう考えるうちに、これが座右の銘となりました。
お仕事からは離れますが、趣味を教えてください
子どもが産まれてからはあまり趣味の時間はないですが…
美術館・建築・建築巡りや競馬鑑賞が好きです。好きな競走馬は、小4のときに初めてみたGI「天皇賞(秋)」を制したエアグルーヴです。好きな建築はベタですが、フランク・ロイド・ライトの建築で、「自由学園明日館」はすごく好きです。建築は3Dのアート、アートの中に入れるアートとして捉えています。
一緒に働きたいと思う人はどんな人?
大変な状況でも良い方向に持っていける方やそういう思考の方と一緒に働きたいと考えています!