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社内イベント「ダイアログ」:みんなで共通目的について対話しよう

こんにちは。ALCHEMYの島田です。

今回はALCHEMYが毎月開催している「ダイアログ」についてお話しようと思います。


そもそも「ダイアログ」ってなに?

毎回説明はしているのですが、前提として大切な話なので今回も説明させていただきます。もう知っているよ!という方は読み飛ばしていたければと思います。


さて、ダイアログとは簡単に言えば「対話」を指す言葉です。

お互いの理解を深めるためのコミュニケーション方法としても知られています。

よくディスカッションと混同されがちですが、ダイアログとディスカッションでは下図のような違いがあります。


ディスカッション:なにかの問題について話し合い問題解決の結論を導くことを目的としている

ダイアログ:相手の話に正解/不正解はなく、相手がなぜそう思うのかを深掘りすることを目的としている

といった違いがあります。


ダイアログの効果は?

ダイアログの効果としては

・対話を通して社員同士の相互理解を促進できる

・チームに一体感を生み出す

・いいアイデアが出る

など様々な効果がありますが、ALCHMEYでは上記以外の効果も期待してダイアログを実施しています。

それが「ALCHEMYが大切にしていることを"社員が意識する"」という効果です。

会社理念やビジョンなど、会社それぞれに大切にしている考えがあると思います。

しかしその大切にしている考えを理解している社員は一体どれだけいるでしょうか。

今この記事を読んでくれているあなたは、自身が所属する会社の理念、ビジョンなどを理解していますか?

完璧に理解している方もいるとは思いますが、改めて考えてみると「なんだっけ・・・」となる方も多いと思います。

ALCHEMYは社員全員に、会社が大切にしている考えを意識してもらいたい。と思っています。

そうすることが会社の成長に繋がると考えているからです。

意識しなければ、社員はただ言われたことをやるだけの人になってしまいますし、会社の上層部だけが大切なことを意識していても全く意味がありませんからね。

ということで、意識してもらうための施策として、ALCHEMYが大切にしていることをテーマにした対話「ダイアログ」を実施しています。


1月に実施したダイアログのテーマは「共通目的」

12月にダイアログを実施した時は「協働意思」をテーマに掲げ、みんなで対話をしました。

なぜそのテーマかといえば、ALCHEMYが大切にしている「組織が成立するための3つの条件(下記)」

  • コミュニケーション(意思疎通が行われている)
  • 協働意思(目標達成のために協働する意識があるか)
  • 共通の目標(共通の目的を有している)

を改めて意識することで、ALCHEMYという組織の力を強めていくためです。

11月のダイアログでは「コミュニケーション」をテーマに、12月では「協働意思」をテーマにして、みんなで理解を深めていきました。

ということで今回は、三つ目の条件「共通目的」について対話しました。


ダイアログの様子をお伝えるする前に、共通目的について簡単に説明します。
共通目的とは

です。

そして共通目的の中には、下図のとおり二つの側面があります。

さて、共通目的については何となく分かったかと思うので、そろそろ共通目的をテーマにしたダイアログの様子をお届けいたします。



まずは、場を回すファシリテーターからダイアログの幕を開ける質問が飛びます。

ファシリテーター:誰にしようかな〜。(だ、誰も目を合わせてくれない笑)
じゃあせっかくなので新入社員のIさん!お願いします!

Iさん:はい!そうですねぇ。むかし僕がバイトしていた居酒屋が結構よかったんじゃないかと思います。

ファシリテーター:おぉ、いいですね。個人的にバイトって主観的な側面が強いと思うんですよ。自分が稼げればいいやみたいな感じで。そのバイト先は共通目的の中にある協働的側面はどんな感じだったんですか?

Iさん:それでいうと「具体的に売り上げいくらをみんなで目指しましょう」ってのは、バイトには共有されていなかったんですけど「お客様のためになることをちゃんとする」っていう共通目的が根底にあって、それはみんなしっかりと意識して働けていたと思います。
だから他者意識がしっかりしているバイトが多いというか、お客様を喜ばせたい!って思っているバイトが多かったですね。

ファシリテーター:それはとても素晴らしい居酒屋ですね〜。そういった居酒屋にしていくために、店長さんだったりマネージャーさんは、何か意識的にアクション起こしていたんですか?

Iさん:そうですね。率先して「お客様のためになることをちゃんとする」っていうことはバイトに伝えていたと思います。あと主体的にバイトの見本になるような接客をしていましたし。

ファシリテーター:へ〜!なるほどぉ。共通目的がちゃんと出来た結果のいい例として、とてもいい話を聞けた気がします。ありがとうございます。

じゃあ逆にですね・・・

ファシリテーター:悪い例は思い浮かびます?

Iさん:うーん、なんだろうなぁ、、、正直思いつかないんですよねぇ。

ファシリテーター:OKOK、全然大丈夫だよ!じゃあせっかくだから僕の経験談を話そうかな。僕がむかしいたバイト先は、共通目的があまり出来ていなかったと思うんですよね。。もちろん「共通の目的」なんてものはバイトたちに共有されてないから、全員のマインドがバラバラなんですよ。「お金が稼げればいい!」って人もいれば、Iさんみたいに「お客さんを楽しませたい!」って人もいる。そういう感じでマインドがバラバラだと対立が生じたりするんだよね。。

Iさん:あぁなるほどぉ。「俺はこうしたい」「いやそこまでやるのは面倒くさい」って対立したりしますもんね。

ファシリテーター:そうそうそう!それって組織が少し崩壊しかけてるよね。。
じゃあ悪い例を話したことで、なんとなく見えてくると思うんですけど、次の質問についてはどう思う??

ファシリテーター:じゃあIさん、なぜ共通目的って必要だと思います?

Iさん:そうですねぇ、職場がちゃんと自分の居場所となるために共通目的って必要だなって思いました。

ファシリテーター:ほう、それはどういうこと??

Iさん:共通目的に納得したうえで働いていないのであれば、他の会社に行っても何も問題ないって思うんですよね。でも共通目的がしっかりしていて、それに納得した上で会社に属しているということは、会社と僕との間で利害が一致しているんですよね。

ファシリテーター:確かに! 会社側は社員に目的や目標を提示する。そして社員はそれに共感して頑張る。その結果、会社の利益にも繋がるし、社員からしたら目標に共感したうえで頑張るから居場所を感じれつつお給料ももらえる。利害の一致ってそういうことでしょ??

Iさん:そうです!

ファシリテーター:はい、ありがとうございました〜!じゃあそのまま最後の質問にいってみようかな。


Iさん:うーん、難しいですねぇ。。
何個かのカテゴリーにも分けていいので「〇〇をしてくれたら会社は嬉しいよ」っていうのをしっかりと提示していく。というのが大事だなって思います。当たり前かもですが…。

ファシリテーター:うんうん、なるほど。あとは出来るだけ目標や目的を具体的にすることと、その目標を達成したらこんな未来が待っていますよ!っていうのを社員に提示することも大切かもですね。

Iさん:そうですね!

ファシリテーター:はい、それではIさんありがとうございました!

さて、みなさん。
ダイアログは以上になるのですが、今回のダイアログいかがだったでしょうか。
共通目的について考えるキッカケになっていれば幸いです。
普段意識していないだけで、実は身近で共通目的がしっかりとできている組織を見たりしていると思うですよね。

でも、この組織、共通目的ちゃんとしてるなぁとか参考にしょうとか今まで思わなかったと思います。
今回のダイアログをキッカケに明日から意識を変えてみてください。

すでにリーダーについてる人は、今以上に共通目的の醸成を努力して欲しいし、メンバーもリーダー任せじゃなくて共通目的ってなんなんだっけ?と自分ごととして考えて見てください。

そうすれば、ちょっとずつ組織力は強まり、みなさんの環境はもっといいものになります。

みんなで組織力を強めていきましょう。そして目標を達成していきましょう。

はい、ありがとうございました!


最後に

以上が1月に実施したダイアログの内容になります。いかがだったでしょうか。

ALCHEMYは、組織力を高め、会社そして社員がより良い想いをするために、様々な施策を行なっております。そのうちの一つがこのダイアログです。

これからもダイアログの様子をお届けするので、よかったらまた覗きにきてみてください。

それではまた。


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