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地図・検索基盤Gインタビュー~ONE COMPATHの縁の下の力持ち~

株式会社ONE COMPATH 人事の山口です。

今回は弊社のサービスの基盤となる開発を担当している部署、「地図・検索基盤G」の船越(ふなこし)さん、正木(まさき)さん、坂本(さかもと)さんにインタビューを実施しました!

なかなかニッチな分野ですが、弊社サービスを支える縁の下の力持ちとして活躍しています。ぜひ皆さんご一読ください!


<目次>

・ONE COMPATHの縁の下の力持ち。地図・検索基盤Gの仕事とは

・地図そのものを作るからこその苦労

・普段の勉強方法について

・求める人物像は?どんな人が活躍できる?

ONE COMPATHの縁の下の力持ち。地図・検索基盤Gの仕事とは

                             左から 船越さん、正木さん、坂本さん

ー地図・検索基盤Gはどんな部署ですか?

船越さん:弊社で運営しているMapionをはじめとする各種サービス上の地図の生成・配信や住所・郵便番号等のデータを検索する仕組みを作るような業務を行っている部署です。

大まかに「地図チーム」と「検索チーム」にメンバーが分かれており、地図チームは2名、検索チームは4名(※外部パートナー含む)で運営していますが、全体の統括を私がリーダーとして行っています。今年の4月から新人メンバーも入り、だんだんと組織体制が整ってきました。


ー明確に担当業務が分かれているのですね!では皆さんの具体的な業務内容を教えてください。

坂本さん:地図チームでは、現在は2つのプロジェクトが走っています。

一つは「ラスター配信(注1)」のプロジェクトで、現在はベトナムでのオフショア開発を行っています。翻訳担当の方がいるので基本的には日本語でやりとりをしますが、繁忙期は毎日のように連絡や確認作業が発生します。

もう一つは「ベクター配信(注2)」のプロジェクトです。外部パートナーが開発してくれたものを、私がレビューしています。

地図システムには、大きく分けて「生成」側と「配信」側のシステムがあり、現在はラスター・ベクターの配信側システムを重点的に対応しています。時期によって注力するポイントが変わるので、その時々で必要な対応を進めるイメージです。

※注1:gifやpngなどの画像データをタイル上に並べて、地図を表現したもの

※注2:点や線などのベクトルベースのタイルで構成されており、読み込み時にクライアントサイドで描画されるもの


正木さん:検索チームでは、住所や郵便番号、店舗情報など主に位置情報に関するデータ管理を行い、これらのデータを元に簡単に検索できるようなAPIの開発を主な業務としています。

例えば、天気の情報を専門で扱っている会社からAPIを利用して提供されたデータを、弊社仕様にカスタマイズして自社サービスに提供するというようなことを行っています。

上記のような業務がもちろんメインではありますが、どんな形でカスタマイズが必要かなどの内容を他部署と会議したり、チームメンバーでレビューしあったり、という業務もあります。


ーONE COMPATHの自社サービスのまさに根幹となる部分を作っているのが皆さんなんですね・・・!チーム内での連携はどのように行っているのでしょうか?

船越さん:月曜日にグループの定例会があるのと、火曜日〜金曜日も毎日15分、朝会を行っています。前日の成果の振り返りと今日のタスクの確認を含んだ情報共有のための時間です。

そこでそれぞれが進めている業務の内容を把握します。私はリーダーとしてマネジメントも行っていますが地図チーム・検索チームの業務も少しずつ持っていて、メンバーをサポートしています。


ー定期的なMTGによって連携がスムーズに行われているのですね!やり取りはslackが多いですか?

坂本さん:そうですね、わからないことは専門の知識を持った人にslackで質問したり、出社していれば直接話を聞くこともあります。

それと自分が仕入れた技術に関する最新情報を共有できるようなチャンネルも最近作りました。同じところで苦労してる人のためにもなるし、自分の備忘録としても役立っています!

地図そのものを作るからこその苦労

ーお話しを伺う限り高度な知識や専門性を問われるお仕事だと思います。苦労された経験等もありますか?

正木さん:大規模なデータのリプレイス対応を行った際は本当に苦労しました。我々の扱っているデータは色々なサービスに影響があるので社内の調整も一苦労でした。Mapionは長い歴史のあるサービスなので、もともとの仕様を安易に変える、ということも難しいですし、レガシーな仕組みがゆえに理解できる人も少なくて・・・

現行の仕様に合わせる形で何とか調整はできたものの、完了までには約2年ほど時間がかかりました。でも、長期プロジェクトであったということもあり、おかげさまで地図データを提供してくださってる外部の企業とは連携が深まり、プロジェクト後も飲みに行く仲になりました(笑)


坂本さん:私の場合、前職では地図を「利用する側」でした。実際地図を「作る側」になってみて、想像以上に知識のキャッチアップが難しかったことを覚えています。

まずは社内で行っていた簡単な説明会のようなものでGIS関連の知識をつけ、あとは仕事をしながら覚えました。社内向けの資料も整備されていますし勉強会も定期的に行っているので、興味さえあればキャッチアップが可能な環境だと思います。

普段の勉強方法について

ーお二人にも苦労があったとのことでしたが、これからこの分野に足を踏み入れる方のために、現在の知識のアップデート方法もぜひ教えてください!

坂本さん:RSSで登録しておいて気になった記事はよく読んでいます。実際に自分で試してみたり・・・プロジェクトを進める中で自分にとって新しい技術に出会うことがあれば、とことん調べますし、詳しい人に聞いて理解を深めるようにしています。

正木さん:クラウドサービスのカンファレンス(AWS SUMMIT)や検索系の勉強会にオンライン・オフライン関わらず参加したりしています。また会社で受講できるUdemyなども活用しています。

求める人物像は?どんな人が活躍できる?

船越さん:私たちの強みは自社で地図や検索に関するデータを加工から配信、その後の運用まで一貫して行っていることです。なのでやはり、開発して終わり、ではなくその後の運用のこともまで配慮してお仕事をしてくださる方だと嬉しいです。

坂本さん:自社サービスの開発者として、やはり当事者意識は常に持っていていただきたいです。「おかしいな」と思ったときに声を上げられたり、自分で改善のために動けたりできるような能動的な方を求めています。あとは先にお話ししたように地図に関する知識は専門的なことも多いので、地図に興味があったり、趣味として楽しんでたりする人も適性が高いと思います。

正木さん:自分で物事を推進できるような自走力も、周りをうまく頼り頼られながら業務を進められる伴走力も、バランスよく持ち合わせた方が合うんじゃないかと思います。ある程度自分で考えて開発できることは重要ですが、一人の力で最後までやりきろうとするのではなく、どんなプロジェクトも最終的にはチームプレーで完遂したいですね。


以上、ONE COMPATHの縁の下の力持ち、「地図・検索基盤G」の皆さんへのインタビューでした!少しでも興味を持っていただいた方はぜひカジュアル面談でお話ししましょう!

ありがとうございました!


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