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MVV浸透のために取り組んでいること。~部門ミッション策定~

ACROVE公式noteをご覧いただき、誠にありがとうございます!

今回は、23年4月にACROVEとして大切にしていくMVVを見直し、刷新しました、新MVV浸透のために行っている取り組みを紹介します!

社内外にリリースした後、MVV浸透施策の1つとして4月中旬~下旬にかけてタウンホールミーティングを開き、それに併せ部門別ミッションを策定しました。
この記事では、「なぜ部門別ミッションを策定したのか」「策定までにどんな取り組みを行ったか」をご説明していきます。

他の取り組みをされている企業様がいらっしゃれば、ぜひコメント頂ければと思います!

MVV浸透施策~部門別ミッション策定~

なぜ、部門別ミッションを策定するのか?

企業全体の目標を、自部門の役割まで落とし込み、共通認識を持つことで、ミッション・ビジョンとより整合した意思決定を行うためです。

会社全体のミッション・ビジョンと、自部門の役割、具体的な業務やステークホルダーとの関係性に落とし込んだ部門特有のミッションを策定していきます。そうすることで、「自分/自チームが何のために仕事をしているか」が明確になり、個人・チームのめざす姿と企業のめざす姿が連環し、方向性が統一されます。これによって、企業のミッション・ビジョンを早く達成することができるようになるのです。
つまり、ACROVEのミッション実現のために、チームとして、個人として何ができるのかを自分事化して、考えてもらうべく、部門別ミッションを策定することにしました。

部門別ミッション策定方法【MVVタウンホールアジェンダ】

部門ごとにメンバーを集め、”MVVタウンホール”を開催しました。一般的にタウンホールミーティングとは、様々なテーマについて経営層と従業員が直接対話する場のことを指します。今回のタウンホールミーティングでは、部門別ミッションを策定することをゴールと設定し、まずは新MVVの理解を深めることからスタートしました。

以下がMVVタウンホールのアジェンダです。

  1. ACROVEのミッション・ビジョンの理解を深める
  2. バリューについて、具体例をもとに、所属部門・自身のどんな行動がバリューに沿っているか考える。
    各バリューの良い・悪い行動例を紹介する
    自部門においての「良い例」「悪い例」を考え、発表する
  3. 所属部門が果たすべき役割・使命を考えて、部門ミッションを考える

それぞれの項目を詳しくご紹介します!

1、ACROVEのミッション・ビジョンの理解を深める

まず、カルチャーをみんなで創っていく重要性、そもそもMVVとは何か?ということを経営陣から説明します。前提の認識をすり合わせたうえで、新MVVの詳しい説明をします。そして、新MVVに関する疑問点・不明点を質問し、解消していきます。
ここのパートでは、企業の達成目標を個々が理解し、方向性を統一する時間です。

2,バリューについて、具体例をもとに、所属部門・自身のどんな行動がバリューに沿っているか考える

次にバリューの理解を深めます。バリューとは、ミッション・ビジョンを達成するための行動指針です。日々の行動・意思決定の基準となる、特に重要と考えているスタンスであり、所属部門において自身の行動を振り返りながら、”どのような行動が良い行動か?悪い行動か?ということを考え、チーム内で発表します。


バリュー「感謝・誠実・思いやりの心を持とう。」に対してマーケティング部門で出た意見


バリュー「お客様から「ありがとう」と言われるのが仕事。」に対して営業部門で出た意見

3,所属部門が果たすべき役割・使命を考えて、部門ミッションを考える

バリューについて理解を深めたら、タウンホールのゴールである、所属部門ミッションを考えます。MVVに沿って、チームが果たすべき役割と使命を考えます。進め方は、次の通りです。

まず、以下のフレームでブレストを行いました。ブレストを行う際は、4人程度のグループにわかれます。なるべく少人数で行い、一人一人が発言の機会を増やすようにしました。

  • 所属している部門で、私たちは、
    誰を、誰に
    どんな働きかけ/サービスを提供して
    ステークホルダーや社会がどうなるか・どんな価値を創出するか

つぎに、全体で各グループがブレストした内容を共有します。
そこから本質的な要素(エッセンス)を抽出して、全体で1つの文章に落とし込んでいきます。


エッセンスを抽出し、1つの文章に落としていくまでのプロセス。(セールスver)


エッセンスを抽出し、1つの文章に落としていくまでのプロセス。(マーケティングver)

以上から完成した、部門別ミッションはつぎの通りです!







部門ミッション策定を終えて

部門ミッション策定後、月末に開催される全社会にて各部門長から策定したミッションを発表しました。言語化して発表したことで、所属部門メンバーの身が引き締まっただけでなく、他部門が何を目指して日々業務にあたっているのか相互理解することができました。

タウンホールに参加してみて、スタッフの声

  • 普段は短期的な業務に目線がいきがちだが、長期的な視点で、自分たちが何のために仕事をしているのかを話し合えてよかった
  • 全社会で発表されたことで、他部門が何のために仕事をしているのか理解でき、チームACROVEがより強固なものになったと思う
  • バリューに沿った良い例/悪い例を考える時間は、自分が日頃仕事をする上で、どんな行動をしているか振り返る良い機会になった

という声が非常に多く、ACROVEミッションを達成するため、新MVVに沿って、チームで同じ目標を掲げられることができたのは良かったのではないかと思います。

最後に

今後もMVV浸透の取り組みは続きます!また別記事で紹介します~!

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