今回は、2016年にWantedly経由でハッピーテラスにジョインし、現在は直営本部サポートチームで活躍されている島田皇さんに、未経験から障害福祉の業界に転職することになった経緯や、ハッピーテラスの職場環境について伺いました。
ハッピーテラスとの出会い
前職は飲食業界で現場の店長から企画・開発等あらゆる業務に携わっていましたが、残業時間が多く業務内容も多岐にわたり、35歳になったときに将来のキャリア・体力的なことに不安を感じ転職を考えました。
「自分は何のために働くのだろう?」
自分の人生を振り返った時に、まず浮かんだのは家族の姿でした。
私の息子は視覚障害があり、発達障害の疑いもあるのですが、息子にとって生きにくい世の中であることを肌で感じていて、「この子の未来を明るくするための仕事に就きたい」「子どもに誇れる仕事をしたい」という想いが、未経験である障害福祉業界への転職を後押ししました。
ハッピーテラスに決めた一番の決め手は
「凸凹が活きる社会を創る」というビジョンが心に刺さったことです。
障害があってもなくても、どんな人でも社会で活躍する可能性・権利があるのだ
という点に強く興味を引かれました。
また、福祉業界でフランチャイズ展開をしているという戦略も、
全国どこへ行っても同じ水準での福祉サービスが提供できるという点で合理的だと感じました。
入社してからこれまでと、現在の仕事内容は?
全国展開する上で旗艦店となる「ディーキャリア芝浦オフィス」のマネージャー(数字管理や人員調整、各種許認可申請等)、東京エリアの2拠点のディーキャリアをまとめるエリアマネージャーを2年間経験したのち、フランチャイズ展開している事業所のスーパーバイザーとして運営に関するアドバイスや支援を行いました。
全国各地のフランチャイズオーナー様、施設運営するマネージャーさんの事業所運営をサポートすることで、広い視野でのハッピーテラスの解決すべき課題や、成し遂げるべきことを学びました。
利用者ご本人や親御さんから、「島田さんに出会えてよかった」という感謝の言葉をいただいた際や、利用者さんの就職が決まった瞬間など、「人生がプラスに転じる契機に関われた」と感じる部分が大きなやりがいとなりました。
今は、直営本部で各事業所の運営に関するサポート業務を行っている一方で、社長や事業部長の業務をサポートしています。現場で支援にあたる社員や、本社内のバックオフィス業務の社員、経営ボードメンバーにもコミュニケーションに大きな隔たりがないのはハッピーテラスの良いところですし、様々な立場の社員の意見が交わされることは大きなシナジーを生むと感じています。
入社当初と現在で、どんな変化がありましたか?
入社当初は、就労移行支援事業「ディーキャリア」が立ち上がったばかりということもあり、決定事項や運用方法などはスピード感をもって進んでいくことが多いと感じました。
個人の意見も比較的採用されやすく、ある程度裁量をもつことができたので、意見交換は活発な方だったと思います。現在は、組織が大きくなり拠点も増えてきたので、慎重になった部分もありますが、基本的な風土は変わらず「挑戦すること」を良しとする文化ですね。
希望者は新規事業の立ち上げに関わることができたり、希望職種への異動も行われていたりしますし、社長との距離が近く、自分の意見やアイデアを伝えられる環境です。
そして何より「実現すれば社会全体を変えられる」可能性を自分発信で構築していくことは、他にはない大きな魅力と感じています。
ハッピーテラスのビジョンが実現すれば、日本社会全体へも大きな影響を与えますし、息子を含む障害のある方やマイノリティの方も安心して社会生活を送ってもらえると信じています。
今後の目標は?
仕事を通して、人として大きく成長していきたいです。
いわゆる「グレーゾーン」と呼ばれる、発達障害の診断を受けていないが、社会的に制約を感じられる方が、「自分でもできる」から「自分だからこそできる」と感じられるような、個性の凸凹を活かした事業モデルを構築したいです。
また、世の中をこんな風に変えた、こんなものを社会に残せた、
という実感が持てるような実績を残していきたいです。
ハッピーテラスに興味をお持ちいただいている皆さんに伝えたいことは?
福祉業界が未経験だからこそ、新しい風を吹かせることが出来ると身をもって実感しています。
一般企業で社会人を経験してきた方、ハッピーテラスが掲げるビジョン「凸凹が活きる社会を創る」に心から共感してくださる方、自分発信で社会課題を解決していきたい方など、ぜひ一緒にお仕事ができれば嬉しいです。