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アミタの“失敗を褒める”企業文化【2023新入社員執筆記事②】

今年も、新入社員研修の一環として、新卒社員一人一人に執筆してもらったストーリーを掲載していきます!
内容は、アミタに合流してから研修を通して感じたことを、新入社員自ら考えて執筆しています。
タイトルや本文はもちろん、画像選び、ハッシュタグの作成まで一貫して行ってくれています!

今回は2人目で、アミタの「企業文化」について記事を書いてくれました!

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2023年度新入社員の山口です。
私はアミタの特徴的な社風のひとつである、「失敗を褒める文化」についてご紹介しようと思います。

「失敗は成功のもと」とよく言いますが、そうはいっても「失敗する」って怖いですよね。怒られるんじゃないか、周りに迷惑をかけてしまうかも、一度失敗したら終わりだ。そんな思いが頭を支配して、挑戦をやめたくなってしまうかもしれません。

しかし、アミタに合流(アミタでは入社することを“合流する”と表現します)して、
「失敗を恐れるのはもったいない。挑戦した結果の失敗は価値ある学びとなり、次の価値創出につながる。」そう考える社風が根付いていることに気づきました。


「未来の専門家はいない だから、自分たちで創る」

これはアミタHDがサイトのトップに掲げているメッセージです。
アミタは創業以来、常に時代の変化をキャッチし、ニーズを先読みしながら持続可能な社会実現のための事業を創ってきました。例えばアミタのサーキュラーマテリアル事業は、1970年代の高度経済成長から発生する環境問題、資源枯渇の問題を解決するため、リサイクルという言葉がまだ一般的ではなかった時代から始まっています。
誰も正解を知らない未来に向けた事業を行うアミタでは、「挑戦すること」をとても大切にしています。


それを体現する企業文化のひとつとして、アミタには挑戦した結果の失敗を「未来の価値創出」への財産として称える表彰制度があります。

この賞はMVF(Most Valuable Failure)賞と呼ばれ、年に1度、その年最も価値ある失敗をした社員に贈られるというものです。「失敗を恐れずに挑戦する社風の醸成」「次なる価値創出につながる失敗からの学びの増幅」を目的とした賞で、アミタが失敗を貴重な情報資産としてとらえていることがよくわかります。
以前、先輩社員から「MVF賞を受賞するつもりで、とにかく挑みながら業務に取り組んだ」という話を聞いたことからも、この制度が社員の挑戦を後押ししているのだと感じました。

実際に私も上司から失敗を認められた経験があります。

合流してから4か月目に、仕事の段取りを間違えて先輩社員や上司に迷惑をかけてしまいました。申し訳ない気持ちから謝罪の言葉を連呼する私に対し、上司は「こういう時には『申し訳ございません』じゃなくて『ありがとうございます』を使ってね。今回のことを通じて仕事の進め方を学んだのだから、感謝の言葉の方が良好なコミュニケーションになるんだよ。」と声をかけてくれました。

今回の失敗で落ち込む部分もありましたが、先輩や上司から失敗を「いい勉強になったね」と認めてもらえたことで、むしろこれまで以上に自信を持って仕事に取り組むことができています。


他にも、社員の挑戦を促すため、アミタはOKR(Objective and Key Result)を目標管理のための制度として採用しています。

OKRとは、チームごとの「達成目標(O)」と「目標達成のために主要な成果(KR)」を設定する目標管理の手法で、「難しいが、ベストを尽くせば不可能ではない」ラインの目標設定を行い、60~70%の達成率で成功とみなされます。

個人の目標設定では、達成率や失敗が自分の評価を左右するという恐れから無意識に目標を低く設定してしまうことがありますが、アミタではこの現象をなくし、高い目標に挑戦する雰囲気を目標設定の方法という制度からも作ろうとしています。


私たち新入社員は入社式後、役員からの訓話を聞きました。その際、アミタの取締役副会長兼CEPO(最高パートナーシップ責任者)である佐藤から聞いてとても印象に残っている言葉があります。
それは、「失敗をするのは悪くない。大切なのは、失敗から学んで、PDCAサイクルを早く回すことだ」というものです。


まだ見ぬ未来を創るうえで、考え、挑戦した結果の失敗から得る学びは宝物です。
アミタには、「成功のもと」を大切にする文化、社風が根付いています。

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