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社内イベント「ダイアログ」:みんなで「工数」について対話しよう

こんにちは。ALCHEMYの島田です。

今回はALCHEMYが毎月開催している「ダイアログ」についてお話しようと思います。



そもそも「ダイアログ」ってなに?

毎度説明はしているのですが、前提として大切な話なので毎度説明させていただきます。もう知っているよ!という方は読み飛ばしていたければと思います。


さて、ダイアログとは簡単に言えば「対話」を指す言葉です。

お互いの理解を深めるためのコミュニケーション方法としても知られています。

よくディスカッションと混同されがちですが、ダイアログとディスカッションでは下図のような違いがあります。

ディスカッション:なにかの問題について話し合い問題解決の結論を導くことを目的としている

ダイアログ:相手の話に正解/不正解はなく、相手がなぜそう思うのかを深掘りすることを目的としている

といった違いがあります。


ダイアログの効果は?

ダイアログの効果としては

・対話を通して社員同士の相互理解を促進できる
・チームに一体感を生み出す
・いいアイデアが出る

など様々な効果がありますが、ALCHMEYでは上記以外の効果も期待してダイアログを実施しています。

それが「ALCHEMYが大切にしていることを"社員が意識する"」という効果です。

会社理念やビジョンなど、会社それぞれに大切にしている考えがあると思います。

しかしその大切にしている考えを理解している社員は一体どれだけいるでしょうか。

今この記事を読んでくれているあなたは、自身が所属する会社の理念、ビジョンなどを理解していますか?

完璧に理解している方もいるとは思いますが、改めて考えてみると「なんだっけ・・・」となる方も多いと思います。

ALCHEMYは社員全員に、会社が大切にしている考えを意識してもらいたい。と思っています。

そうすることが会社の成長に繋がると考えているからです。

意識しなければ、社員はただ言われたことをやるだけの人になってしまいますし、会社の上層部だけが大切なことを意識していても全く意味がありませんからね。

ということで、意識してもらうための施策として、ALCHEMYが大切にしていることをテーマにした対話「ダイアログ」を実施しています。



今回実施したダイアログのテーマは「工数」について

なぜ工数をテーマにするかというと、生産性をあげてALCHEMYを成長させたいからです。そもそも生産性は、かけた「工数やコスト」に対してどれくらいの「成果」が出たかによって算出されます。前回のダイアログでは生産性を高めるための一歩として「成果」をテーマにしたので、今回は「工数」をテーマにし、みんなで理解を深めました。


それでは早速、ダイアログの様子をご紹介します。

まずは工数をうまく見積もれたエピソードについて対話をしました。

MC:じゃあトップバッター、Eさんお願いします。どうですか、なにかありますか?

Eさん:前回の出向先なんですけど、すべてのタスクに対して何人日かかるのかを出さないといけなかったので見積もってたんですけど、割と見積もり通りできていたと思います。

MC:おぉ〜それはさすがです。初出向だと工数を見積もるの難しいと思うんですけど、どうやって見積もったんですか??

Eさん:そうですねぇ。どうやってと言われると難しいんですけど、ALCHEMYの社内業務を経験していくなかで工数見積もりの感覚は磨かれていたので、出向先で工数を見積もる際もあまり困らなかったですね。

MC:なるほど。ありがとうございます!じゃあ次は逆の話を聞いてみましょう。

MC:では、割と現場に揉まれているイメージのあるMさんお願いします!

Mさん:うまく見積もれなかったエピソードならいっぱいあります…。自分はいまフロントエンドエンジニアとして出向しているんですが、バックエンドのコードレビューをお願いされているんですよね…。バックエンドの事はなにも分からない状態なので、工数の見積もりが全然うまくいってないですね…。

MC:見積もり工数と実績工数にどれくらいの差がありましたー?

Mさん:2時間で終わると思ったのが、実際は5時間かかったりしのたで、差分としては3時間ぐらいですかね…

MC:なるほどぉ。まあそれは仕方ないとして、今後どうやったらその差分をなくしていけると思いますか??

Mさん:うーん。やっぱり業務時間外で勉強していくしかないなぁと思います。

MC:たしかにMさんはALCHEMYオフィスにきて勉強してますもんね!その姿勢はとても良いと思います。ありがとうございます。


MC:じゃあ続いて、生産性を上げていくためにはどうしていけばいいか。ディレクターのUさんお願いします!

Uさん:簡単に言えば、工数をどうやって下げればいいってことですよね?

MC:そうです!

Uさん:各々のスキルアップが大切なのはもちろんそうなんですけど、個人的に一番大切だと思うのは、関係者のイメージを統一することですかね。

MC:なるほど。もう少し詳しく言うと?

Uさん:例えばLPを作る際とかなんでも良いんですけど、イメージが統一できていないと、あがってきた制作物に対して「ちょっと違うんだよなぁ」と言う感じで、本来発生しなかった修正が発生したりするじゃないですか。もうその時点で工数が嵩んでしまいますよね。逆に参考サイトを大量にデザイナーさんに提示してイメージを統一してからデザイン着手したり、アニメーションの参考サイトをエンジニアさんに提示してから実装着手したら「ちょっと違うんだよなぁ」が減って、同時に工数も減るじゃないですか。なのでイメージの統一が工数を下げるために必要なことだと考えています。

MC:たしかに、一番手戻りが多い時って、コミュニケーションが全然取れてない時だなぁって思うんですけど、それってコミュニケーションが取れてなくてイメージが統一できていないから手戻りが多くなっているんだなぁと腑に落ちました。ありがとうございました!それでは、キリがいいので今回のダイアログはこれで終わりにしたいと思います。

成果・工数ひいては生産性について、これまで以上に考えるキッカケになっていれば幸いです。


最後に

以上がダイアログの様子になります。いかがだったでしょうか。

ALCHEMYは、組織力を高め、会社そして社員がより良い想いをするために、様々な施策を行なっております。そのうちの一つがこのダイアログです。

これからもダイアログの様子をお届けするので、よかったらまた覗きにきてみてください。

それではまた。

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