Profit Makersはこの度、各事業をさらに拡大させ会社をより成長させるべく、パーパスとバリューを刷新しました。今回は1年近くにおよぶこのプロジェクトをどのように進めてきたのか、そして新しいパーパスに込める想いをまとめました。
一見して「何の会社か」がわからない悩み
Profit Makersは現在、大きく2つの事業を展開しています。
(1)システム開発・リソース支援事業
高度な技術と知識を活用し、要件定義・アーキテクチャの構築・設計・開発・運用までを一気通貫でサポートしています。ビジネスアイデアを実用的かつ収益の見込めるユーザーニーズを捉えたプロダクトの提供ができることを強みとしています。
(2)人材採用支援事業
豊富な採用経験のある採用エキスパートが、技術部門及び要員の拡大を支援しています。加えて、単純な人材の紹介に留まらず双方にとって最適なマッチングを提案している事業です。
それぞれの事業は順調に成長しているのですが、価値の出せる領域が多岐に渡るぶん、一見すると何の会社かがわからないことが悩みの1つでした。ただ経営陣にはランサーズ株式会社でCTOを経験しIT業界を牽引してきた坂口や、国内のみならず海外サービスの立ち上げおよびプロダクト開発などに知見が深い伊東、大手人材会社などを経てHR領域で多数の実績がある高野が参画していることでそれぞれの強みが発揮できていたとも言える状況です。唯一ブレなかったのは、社名に込められた「社会に対してPROFITを生む」を全うすることでした。
そんなとき、創業8年目を目前にこれからの経営計画をディスカッションする機会がありました。さらに、会社を成長させるためには、採用活動も強化する必要があります。そこで新たに会社の存在意義やこれから目指すべき目標を明確にすべきではないかという判断に至り、リブランディングプロジェクトがはじまりました。
経営陣とPJを推進してくださったチカイケさん
未来に向かう前に、歩みを振り返る
プロジェクト始動にあたって、まずは経営陣それぞれが現状の自社をどのように捉えているか回答していきました。同時に進めたのが、創業前のエピソードと8年の沿革を振り返ることです。Profit Makersでは例えば、先述した社名に込めた想いや、なぜ新卒同期の二人が一緒に創業したのかが中心でした。
ちなみにストーリー整理をするにあたっては、「原体験ドリブン 人生の答えの9割がここにある! 」の著者であるチカイケ秀夫さんにご協力いただきました。チカイケさんには隔週開催のプロジェクトの中で、転換期や価値観などをとにかくヒアリングしていただきました。おかげで社内のぼんやりとしていた共通認識が形になってきたのが2、3ヶ月経ったころでした。
時には社員も参加し、プロジェクトを推進しました
「ハードテック」から得た着想
プロジェクトを進める中で鍵となったのは、経営陣それぞれのバックグラウンドで強みでもある「ITの活用」でした。これからの時代もテクノロジーのニーズは高まり続けることが予想されます。そこで、テクノロジーを上手く使いこなしながら価値貢献ができることが大事だよね、と考えが一致しました。
同時期、特にスタートアップ業界では「ハードテック」が少しずつ注目され始めました。ハードテックを簡単に言えば、困難な課題(ハード)にテクノロジーを活用して挑戦することです。Profit Makersはまさにテクノロジーはあくまで手段の一つだという考え方を持っているので、このキーワードが非常に印象に残りました。
一方で、「ハード」と聞くとパソコンやディスプレイなどの物理的な機械をイメージされる方も多くいます。そのため、このキーワード自体の価値も高めていく必要性も感じています。ただ、おかげでここから着想を経て、テクノロジーの本質的な価値は、上手く活用すれば誰でも便利に何かができたり、課題が解決されたりすると整理することができました。
こうして数回のディスカッションを経て、パーパスは「むずかしいを、かんたんへ。」に決定しました。ちなみに当初は経営理念とするか、指針とするか、パーパスにするかも悩みましたが、Profit Makersでは未来への期待感も込めてパーパスとしました。
価値観を言語化する意味
パーパスが決まれば次はバリューの策定です。ここではパーパスを実現するために必要な価値観をすり合わせました。最終的には以下の3つに決定しました。
チカイケさん資料より
HARD 難しい課題へ挑戦
困難な課題に立ち向かい、自分たちの限界を超えた成長へ挑戦の挑戦をする
WHY 目的に向けた課題を解決
目的を明確に把握し、顧客に合わせた最適な戦略で目標達成をする
SIMPLE 物事をシンプルにする
複雑な問題を分かりやすく整理し、効率的、効果的な解決策を追求する
複雑な課題をシンプルにして解決する。それがハードテックカンパニーとしての使命であり、難しい(ハード)課題を、プロとテクノロジーの力で解決することこそがProfit Makersだと考えています。
最後に
ProfitMakersは、日本独自のスタートアップエコシステムを作り上げ、日本の将来を担うスタートアップ企業の躍進を後押しする「ハードテックカンパニー」としてこれからさらに成長していきます。
ユーザやクライアントとともに成長し、新たな価値創造とスタートアップエコシステムの醸成に貢献し続けるプロ集団として世界に誇れる起業家・サービスを生み出し続けていきませんか?今回の記事で興味を持ってくださった方がいればぜひ、一度お話ししましょう。ご応募お待ちしています。
※この記事はnoteの転載です
https://note.com/profitmakers/n/n5f347f7e1b5b