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インターン体験談:自分の正しい道を探して/京都大学工学部G.K

ABEJAのサマーインターンは、昨日をもって全て終了しました。

IoT,Bigdata,AI時代に、最高の仲間と過ごしたインターン

ABEJA史上、最多となる1,000名から選ばれた20数名の参加者の中から、このテクノプレナーインターンを通じての学びや気づきを寄せてくれた学生たちがいます。大きな成長を遂げて羽ばたいていった皆さんなので、ぜひ紹介させてください。

Who am I

私は京都大学工学部情報学科に在籍する、KIM GEEWOOK(キムキウグ、金基煜)と申します。高校3年生の時に、韓国と日本政府が共同に主催する日韓共同理工系学部留学プログラムを志望し、選抜を経て日本に来ました。幼い頃に一年間東京に住んだ経験があるということと、韓国と日本政府から恵まれた学習環境を提供してもらえるということで、日本への留学を決心しました。

現在は学業を優先しながら、インターンシップやハッカソンなどに積極的に参加しつつ、大学での勉強だけでなく、様々な分野の知識も身につけるように努力しています。技術のこと、世の中のことを知った上で世の中にイノベーションを起こせる人材として成長していきたいと思っています。


インターン参加目的

「成長したい」という思いで頑張ってきた自分ですが、いつの間にか自分の方向性に対して疑問を持つようになり、自分の好きなことや、できることなどへも深い考察の必要性を感じるようになりました。自分が進もうとする目標はABEJAさんがよく使う「テクノプレナー」という表現に当たるものです。自分が本当にその目標に向けて進んでいるのかについて深く考察してみたい思いから、ABEJAの本テクノプレナーインターンシップへ参加することを決心しました。

主な3つの取り組み

1. インターンでの課題

2. インターン仲間たちとの交流

3. パーティや勉強会などの様々のイベント参加


1. インターンでの課題

私は今回フロントエンドコースに参加させていただきました。実際に担当したテーマとしては2つあり、1つ目はvue.jsを使って新規事業アプリのプロトタイプを作ること、2つ目はサーバーレスアーキテクチャで実際の業務上で必要となるアプリを構築することでした。2つの課題に取り組むことで、最先端のモダンな開発方法が身についたことはもちろん「サービスを作る」ということへの理解が深まりました


2. インターン仲間たちとの交流

ABEJAではナレッジシェアという文化があり、お互いに知識を共有することが積極的に行われています。インターン生もそのナレッジシェアを一ヶ月のインターンでしていくのですが、とても良い経験でした。各分野で優秀な学生同士が集まり知識共有を毎日するため、とてもたくさんのことを学ぶことができました。

そして、もう一つ独特な体験があります。インターン生同士がシェアハウスで共同生活をすることです。一ヶ月間、一緒に共同生活をする中で単なるインターン仲間を超え、深い交流ができ、とても貴重な時間でした。


3. 社内での様々なイベント

ABEJAでは毎週金曜日に開かれるABECON(アベコン)という社内勉強会をはじめ、様々なイベントが開かれます。普段の自分の専門分野のこと以外の、様々なことをインプットできるので自分の見聞を広めるchanceがたくさん用意されています。インターン期間中は、各々が個別に与えられたテーマに取り組むだけでなく、様々なイベントに参加することで多くのことが学べました。


インターンでの学び

ABEJAのインターンで学んだことはたくさんありますが、そのうちの幾つかをまとめます。

1. サービスを作ることと、もの創りは違う

2. 技術は道具であり目的ではない

3. 常に仮説を立てて検証する

4. 自分が十二分に調査した上で勇気を持って選んだ道は全てRight way、正しい道だ


具体的に説明をします。

1. サービスを作ることと、ものづくり創りは違う

私は数学とプログラミングが好きで、それらを用いたものづくりが大好きです。ものをつくった際の達成感も好きですが、そのものづくりによって利用者が喜ぶ姿を見るときの幸せは言うまでもなく最高です。しかしながら、技術が好きな一人のエンジニアとして物を作っていると、ものづくりの方向性がだんだん利用者中心でなくなる時がよくあります。つまり、「作りたいもの」に寄ってしまうのです。サービスを作り、提供していくということは利用者を中心に考えていくべきなのですが、このことに実際に気がつくのは中々難しいです。ABEJAのインターンシップを通じて顧客を中心としたサービス創りは単なるものづくりとは違うということを学ぶことができました。


2, 技術は道具であり目的ではない

次に、技術は道具であり目的ではないということです。もちろん最先端技術自体が目的となる時もありますが、技術を用いて世の中にイノベーションを起こすという目的を持っている「テクノプレナー」としては、技術とは目的を果たすために伴う一つの手段である、と考えるのがより正しいのではないかということを今回のインターンを通して学びました。


3. 常に仮説を立てて検証する

世の中の課題は既に顕在化しているものもありますが、多くの課題は潜在的なものなので、これから自分の力で見つけるべきだと思います。その見つけ方とは、世の中をよく観察して、常に仮説を立ててみることだということを学びました。世の中をよく観察し、自分なりに考え、仮説を立てる。それを記録していると実際に世の中の課題に近づくことができ、そこからイノベーションは始まるのだということを今回学びました。


4. 自分が十分十二分に調べて調査した上で勇気を持って選んだ道は全てRight way、正しい道だ。

私はまだ学生ですが、だからこそこれからの自分の人生のことを考えてみると無数の選択値が存在します。もちろん現時点で全てを正しく予測し、判断することは難しいですが、常に自分の将来のことを考え、計画することはとても大事なことだと思います。その計画を立てる上では無数の選択肢が存在し、一体どうすればいいのかについて悩み続けるのは私以外の多くの学生も同様だと思います。ABEJAの社長、岡田さんの講演を聴講して学んだことがあります。それは、人生に正解なんてないし、自分がその正解を作ることが唯一の答えだということです。もちろん「確率的に高い」ことはあっても本当の正解はないでしょう。それでは、どうするべきか?

本インターンシップを通して学んだことをまとめます。

 調べる、決断する、努力する

単純なことですが、一言でいうと、自分が十分調べた上で、決断をしたら、それが正しい道であると信じて頑張るしかないということです。自分の正しい道が今回のABEJAのテクノプレナーインターンを通して少し具体的に見えました。今はこれからもっと頑張っていこうというやるきで満ち溢れています。


What is ABEJA

インターンを通じて見えたABEJAは、「情熱と夢を持って、社員全員が世界に挑戦している会社」だと思います。ABEJAは「熱い」です。熱く、「イノベーションで世界を変える」というビジョンの下で社員が働いています。まだまだABEJAの世界への挑戦は始まったばかりなので、これからの未来がとても楽しみです。



上記をご覧いただき、もし、

・インターンを通じて、自分も大きく成長したい

・ABEJAが大切にする考えに共感する(社会人の方歓迎)

という方は、何かご一緒できる機会があれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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