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凡から非凡へ。自信のなさを強みに圧倒的努力で進化を遂げる林の物語。

林 美紅/Miku Hayashi(22)2022年10月入社
滋賀大学 経済学部卒
グロースマーケティング部 クライアントグロース課
Fake it till you make it.
趣味は映画鑑賞、旅行、料理、食べること

「自信がない」と話すも、他己評価が高い林。理解してモノにするまで徹底して食らいつく姿勢、着実な仕事の進め方から同僚やクライアントからの信頼は厚い。昔から映画が好きで、その影響から映画の主人公のように生きたいと密かに思っているという。自信がない、で終わらせない彼女の物語は、脚色しなくとも映画の主人公のようだった。これからアンカーでどんなストーリーを創るのか、心待ちにしたい。

自信がないけど、食い下がらない

留年候補から国立大学合格。まるでビリギャルのような受験ストーリーから林の性格が垣間見える。

泳げない、走るのが遅い、勉強ができない。ないない尽くしだったので、自信がないんです。でも自信がないからやらない、ではなくて自信がなくても「やる」って言っちゃうタイプ。できないって言いたくないから調べ倒すし、やり尽くすっていう頑固さがあって。

その本領を発揮したのは大学受験でした。父のように高卒から自営業まで這い上がる自信がなくて進学を決めたのですが、進学は家族の中でも異例の進路で。経済的にも国公立一本じゃないと許してくれないだろうなと思って国立を目指すことに決めました。でもわたし、数学が赤点レベルで留年候補になるほどできなかったんです。無謀ですよね(笑)。

でもどうせやるなら絶対合格してやるって火がついて、当時は誰よりも遅くまで居残りして毎日勉強していました。結果、数学は学年トップレベルまで成績が伸びて志望大学に合格することができました。

学生扱い一切なし

誰よりも緊張感を持って採用選考に挑んだ林。インターン選考でのプレゼン発表ではマネージャー陣から過去最高の評価を得た。そんな林が語る、アンカーの魅力とは。

就活初期はインハウスマーケターを志望していました。高校卒業前に森岡毅さんの本を読んだことがきっかけです。マーケティングの力で人の心を動かすことがシンプルにかっこいいと思いました。でもマーケティング担当になるまでに数年〜10年ほどかかることがわかって、最初からマーケティングに携われるデジタルマーケティング業界に切り替えたんです。

アンカーに興味をもったきっかけは一人当たりの生産性の高さですが、決め手はやっぱり人です。インターン選考でクライアントのLPの企画プレゼンを行ったのですが、学生扱いせず、クライアントに向き合うマーケターの一員として対等に接してくれたことが印象深くて。遅くまで一緒に残ってくれたり、必死なわたしにいろんな先輩が同じ熱量で向き合ってくれました。

年齢とか経歴に偏見がないところがアンカーの良いところですよね。みんな目的があってここにいるから、全員に学べるものがあるっていう意識を普段のコミュニケーションから感じます。それにみんな責任感が強い。死んだ目をした大人は誰一人としていないですよね。一人ひとりの高いモチベーションが生産性の高さを生み出していると実感しました。

入社前に土台を築く

画像は内定後のアルバイト時代の日報を抜粋したもの。1日の目標に対する分単位のスケジュール管理、振り返り、赤字は執行役員 安本からのフィードバック。入社前に圧倒的なスタートダッシュを切っていた。

入社前のインターンアルバイトで社会人の土台を築けたことは、一生の財産です。ディスプレイ広告の制作を通して仕事の進め方や時間あたりの生産性、誤字脱字がいかに信頼へ影響するかといった細かいところまで、一切手を抜くことなく指導いただきました。

執行役員の安本さんのもとで毎朝1on1と1日の振り返りをしてもらっていたのですが、今考えるととてつもなく有り難い時間でした。とくに時間管理や細部まで気を配ることは今でも徹底して意識しています。

社会人になっての感想ですか?インターンで実務を始めていたので劇的な変化はなかったですね。けど、社会人の方がめちゃくちゃ楽しいです。すべての時間を仕事に費やすことができるようになって、責任もできることも広がって、のめり込んでいます。

エンドユーザーの1日をちょっとだけ良くしたい

自信がないとはいえ、ディスプレイ広告においては他チームのマネージャーに引けを取らないほど知識があるという。謙虚な林が考えるこれからのキャリアとは。

いまはディスプレイ案件を中心に分析〜戦略立案、入稿、運用、制作含めて一通り担当させていただいています。最近ようやく課題抽出から改善まで自力で数字をコントロールできるようになってきて、成果を伸ばす面白さを実感できるようになりました。

多少自信がついてもわたしの強みは「自信がないこと」。ネガティブな意味ではなく、自信がないから自分を過信しないし、常に自責で考えています。それにやりきることも意識しています。器用に取り繕うことができないから、徹底して自分に落とし込まないとモノにできないんです。不器用ですが、地道に一つひとつやりきることが成功への近道だと思っています。

今後についてはクリエイティブでLTVまでコントロールできるような一流のマーケターか、事業の根幹に携わりながら包括的に事業成長を牽引できるマーケターか、2つの道で悩んでいます。どちらにせよマーケティングの力で人とモノを最適に結びつけて、いろんな人の1日をちょっとだけ良くしたいと思っています。

しんどいときにちょっとした商品やサービスを日常に取り入れるだけで元気が出ますよね。そんな瞬間を、わたしたちの一番身近にあるデジタル広告を通して生み出したい。大業を成し遂げたいと思うタイプではないけど、今できることに手を抜かず、最大限にやり尽くす過程で世の中に「よし、また頑張ろう」って思える瞬間をたくさん生み出していきたいです。


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