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水彩画講師40年のキャリアを持つ柴崎春通が個展を開催。73歳YouTuber、50万人以上のフォロワーを持つ彼の魅力に迫る【Creators Interview】

こんにちは、Communications(広報・PR)のカザマです。

AnyMind Groupは日本のマーケットにおいても、積極的にYouTuberをはじめとするクリエイターマネジメント・サポートを行っています。

皆さんにも我々がサポートしている素晴らしいクリエイターたちを知っていただくべく、今後、積極的にインタビュー記事なども発信していきたいと思います!

今回は2019年より専属クリエイターとしてサポートをさせていただいている
”Watercolor by Shibasaki”こと、柴崎春通氏のインタビューをお届けしたいと思います。

普段は千葉県を拠点に活動している柴崎氏。
今回は東京・銀座のギャラリーで個展を開かれるとのことでマネジメントチームと合わせ、僕もお邪魔させていただき、いろいろとお話しを伺ってきました!

73歳という年齢にも関わらず、自身のYouTubeチャンネル上で積極的に活動を行い、日本と世界に52万人以上のフォロワーをもつ柴崎氏。

また2020年からはTikTokアカウントも開設し、まだまだ活動の幅を広げる彼のモチベーションは一体なんなのか?
イベントレポートと合わせ、彼のパーソナリティにも迫ってみたいと思います。

柴崎春通@Watercolor by Shibasaki(73歳)

1947年千葉県生まれ。1970年和光大学芸術学科卒。荻太郎、中根寛に師事。
2001年文化庁派遣在外研究員としてアメリカに留学し、The Art Students League of New York等で水彩の研究を行う。チャーリー・リードと親交を結ぶ。日本美術家連盟会員。元Salmagundi Art Club会員(米国)。元講談社フェーマススクールズ絵画科講師。
YouTube :https://www.youtube.com/channel/UCPiQ_mEXdEbB-3Yhiq7gq5w
TikTok :https://vt.tiktok.com/FafhoY/
Instagram :https://www.instagram.com/shiba_watercolor/?hl=ja

●オススメ動画

今回の個展ではYouTubeチャンネルでの反響があった作品を展示

改めて今回の個展開催おめでとうございます!

ありがとうございます。

では、早速いろいろとお話しを伺わせていただきたいと思います。
まずは今回の個展のテーマを教えてください。

今回、四季折々、そして日本の絵から海外での情景まで、いろいろと作品を持ってきたんですが、新しくテーマとして置いているのはYouTubeの自分の動画の中で反響の多かった絵について結構持ってきましたね。

ありがとうございます。
普段、こういった水彩画に触れる機会は正直に、決して多いわけではないのですが、温かみが伝わってきて、本当に素晴らしい作品が多いなと感じています。

日本からだけでなく海外からの来訪者も

またYouTubeでの反響があった作品が多いとのことなのですが、実際に遠方から今回の個展にお越しになられる方もいらっしゃるんでしょうか?

ありがたいことにたくさんいらっしゃいます。
日本でいうと、北海道の網走や九州など、それから香港や北京、シンガポールから来てくださった方もいました。

一目、柴崎を見ようとわざわざ来てくださった皆様には本当に感謝の思いでいっぱいです。

そんな遠方から!!本当にすごいですね。

きっかけは息子からの問いかけ「YouTubeを使えば世界中にお父さんの思いや作品が届けられるんだよ!」

それでは、少し柴崎さんご自身のことについてお伺いさせてください。
国内外、たくさんの方を惹きつける柴崎さんですが、どんな経緯でここまでのキャリアを築いてこられたんでしょうか?

元々、ずっと絵は描いているんですが、はじめはオイルで絵を描いていたんですが、水彩画の魅力に気づいて、どんどん水彩画を描くようになっていきました。

自分でも描きながら、人に絵の描き方を教える仕事がどんどん増えていきました。
本当に日本各地いろいろなところで教えていましたし、遠隔でのクラスもありました。

日本各地で売れっ子水彩画講師として活躍されてきたんですね。
そんな柴崎さんがYouTubeをはじめられたきっかけはなんだったんですか?

きっかけは息子からの問いかけでした。

「お父さん今、世の中にはYouTubeというものがあってね。
お父さんが直接教えられる規模感って、どんなに頑張っても1000人くらいじゃない?
でも、YouTubeを使えば世界中にお父さんの思いや作品が届けられるんだよ。
一回、動画でやってみない?」

この話を聞いて、なんだか面白そうだなと思ってやってみたのがはじめたきっかけですね。

すごいフットワークの軽さですね!
でもインターネット上にアップしたり、自分のノウハウを公開するようなことなど、諸々不安はなかったんですか?

それがYouTubeに対して、抵抗は全くなかったんですね。
講談社をはじめとして、今までも多くの講座をやっていたんです。

直接も教えていましたが、ビデオ教材のような形で、動画を撮影しながら絵を描いたりもしていたものですから、カメラの先にいる生徒に向かって常に講座を行っていたので、要領は同じでした。

内容へのこだわり:常に画面の向こうで見てくれている人のために

周りにYouTubeでの活動をされている方などあまりいないと思うんですが、どのような体制でYouTubeの動画は撮られているんですか?

2017年3月に開設をしたのですが、お話ししたようにしたように息子がきっかけでしたが、制作や運営に関しても全くの手探り状態で、息子と二人三脚でやっていますね。

私は編集はやっていなくて、いろいろな方に助けていただきながら運営しています。

できるだけ、オープンマインドな形で画面の向こうの視聴者さんのことを考えながら、語りかけるようには作るようにしています。

また半数くらいの方は日本でなく、海外の視聴者さんもいらっしゃるので、そういった方のことも考えて動画は作るようにしていますね。

でも、まだまだ改善の余地はあると思うので、もっともっと進化したいとは思っています。

内容の構成などについてはいかがでしょうか?そちらも二人三脚ですか?

いえ、そこだけは息子には触らせていないです。(笑)
いろいろ、提案してきてくれているんですが、そこは絵描きとして譲れない部分です。

40数年、講師をやってきて、一度たりとも同じテーマをやったことはないですし、YouTubeも同じでできるだけ喜んでもらえるようなものを常に考えたいと思っていますね。

絵も大体は1時間で全て描きあげてしまいます。

そうでないと慣れてらっしゃらない方が数時間かけてもできなくなってしまうので、あんまりよくないなぁと思っていますね。

新しい取り組み:質問相談コーナー& Instagram・Twitter・TikTokにも進出

常に熱心に改善に取り組まれていると思うのですが、最近になって始められた取り組みなどがあれば、教えてください。

最近、「質問相談コーナー」という企画を始めて、皆さんの相談や悩みにお応えするようになりました。
主に絵に関するものがやはり多いですが、その他には進路相談などもありますね。

人生経験も抱負かと思いますので、相談したくなる気持ちもすごくよくわかります。(笑)
その他にはいかがでしょうか?

最近はYouTube以外にもInstagramやTwitterもはじめています。
1月からはTikTokも始めてみましたが、早速YouTubeのコメントにもTikTokから来ましたという人がいて、面白いなぁと思っているところです。

視聴者からのコメントが活動の支えに。ひとつひとつの声にできるだけ向き合いたい。

今フォロワーが50万人を超える中で、コメントなどでもいろいろな反響があると思います。どんなコメントがありますか?

はい、おっしゃる通り。
日本に限らず世界も含め、いろいろなお声をいただきますね。

若い方なんかだと
「こんなおじいちゃんが欲しい」
「声を聴いてると落ち着く」
「これで勉強して学校のコンクールで最優秀賞をもらいました。」
だとかはシンプルに嬉しいですよね。

あとは
「学校の美術の授業で観ました。」
というお声もいただいて、先生方にも見ていただいているのかなとか。

中高年層の方だと
「描いている様子、絵が出来上がっていく様子を観て癒される。」
「何十年ぶりに絵を描いてみたくなった」
「一緒に旅行に連れて行ってもらえたかんじ」
「元気に描いている様子を見て、励みになる」(ご病気をされている方々より)
など、少しでも私の活動が見てくださっている方のためになっているなら、それが何よりも大きな喜びです。

コメントを見るのは楽しみの一つです。皆さんのお声が私の支えになっていますね。

常に感謝の気持ちを持っているので、見てくださっている方から頂戴したコメントはなるべくお返しするようには心がけています。

ありがとうございます。いつでも見ていただいている方のことを考えておられて、本当に素敵です。

他ジャンルの動画制作も検討中。まだまだアイデアは溢れてくる。

ー 最近はYouTube意外にTikTokなどもAnyMindでサポートさせていただいていたり、まだまだ活動の幅を広げていかれると思うのですが、今後やっていきたいことはありますか?

実はまだまだやっていきたいことはあるんです。

水彩画以外にも、例えば料理とかね。
実はこっそりスマートフォンに撮り溜めていたりします。

息子からすると、絵描きのイメージがあるからと少し難色を示されているんですが。(笑)

でも私としてはもっと生の柴崎を皆さんにお届けしたいという思いがあります。

あとは水彩画もそのひとつという考え方なんですが、
”日本の行事をとても大事にしている”んですよね。

失われていっている日本の文化を残していきたい、
生きている句読点としてそういうのをちゃんとやっていきたいという思いが強くあります。

正月に竹を切って門松を作ったり、お月見にお団子を用意したり、季節季節を迎えていくのが楽しいんですよね。

そういったことをYouTubeを通して、日本にも世界にももっと伝えていきたいという思いがあります。

まだまだアイデアは自分の中にいっぱいあります。

本当に素晴らしい考え方だと思います。
AnyMindとして、いろいろとサポートできることがあればと思っています。

あとはAnyMindさんとの動きも含めですが、海外への思いは強いですね。

過去を振り返ると、海外には40ヵ国くらい行っているんです。
スケッチとなると、やはり目で実物をみて描きたい。

今は過去にいったものを元に描いているが、体調が回復したら、海外で生の絵を描いていきたいなと思っています。

いいですね!是非、海外から配信する動画も見てみたいです。まだまだやりたいことがたくさんですね。

でも、やっぱり初心は忘れず、何よりも絵を描く楽しみを沢山の人々にお伝えできたら嬉しい。

こうやって、お仲間の輪をどんどん広げていきたいと思いますね。

本日はどうもありがとうございました。

お知らせ:国内最大級YouTuberニュースメディア「LogTube」にもご取材をいただきました。

今回の個展について、YouTubeクリエイターの最新ニュースを届ける国内最大級のYouTuberニュースメディア「LogTube」さんにもご取材いただきました。
近日公開予定ですので、またアップされましたらお知らせさせていただきます!


あとがき

いわゆる若年層のYouTuberとは一線を画す、73歳のクリエイター柴崎氏に今回インタビューさせていただきました。

実力はもちろんのこと、水彩画に取り組む姿勢、そして動画の構成などへのこだわり。
まさしく本物のクリエイターであると感じたとともに、人間としての温かみも強く感じる本当に素晴らしい方でした。

コンテンツの面白さや動画の魅力だけでなく、深みのある人間性も、柴崎氏が世界で支持されている理由であると今回のインタビューを通じて、強く感じました。

今後も海外展開や制作・ビジネスのサポートを含め、今後もAnyMindでサポートさせていただきます。

最後に柴崎氏を担当している弊社マネジメントチームとの3ショットで今回の記事を締めたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
(聞き手・文:Motohiro Kazama / Communications, AnyMind Group)

柴崎春通@Watercolor by Shibasakiに関するお問い合わせ

柴崎氏へのご取材依頼、案件のご相談などは下記までご連絡ください。
moto@anymindgroup.com (Communications/広報・PR:カザマ)

【アカウント】
YouTube :https://www.youtube.com/channel/UCPiQ_mEXdEbB-3Yhiq7gq5w
TikTok :https://vt.tiktok.com/FafhoY/
Instagram :https://www.instagram.com/shiba_watercolor/?hl=ja

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