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【社長・高橋の経歴】就活失敗〜フリーター〜留学を経た「アナザーパス」な経歴

はじめまして。
株式会社アナザーパス・代表取締役を務めている高橋佑児と申します!

今回の記事では、僕のこれまでの経歴と、どうして起業するに至ったのか、というお話を書いていきます。

誕生〜大学入学まで

1993年11月に神奈川県の病院で誕生した僕。
体重は3000gほどで、それはそれは可愛い赤ちゃんだったそうです。

時は過ぎて高校生になった僕。
友達作りがとても苦手で、大好きな『陸上競技マガジン』をいつも教室で一人で読んで過ごしていました。

いわゆる、「隠キャ」です。

僕は陸上部に所属して中距離を専門としていました。
高校生から始めた陸上にどっぷりとハマってしまい、寝ても覚めても頭の中は陸上のことだらけ。
高校3年間はまさに陸上に明け暮れた日々でした。

僕が通っていた学校は、大学附属の中高一貫校だったので、中学受験に合格して入学した時点で大学までエスカレーター式に行けることが確定していました。
なので、そのことにあぐらをかいて、ひたすら陸上をやっていたわけです。

そして忘れもしない高校2年生の冬、修学旅行でシンガポールに行ったのですが、
夜中で友達同士で部屋に集まって談笑していると、その中の一人が「慶應大学を受験する」と話しました。

僕は学校での成績はそこそこ良かったのですが、その子は僕よりも成績は下。
なんかわからないのですが、「え!それなら俺も受験しよ!」と思い、修学旅行から帰った直後に両親に相談しました。

意味の分からない謎の対抗意識から受験を決意したのですが、今考えるとかなりリスキーなことをしたな、と思います。

僕の学校は生徒の95%が内部進学(エスカレーター式で大学に入る)する学校で、入れる大学もMARCHレベルです。外部受験を選択すると、内部進学の権利を失ってしまうんです。
※正確には、権利は保持できるものの、枠が余った学部にしか入れない

ですが、当時の僕は無駄に強気で、
「いけるっしょ!早稲田いけるっしょ!」
という、MARCHを蹴って受験するので、早慶以上しかない、というキツすぎる挑戦を選びました。

理由は、「自分よりも成績が下の子が、自分よりも良い大学に行く」ということを想像したら、めちゃくちゃ悔しかったから。
※結構嫌なやつですね僕。笑

ただ、今になって考えると、この時に僕が大事にしていたのが「希少価値」というものなんだと思います。
僕の中で「希少価値」とは、「他大多数の人とは違う」という意味です。
僕が一番好きな言葉でもあり、「アナザーパス」という社名の由来にもなっているのです。
※この話はまた今度

「大学受験をしたい!早稲田大学に行きたい!」
ではなく、
「自分の周りと違う道に進みたい!」
という思いだけで受験を決意したわけですね。

学校の先生にもめちゃくちゃ反対されました。
「うちの大学の何が不満なんだ!」と

「何も不満はないです!ただみんなと同じは嫌なんです」

全く理解してもらえなかったです。笑

とまあ、こんな感じで大学受験をして、晴れて早稲田大学に合格することができました。

ちなみに大好きな陸上もどうしても続けたかったので、受験の直前までフルで(週5で)練習していました。
※同期はみんな引退したのに笑

早稲田大学入学!〜晴れてフリーターに転落するまで

さて、大学に入学した僕。
勉強はそこでぴったりとストップしてしまい、アルバイトと海外旅行に明け暮れる日々。
後悔がないと言えば嘘になりますが、「希少価値」とは程遠い「よくいるそこら辺の大学生」でした。
※そもそも、「早稲田の政経」という周りに優秀な人しかいない環境だったので、「ああ、自分ってマジで普通の人なんだな」って痛感していました。笑

そんなこんなで、大学生にとっての一大イベント「就活」シーズンを迎えます。
僕の周りは優秀な人ばかりで、狙うのは当然大手企業ばかり。
僕も例に漏れず、外資系投資銀行のとかのインターンに参加したり、スーツで学校に行ったりと、就活をしていました。

この話は長くなるので割愛しますが、僕は総合商社(5大商社)と呼ばれるところを第一志望とし、それ以外には就職しない!という、謎の精神で就活本番を迎えます。

結果は惨敗。見事に全落ち。かすりもしませんでした。

インターンとかで内定をもらっていた企業は何社かあったものの、すべて断ってしまったので、内定がないまま卒業することが確定。
就職浪人することも考えましたが、「みんなと一緒に卒業したいな〜」とか、色々考えて就職先がないまま卒業しました。

こうして、2016年4月1日、晴れて僕はフリーターになったのです!(拍手喝采)

フリーター〜カナダ留学まで

実はフリーターになる前に、さすがに「将来無計画はやばい」と思っていたので、「英語を身につけよう!そうだ留学だ!」ということで、カナダに留学することを決めていました。
10月に出発だったので、それまではアルバイトをしてお金を貯めるという計画でした。

それでアルバイトを始めたのが、とある旅行代理店。職種はWEBライター。
旅行とか観光に関する記事をひたすら書きまくる、というアルバイトでした。

ちなみに、この時に出会った人たちとは今でも仲が良くて、大学では出会えなかったような個性あふれる人たちです。素敵な出会いに感謝感謝。

僕の計画としては、
カナダ留学→英語ペラペラ→中途採用で就職して2-3年経験を積む→総合商社に転職
というものでした。

いやいや、まだ総合商社への憧れ捨てられてないんかい!という感じでしたが、僕は本気でまだ総合商社に入りたかったようです。

そして毎日フルタイムでアルバイトに励む毎日。
ある時、ひょんなことがきっかけで、アルバイト先の社長さんとお話しする機会がありました。
今思うと、これが僕の人生で、マジで、最大の転機でした。

その時に話した内容はさておき、それがきっかけで、僕は社長に"いじられる"というポジションになりました。笑
社長は慶應出身だったので、早稲田のことを事あるごとにいじられ、僕はヘラヘラしながら「やめてくださいよ〜」というやりとりを繰り返していました。

ある時、社長に
「早稲田なんだから頭いいでしょ。このツールを使って、うちのWEBサイトのコンバージョン率アップさせる改善案考えて」
と言われ、僕はライターの仕事ではなく、その仕事をすることに。

いきなり過ぎて困惑していたのですが、社長に言われたことが嬉しくて、頑張ってみました。
難しいツールを使いこなし、色々とマーケティングのことを調べたり、競合他社のサイトを穴が開くくらい何度も見て、改善案を練りました。

そして数ヶ月後、会社の飲み会でカラオケに行った時、隣に座っていた社長が僕の将来について聞いてきました。以下、再現。

社長「留学から帰ってきたら何したいの?」
僕「どっかの会社で経験積んで、最終的には総合商社に行きたいっす!」
社長「なんで総合商社?」
僕「そりゃ、なんかモテそうなイメージだし、海外飛び回っていてかっこいいし、何よりもお金持ちになれるじゃないですか!」
社長「え〜。総合商社って、確かに海外勤務とかはあるけど、めちゃくちゃ激務だし、年収も2,000万円とかでしょ?」
僕「…。2,000万円って、高くないですか?」
社長「全然高くない。何も欲しいもの買えないじゃん。」
僕「…。(そりゃ何億もする家とかは買えないだろうけど…)」
社長「それなら会社やった方が絶対にいい。時間も自由だし、お金も好きなだけ稼げるし、海外なんていつでも行ける。」

多分、こんな感じのやりとりでした。
この時、僕は「ああ、この人は考え方の次元が違う人だ」と思ったのをはっきりと覚えています。

それと同時に、「確かに、俺がなりたいエリートサラリーマンって、希少価値そんなに高くないのでは…?」
と思ってしまいました。

僕が起業というものを意識し出した瞬間です。

そして、その後、カナダ留学に行く直前に、例の改善案をまとめて社長を含む社員の方々にプレゼンさせていただき、僕はカナダ留学に飛び立ちました。

カナダ留学〜起業

ちょっと長くなってきたので、はしょります!笑

カナダ留学に行った僕は、まるで身が入りませんでした。
というのも、社長とお話しさせていただく中で、どんどんと「起業欲」が高まってきていたからです。

当初、1年2ヶ月間、がっつり現地のカレッジに通って英語を完璧にする!という計画でしたが、結果的に半年間で学校を辞め、帰国して会社を作る、という決断をしました。

名付けた社名は「株式会社アナザーパス」。

振り返ると、僕の人生割とめちゃくちゃな選択をしてきたな、と。

  • 95%がエスカレーター式で入学する大学を蹴って大学受験
  • 一点集中型の就活でフリーターに
  • フリーターになってからカナダ留学へ
  • カナダ留学を切り上げて起業

王道からはずれまくって、もう何してんねん!という感じです。

でも、王道をはずれて挑戦するのは楽しいことですし、わくわくしますよね。
それと同時に、大きな不安に襲われることもあるはず。
僕は、王道をはずれて挑戦する人の不安を取り除いて、少しでも成功確率がアップするような、
そんなお手伝いを仕事を通じてしたい、という思いで「アナザーパス」という社名を選びました。

この想いに共感してくれる人と働けたらいいな〜なんて思っています!


とまあ、ここまで長々と書いてきましたが、下記の動画にもう少しわかりやすくまとまっているので良かったらご覧ください。
※最初から出せや!というツッコミがきそうですが

https://www.youtube.com/watch?v=vpu3cMRGTnI

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