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【Forbes JAPAN WOMEN AWARD 受賞者参画!】CDO、執行役員として活躍する吉本さんに聞く、JOINした背景

All PersonalでCDO(Chief Diversity & Inclusion Officer)、執行役員として活躍する吉本明加(はるか)さん。

今回のインタビューは当社へJOINされるまでの背景や、大事にしているマインドについてお伺いしました。


どんなポリシーやマインドで仕事に取り組んでいますか。

吉本:「人とのご縁」をとても大事にしています。今までに一緒に仕事をした人とのご縁を育て、ご縁が途切れないように常に気を遣っています。

せっかくこの地球上で知り合ったということは、何かしらの縁があると思っています。

私がお役にたてることがあれば、どんどん人に与えられればと思っていますし、人のお役に立ってこその人生とも思っています。

編集:ご縁で印象に残っていることはありますか?

吉本:PARCOグループに在籍していた際、受賞機会があり、その時にいただいた副賞を提供する企業の社長とSNSで繋がっていました。

ちょうど最近、転職のご挨拶で、社長にメッセージをしたとき、当社の役員でもある前田さんとのご縁もあることがわかりました。そのご縁から、今般、採用支援を担うことにつながりました!

編集:すごい!ご縁は大事ですね。

吉本:営業とか新規開拓という言葉に抵抗を持つ方もいらっしゃると思いますし、事実、私も新人のことは、かなり抵抗がありました。しかし、私は営業ということは、人のお役に立つ、縁を繋ぐことだと思っています。

編集:人の縁を繋げると思うと、新規営業も楽しんでできるでしょうね!


これまでどのようなキャリアを積まれていらっしゃいますか。

吉本:私は大学1年の時に出産をしています。就職を意識する大学3年生から4年生の時は子育てがとても忙しい時期でした。

また当時は就職氷河期で、育児中でもあり、就職活動に大変苦戦もしました。私は、当時から人とのつながりを大事にしており、人と接することで強みを発揮できると思っていたので、ダイレクトにお客様とつながることができる飲食やアパレル業界で働くことを目指していました。

就職のご縁をいただきましたのが、当時、人気企業ランキングで上位だった飲食業界の企業でした。
ただ、せっかく苦労していただいた第一希望の企業の内定を、大学4年の2月という卒業間近の時期に辞退いたしました。

編集:それはどうしてですか!?

吉本:すごく働きたかったのですが、当時、総合職で就職した場合に、配属が転居を伴う可能性があり、子育てをしながら不規則な時間帯で働くことも想定されたので、泣く泣く辞退をいたしました。

2月に辞退をするという最悪の学生だったのですが、電話口で辞退の背景も理解していただけ、さらに私に期待していたことが「子育てと両立しながら、最短で店長への昇格」であることもお話しいただけました。

こうした期待をかけられていたことが、育児と仕事を両立し、活躍することの強い決意と、人事というキャリアに強い関心を持つきっかけになりました。

辞退後にご縁をいただいた行政書士事務所は約1年勤務しましたが、子どもの喘息がひどく、早退や有給を使い切り欠勤が続くため、一旦退職し、子どもの治療に専念することにしました。

その後半年ほど、子どもの体調を見ながら転職活動をし、人事のコンサルティング会社にご縁をいただき転職いたしました。

当初は人事アシスタントとして応募していたのですが、5時間という長時間の面接という機会があり(最長時間らしいです)、あれやこれやのうちに求人広告の新規営業職としての就職となっていました(笑)。

新規営業は初め抵抗がありましたが、ご縁をいただいた感謝の気持ちもあり「ここで頑張ります」という気持ちになりました。

1年半ほど新規営業に携わり、せっかくやるなら日本一を目指そうと思い、飛び込みキャンペーンも、500件達成したりしていました。

編集:500件ですか!?

吉本:達成のための戦略を立てて、西新宿の高層ビルの上から下まで名刺を配り続けたりしていました。声は大きく響いたので、名刺を片っ端からいただいていました(笑)。

今だと絶対許されないことでもあり、できないことですね。この当時のご縁も今に繋がっています。

その後当時の上司が独立することもあり、私も転職を考えました。一旦はついていくことも検討しましたが、その先が立ち上げ時期でもあり子育てとの両立がまた困難になると判断し、ソフトバンクグループに転職を検討、採用媒体イーキャリアの事業本部長である取締役からお誘いもいただき、入社をいたしました。

その後、取締役の秘書を務めつつ、またソフトバンク通信3社の人事として3,000人採用を経験いたしました。

ここで、今の代表堀尾さんと一緒に仕事をすることになったんです。堀尾さんとは、実は前職の新規営業の頃から知り合いではありましたが。

ソフトバンクグループには3年ほどおり、秘書、採用、媒体営業と色々な職種を経験いたしました。企業のスカウト代行といった、当時ではまだ目新しいサービスであった事業の立ち上げも経験できました。

転職後3年ほど経った時、当時の上司がまた「独立」することになりました。その時は以前ほど育児の大変さも幾分和らいだため、上司のお誘いを受け、ベンチャーを立ち上げることにいたしました。

その後は社長秘書、管理部門の責任者、人材紹介事業の立ち上げ、代表の出版サポートやラジオの企画など、何でもやらないとという状態でしたね。

設立して6〜7年経過した頃、周りで結婚や出産をする方も増えてきて、育児と仕事の両立をする課題に対するビジネスについて代表と話すことがありました。

しかし、代表はあまりその分野には関心がなく(それは何となくわかっていたので、あえて6年間言い出すこともしませんでしたが)、そろそろ卒業をしようかと、その後ご縁をいただいたのがPARCOグループでした。

PARCOグループでは7年ほど在籍し、女性が多いアパレル業界の採用や育成の新規事業の立ち上げ、ダイバーシティ経営の兼務をいたしました。

自分が責任者をしていた事業が終了となり、お客様のお役に立ち続けたいたいと思い、社会人2年目でお世話になった上司の方が立ち上げた会社で事業を継続させていただきました(独立された時私がついて行かなかったw)。

その会社で、サービス業界のパートアルバイト雇用支援を約1,000社に対応するカスタマーサクセス部門で、部長職を務めさせていただき、世の中にコロナが蔓延し始め、退職することとしました。

その後、ご縁があった企業では、管理部門全般に従事していました。

人事領域を担う前提でしたが、尊敬していたCFOが退職し、後任として管理部門まで担うことになり、数年ぶりに、法務や情報システムに関する業務も行っておりました。

その後、堀尾さんとのご縁があって、All Personalに入社しました。

面白いビジネス人生だと思います(笑)。


All PersonalへJOINされた背景について教えてください。

吉本:入社したきっかけはAll Personalの代表が堀尾さんだったからですね。

約20年ほど前に、ソフトバンク通信3社の人事をしておりまして、そこで一緒に働いていた方の中に堀尾さんがいらっしゃいました。

堀尾さんとは、当時からそれぞれが抱えるカルチャーにリスペクトする間柄でした。またソフトバンクを各々卒業して以降も、転職や独立の都度、堀尾さんとは近況報告などをしていました。

そして、今後のキャリアを考えた際、「やはり」カルチャーフィットした組織で仕事をしたほうが世の中に貢献できると思い、All Personalで働くことを決意しました。

私は仲間に対しては、こういう人もいるし、こういう考え方もあるよね、という考え方がベースで、比較的多くを受け入れることができるタイプでもあり、複数社で経験をしていますが、「カルチャーがミスマッチ」と強く感じる職場で働くことは、正直、あまりありませんでした。

しかしながら、今後を考えると、無駄なコミュニケーションコストを削減できたり、組織や自分の力を最大化して世の中に貢献するためには、カルチャーフィットを優先したいと考えるようになりました。

インタビュー後編は吉本さんの仕事に対する姿勢やメンバーの魅力についてお伺いします。

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