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「真っ当に、勝つ」広告主、代理店そして媒体社popInにて日韓統括マネージャーを経験した北がアンカーを選んだ理由とは。

北 哲哉/Tetsuya Kita(37)
大阪府市出身 2024年4月入社
事業推進部 ゼネラルマネジャー
我以外皆師也
趣味はバイク、車、ジム、岩盤浴、ポーカー、麻雀、読書

「人には親切にする、約束を守る、嘘をつかない。」人は誰しも善悪の区別はつく。頭で分かっていても「とはいえ…」と、折れてしまうのが人間の性。だが北は、いかなるときも誰に対しても誠実さを貫いてきた稀有な存在だ。

その性善説を地で体現しつづけ、前職、外資系広告媒体社popInでは日本と韓国を統括するカントリーマネージャーまで上り詰めた。リクルートライフスタイルでの営業から一転、28歳でデジタルマーケティング業界に転職。代理店、広告主、媒体社と、Web広告に関わるすべての立場を経験した上で、アンカーを選んだ理由とは。

「アンカーは至極真っ当。だからこそ、次は勝つフェーズへと導きたい。」いまの挑戦について伺いました。

経験に勝る知識なし

ー広告代理店、広告主、媒体社すべての立ち位置を経験した理由とは?

僕、経験主義かつ人に嘘をつけない性格で。とくに営業って知ってるだけの情報をお客さんに伝えることが多いじゃないですか。でも僕は表面的なことじゃなく、どんなことでも体験から得た知識を相手に伝えたい。だから35歳までにすべてを経験すると決めて、代理店、広告主、媒体社、3つの立場を経験しました。

あとは成長スピードも意識していましたね。28歳でこの業界に入ったので、同年代に追いつくためには普通にやっていても敵わなくて。転職して1〜2年が圧倒的に成長実感があるので、吸収しては次のステップへと、転職を繰り返していました。

成長実感でいうと、やはり代理店が一番成長する環境だと感じますね。まず第一に、この業界で戦う上で一番大事なものって情報じゃないですか。広告主、媒体社、代理店の中だと代理店が一番最新の情報が集まるんです。

それにクライアントを通してさまざまなビジネスモデルに触れることもできる。広告主側のときは基本的に自社事業をいかに拡大するか、媒体社は下流施策なのでクライアントの事業まで深く入り込むことは多くありません。アンカーはクライアントの事業戦略から施策まで一貫して伴走しているので、メンバーは代理店の中でも他では味わえない貴重な経験をしていますよね。

ー未経験とはいえ各社において数々のMVP受賞や事業責任者として成果を挙げられています。

成果についてはリクルートライフスタイルでの土台が大きいですね。“目標は達成するもの。その対価が給与”という考えのもと、達成することが当たり前として叩き込まれました。でもたぶん、このときは頭でしか理解できていなかった。本当の意味で成果の重みを理解できたのは前職popInのときでした。

これまで経験したことのない外資系の媒体社で、最終的には日本と韓国を統括するカントリーマネージャーを任せていただいて。外資ということもあって本社とのコミュニケーションはすごくシンプルなんです。「いまの売上なら社員数何人ね。」という具合に。

ってことは、いまのままだと人員を減らさざるを得ないわけで。自分ならまだしも、メンバーの首を切らないといけない。それだけは絶対にやりたくなかったので、メンバーを守るために、自分に対しても、一人ひとりに対しても高い要求をしていました。

むかし「まず自分たちが儲からないと」という会話をよく耳にする会社があって。当時はすごい嫌だったんですけど、このとき初めて身に染みましたね。利益がないと、不幸を生んでしまう。僕の判断ミスが日本や韓国法人全体に影響しかねないので、popInでの経験は非常に視座が上がりました。

ビジネスマインドの共鳴

ーアンカー入社前に独立を考えていたという話を耳にしました。

そうですね。いずれは独立、という目標が具体化されたのが前職でした。人や組織のマネジメント、事業拡大に手応えを感じて起業への解像度が上がり、2024年に独立するって決めていたんです。なので、千野からお話をいただいた際は、有難かったのですがお断りしていて…。

でも会話を重ねるたびに代表という立場でここまで誠実さを貫く千野の姿勢に、感銘を受けて。最初は疑っていたのですが、終いにサウナで裸のお付き合いまでして「この人、地で性善説を貫くタイプの人だ。」と、確信しました。ビジネスマインドが一致すると、いまのビジネスじゃなくても、何だってできる。千野の人柄が決め手の一つです。

あとはアンカーの課題感と僕自身がバリューを発揮できるマネジメントや体系化といった領域が合致したことですね。それに僕がいま背負っている事業推進は未経験の領域。事業推進は言葉のとおり、事業拡大に不可欠な採用や人材・組織開発といったHR周りから、セールスアライアンス、オペレーション設計など役割は多岐に渡ります。現場上がりだからこそ実現できる“攻めの事業推進”を創りたいと思いました。

クライアントファーストが賞賛される文化

ーすべての立場を経験したからこそ感じるアンカーの強みとは。

施策面は以前クライアントグロース部の山本が語ってくれたのでそれ以外でいうと…。クライアントファーストを掲げるだけじゃなくて、胸を張って体現できる環境そのものが強みだと思います。世の中には顧客主義を謳う会社はごまんとありますが、実行しているのはほんの一握り。自社が儲けて、顧客が儲からない提案でも、なんとなく良しとされる会社が圧倒的多数だと思います。

けどアンカーはそれを明確に否定している。自分たちが一時的に損をしてでも、クライアントが絶対に成長する提案であれば、持っていこうってなる。そんな提案を承認されるだけじゃなくて、賞賛されるんです。 過去6社経験しましたがそんな環境、僕はいまのところ経験したことがありません。

あとはスピードも強みだと思います。提案、施策、PDCAなど対クライアントに対するスピードはもちろん、組織体制や育成投資といった社内に対する意思決定も早い。ベンチャーってどこもスピードが早いと謳っていると思うんですけど、それって大抵は意思決定者との距離が物理的に近いことが要因で。

でもアンカーは距離の近さだけじゃなく、千野自身、ものすごく意思決定が早い。クライアントや自社、個人が成長しつづける環境をつくるために、スピーディに変化を生み出すとこも強みだと思います。

さいごに人の側面でいうと、アンカーは誠実な人が多いですよね。ネガティブな発言を耳にすることがないし、みんなクソがつくほど真面目。向上心が高くて常に高みを目指しているところは千野のDNAを感じます。千野にいたっては従業員数30名、売上も30億に迫る規模となると、少しはあぐらをかいても良いのに、愚直に勉強しつづけ、新しいことへも迷いなく挑戦する。そのあくなき探究心や顧客に対して誠実でありつづけるブレないピュアさは、間近で見ていて僕自身とても身が引き締まります。

真っ当に、そして勝つ

ー今後の展望とは?

僕たちの業界って、実際のところ広告主よりも媒体社や代理店が儲ける構造になっているのが現状です。その中でアンカーは至極真っ当に、クライアントの市場No.1だけを見つめて、業界の常識を覆す施策やサービスを形にして、業界平均以上の成長を実現してきました。この強みを武器に、次はいまよりもさらに勝つ強さを身につけたい。勝つということは、クライアントの市場No.1をつぎつぎと生み出し、アンカーも圧倒的に儲けるということです。

グロースマーケティングを提唱する、真っ当な僕たちが圧倒的にこの業界で勝つことは、悪しき業界の常識を覆すことにもなりますよね。正しいことをして市場で勝ち、メンバーに還元して、顧客も個人も組織もさらに成長する。そんな循環を形にすることが僕のミッションです。

そのためにMVVM(ミッション、ビジョン、バリュー、マインド)の浸透や評価制度の改定、サービスクオリティの標準化やオペレーション周りの強化など多岐に取り組んでいます。独立ですか?いまは白紙になっていますね。まずはアンカーの勝ちにコミットする。これができないと、そもそも独立なんてできないじゃないですか。

それにグロースファウンディング制度による新規事業や子会社設立、M&Aの実績もあるので、アンカーを離れなくてもやりたいことはできる。世の中にない、新たな価値やサービスを将来的には生み出したいと思っています。


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